茶道部 「新入生歓迎茶会」

 入学式後、茶道部は新入生歓迎茶会を生徒玄関前で催しました。今年初めての試みで、歓迎の心を込めて野点傘を立て、花は山吹、いかり草、岩やつでを生け、短冊は鈴村校長先生筆の「柳緑花紅」を飾りました。「やなぎはみどり、はなはくれない」とも読み、11世紀の中国の詩人・蘇軾(そしょく)の詩からの引用で、「この世のものは種々様々に異なっており、それぞれに自然の理が備わっている」という意味であり、新入生1人ひとりがそれぞれに豊かな日々に向けて門出してほしいという校長先生の気持ちが現れています。
 当日は50名を超える大勢の新入生とその保護者の方々が来てくださり、部員一同が、こころづくしのお茶とお菓子でおもてなしをさせていただきました。裏千家の正教授梶宗雅先生のご指導のもと、前日から準備に励んだ甲斐がありました。来て下さったみな様、どうも有り難うございました。
 なお、茶道部では、8月31日(水)文化祭でも協賛茶会を催しますので、どうかお越しください。部員一同、お待ちしております。