校長先生ブログ

平成26年度 ありがとうございました

        花に水 人に愛 教育に心 そして 人生に夢
                         ~平成26年度 ありがとうございました~
                                         3月24日(火)
 
   大切なもの、欠かせないものは何ですか?「花に水 人に愛 料理に心」は、料理研究家の神田川俊郎さんが、いい料理を作るために欠かせないものとしてを掲げている言葉です。そこで、その言葉を学校と人生にあてはめて、必要なものを考えてみました。いつも、心の中に抱いて教育活動を営んでいます。
                
     その言葉は「花に水 人に愛 教育に心 そして 人生に夢」です。
「花に水」
 ・花には水が必要です。
 ・水がないとしおれます。土の中の栄養分を溶かして取り入れることができません。
「人に愛」
 ・愛がないと心がすさみます。
 ・愛・愛情とは、親切、思いやり、感謝、礼儀、お互いの理解、許し合うことなどです。
 ・まわりの人を大切にすることで、巡り巡って自分も大切にされるものです。
「教育に心」
 ・教育は、心をこめてです。
 ・子どもたちの成長を目指すための責任感と使命感、子どもたちへの愛情、確かな力量が、教育へのエネルギー源です。
 ・教育は人なりです。
「人生に夢」
 ・夢や希望が自分を大きくしてくれます。
 ・その実現に向けた自己研鑽が自己成長を促進します。
 ・「夢なき者に成功なし」は吉田松陰の名言です。
  
 「教育に心」の所を置き換えて、アレンジしてみて下さい。
 
 例えば、勉強に頑張るなら「花に水 人に愛【学びに心】そして 人生に夢」です。【学びに心】というのは、勉強は学ぶ意欲が第1です。そして、自ら疑問を持って課題を見つけ、解決に向けて追求していくことが求められます。
 
 スポーツに頑張るなら「花に水 人に愛 【技に心】そして 人生に夢」です。【技に心】というのは、技を発揮するために一瞬の対応力を磨くということです。スポーツのどんどん場面が変化していく中で思考力や判断力が勝負の分かれ目です。なぜそうしたのかその意図が求められます。

  青色発光ダイオードの開発でノーベル物理学賞を受賞した中村修二教授は、自らの疑問を解決していくことが好きで、そのことが生活に役立ちしました。技術革新により、北陸新幹線も開通し、産業や生活に影響を与えています。全てが、人々の夢の実現です。
 
 この言葉によって、心のともし火が消えそうになった時、心の支えとなり「頑張ろう」とする情熱が湧いてきます。ノーアタック・ノーチャンスの精神です。挑戦しないと好機はつかめません。

 終わりになりましたが、保護者や地域の皆さまには、平成26年度の1年間、萩野台小学校の教育活動への深いご理解と温かいご協力に対し、厚く御礼申し上げます。
 
  今後も、萩野台小学校と子どもたちの健全な成長へ向け、誠心誠意頑張りますので、ご支援ご指導を末永くよろしくお願い申し上げます。