2025年8月の記事一覧
【1学年】地域探究トライアルキャンプ
7月下旬に1年生は1泊2日の地域探究トライアルキャンプに参加しました。
1学期から探究してきた7つのコースが2日間かけてフィールドワークし、羽咋市を中心とする地域社会づくりや地域が抱える課題解決に関する現場を訪れました。
合宿場所:国立能登青少年交流の家(1泊2日)
■ 幸福観想コース
高齢者の方と交流し、生きがいある地域社会のあり方を考える。
■ 自然共生コース
害獣生物の活用や調理の取り組み、共生のあり方を考えるため焼きそばづくりで実食体験。イノシシ肉の焼ける香ばしいにおいにたまらずつまみ食い。
■ 文化伝承コース
過疎が深刻な地区の獅子舞の現状を知り、祭りを通した地域活性について考える。
■ 交流創出コース
羽咋駅前周辺が変容した理由を考え、賑わい創出により暮らしを豊かにするための取り組みや、商店街事業者さんの思いから地域活性を考える。
■ 健康躍動コース
県立看護大学花垣教授の講義。老いについてイメージし、高齢者と地域の関わりから健康で幸福な生き方を考える。
■ 歴史国宝コース
妙成寺の国宝認可に向けた取り組みを知り、認知度をあげるためのアイディアを考える。
■ 防災減災コース
内灘町の震災被害の見学や住民の方との交流から、今後同様の災害に対し柔軟に対応し、地域住民同士をつなぐまちづくりを考える。
地域の方との対話や現地での観察を通して、現実の地域課題はさまざまな立場や視点が絡み合っていることに気付きがあったようです。
今回のフィールドワークを通じて、生徒は地域課題に対する当事者意識を持ち、探究活動の問題解決に向けた基礎的な力を身に付けることができました。この経験をもとに、今後の本格的な探究に活かしていきたいと考えています。
【2学年】滋賀大学キャンパスツアー
DXハイスクール事業の一環として、8月19日(火)に理系クラス、21日(木)に文系クラスが滋賀大学キャンパスツアーに参加しました。
滋賀大学は日本初のデータサイエンス学部を設置したデータサイエンス教育のパイオニアといえます。
その先駆けである滋賀大学でデータサイエンス学部の模擬講義を体験し本物に触れてきました。
DXハイスクールの取り組みの視察がありました
8月4日(月)、香川県立高松西高等学校の先生が、DXハイスクール採択校である本校の取り組みやICTを活用した教育実践について視察に来られました。高松西高校は本校同様令和6年度DXハイスクールに採択され、現在、授業・探究活動・課外活動等に生成AIの活用を進められているそうです。
高松西高校の先生は本校に導入された『VRゴーグル』や『宇宙エレベータ―』などのデジタル機器の探究活動への活用方法や、地域課題解決に向けたアプリ開発の取り組みには特に関心を示されていました。
それぞれの先進的な取り組みを共有し、互いに知見を深めていけたらと思います。