校長先生ブログ

勉強と心の「氷山の一角」!見えない部分をふくらませよう!

    勉強と心の「氷山の一角」!
               見えない部分をふくらませよう!
                           ~12月の全校集会~
                                                                  12月1日(月)
  
    今日は、「氷山の一角」の話をします。氷山は、氷の山で海に浮かんでいます。海の上に見えるのがほんの少しで、ほとんどは海の中にあり、かくれています。見えるのが全体の10%、かくれている部分が全体の90%です。表面に現れたのは、大きな物事のほんの一部分であると言うたとえに使われます。

  まず、勉強の「氷山の一角」です。勉強で目に見えるのは、何かな?
今、全校統一テストや学力調査の学校での勉強や家庭学習や自学に取り組んでいます。そのことが、氷山の下の方です。氷山の上の方は、点数とかです。
  点数がよいと言うことは、見えている部分が大きいと言うことです。見えている部分を大きくするためには、見えている部分よりも見えない部分を大きくしないといけません。
勉強をたくさんすると、点数もよくなるのです。頑張って下さい。

  次に、心の「氷山の一角」です。心には、奥深くに眠っている「潜在意識」(水面下に隠れている部分)とそれの表れである「顕在意識」(水面から突き出している部分)があります。顕在意識は、物事を決めたり、悩んだり、願いを持ったりする心です。潜在意識は、表面に出る心をコントロールする大きな心です。人格・人間性ともいいます。いい心が表れていることは、かくれている心がすごくいいのです。
  心で目に見えるのは、何かな?例えば、笑顔の木です。よい行いは、行動で見えます。行動は、氷山の上の方です。氷山の下の方は、心の中にあります。6年生の心の中をのぞいてみました。4月に質問紙調査のアンケートがありました。その結果をまとめてみると、6年生は、とてもいい心でした。心の見えない部分がとても大きいです。
 
 ・ものごとを最後までやり遂げる   本校93% →   県平均71%   
  ・失敗を恐れず挑戦している          本校50% →   県平均23%   
  ・将来の夢や目標がある                本校93% →   県平均67%  
  ・学校へ行くのが楽しい               本校87% →   県平均47% 
  ・家の人に学校での出来事を話す   本校68%  →   県平均48%
  ・学校のきまりを守っている              本校75%  →   県平均39%
  ・友だちとの約束を守っている          本校81%  →   県平均67%
  ・人の気持ちの分かる人間になりたい   本校87% → 県平均73%
  ・人の役に立つ人間になりたい         本校87%  →   県平均71%
   
    6年生の潜在意識の心は、とても素晴らしい心です。伸びしろの大きさを感じる心のエネルギーがあります。
 
    みなさん!いい心で、いい考えで、いい行動を自信を持って行い、勉強の追い込みと心の成長をしっかりさせて、2学期のしめくくって下さい。

                潜在意識+行動+努力=願いの実現