ご挨拶
本校は明治44年に江沼郡立実科高等女学校として創設され、その後変遷を重ねながら県内有数の伝統校として114年の歴史を刻んでまいりました。この間「自主自律」を重んじる校風のもと、本校で学び、巣立った卒業生は2万7千名を超え、県内はもとより国内外の幅広い分野で活躍しています。 また、勉学と部活動は一体のものであるという「文武不岐(ぶんぶふき)」の精神のもと、生徒たちの熱心な取り組みにより「文」と「武」が互いに相乗効果をもたらしています。「文」である勉学では難関国立大学から私立大学、短期大学、専門学校など幅広い進路先を保証するとともに、「武」である部活動では本県で最も歴史ある弓道部をはじめ、体操部、放送部などが全国大会に出場するなど、学業や、スポーツ、文化活動の面において成果を挙げています。さらに、探究型学習では、生徒が地域課題の解決策を提案する「地域探究活動」に積極的に取り組むとともに、本年度は、県のSTEAM教育推進モデル校に指定され、文理横断型での探究活動や、データサイエンスによるより科学的に依拠した手法、更には地域や外部人材との連携にも力を入れ、GIGAスクール構想実現モデル校で培ったICT活用による手法も取り入れながら生徒の学びを進化させております。
昨年度後半より「生徒を主語とした高等学校教育の実現」を目指す取り組みを進めているところです。学習活動、課外活動、探究活動や進路実現に向けた活動などの本校での教育活動において生徒が主体性を発揮できるよう、教職員、保護者、地域が一体となり、生徒の支援にあたってまいります。
このホームページを通じて本校の様子を発信してまいります。お気づきの点がございましたらご意見やご感想をいただけると幸いです。
令和6年4月1日
石川県立大聖寺高等学校
校長 弥久保 悦朗
(令和5年4月着任)