探究Diary

DX探究未来塾

STEAM教育公開授業を実施しました

11月19日(水)、5・6時間目に1・2学年のSTEAM教育公開授業が行われました。

1学年:アプリ開発中間発表会を行いました
9月から取り組んできたアプリ開発のテーマは「たったひとりの困りごとを解決するアプリ」。身近な誰かの“ワガママ(困りごと)”を叶える機能を考え、今回が初めての成果発表となりました。

課題を決定し仮説を立て、分析やリサーチを繰り返すことで、表面的な課題の奥にあるアプリユーザーの“隠れた本音”を引き出しました。その上でプログラミングでUI設計を実践し、これまで学んできた探究プロセスをアプリ開発に結びつけることができました。

ワールドカフェ形式で実施した発表は、全員が発表者と聞き手を体験し、多くの班と交流しながら多様な視点や意見を取り入れ互いに学びを深めました。 

 

2学年:第4回探究中間発表会を行いました
今年度は探究の目的を明確にし、フィールドワークやインタビューを重ねることで複数回の探究サイクルを経験しています。
11月1日(土)の第3回中間発表で得た助言をもとに、内容やプレゼン方法を改善。課題をより深く捉え、自分たちなりの考えをまとめたことで、発表内容は一段と充実したものとなりました。

両学年とも、主体的に学びを深める姿勢が表れた公開授業となりました。STEAM教育の醍醐味を感じられる一日でした。

等身大の挑戦で地域に仕掛けを!『2学年探究中間発表会』

学校教育ウィーク学校公開初日の11月1日(土)、これまでの探究活動の成果を発表する「2学年探究中間発表会」が開催されました。 10コースに分かれた38班が見どころをアピールした多彩なテーマで、それぞれの視点から考察や研究結果を発表しました。

= コースの紹介 =
■デジタル ■宇宙エレベーター ■環境新創
■健康躍動 ■交流創出 ■自然共生  ■地域防災 
■文化伝承 ■歴史国宝 ■幸福観想

発表会の最中、どこからかデジタル音が聞こえてきます。

音のなる方に向かうと、

自作したゲームを実際に体験できるデジタルコース「ゲームで変える高齢者の未来」の発表からでした!
観衆がプレイヤーとして関わることで、発表が一方通行にならず聞くだけのプレゼンよりもずっと印象的です。

 

そして、他班の発表や質疑応答から新しい気づきを得ることができ、互いに学び合えた時間となりました。

最後に教員からの講評を受け、今後の探究活動をさらに深めるためのヒントや励ましの言葉が伝えられました。

今回の発表会での改善点を踏まえ、11月19日(水)に行われる『STEAM教育推進事業モデル校公開授業』にて、2学年は再び探究発表会に臨み、さらに磨きをかけた成果を披露します。
また、1学年は2学期から取り組んできたアプリ開発の中間発表会に挑戦します。

たくさんの保護者・地域の皆様にご来校していただき、ありがとうございました。

 

東京大学教授が母校に帰ってきた!赤川先生から学ぶ探究活動

10月20日(月)、本校OBであり、現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部社会学研究室教授の赤川 学先生が帰省のおりに本校を訪れてくださり、探究活動に関する意見交換の機会をいただきました。

探究活動を一方通行で終わらせないように実社会との接点を重視した探究の進め方や、教員自身の探究指導力の向上についてご助言をいただきました。

第一線で活躍されている研究者の視点に触れることで、教員にとっても探究のあり方や指導の視点を見直す有意義な機会となりました。

赤川先生、貴重なお時間をありがとうございました。


赤川先生著書の書籍をご寄贈いただきました!

【2学年】11月1日(土)の『探究中間発表会』に向けた練習

10月16日(木)、2学年はこれまでの探究活動の成果をまとめ、中間発表会に向けた発表練習を行いました。

今年度の探究活動では、宇宙エレベータ、デジタル、文化伝承、交流創出、自然共生、環境新創、健康躍動、幸福観想、歴史国宝、地域防災の10コースに分かれ、全38班がそれぞれのテーマに基づき活動を進めてきました。
各班は自ら問いを設定し、調査・実験・地域との関わりを通じて、多様なアプローチで探究を深めています。

今回の練習で見えた改善点をもとに、さらに内容をブラッシュアップし、11月1日(土)の学校公開授業で1年生や保護者、地域の皆様に向けた中間発表会の本番を実施します。

生徒たちの主体的な学びの成長をぜひご覧ください。

いよいよ動き出す!たった1人のためのアプリ設計

10月7日(火)、1年生がアプリ開発の基礎を学ぶ授業に取り組みました。

開発アプリ「MIT App Inventor」を使用して、簡単なアプリ開発に挑戦です。プログラミング学習用のアプリであると同時に、世界中の人とつながるコミュニケーションツールとしての側面も持っています。

 今回のテーマは「羽咋市の観光客向けアプリ」の作成。個人でたった1人の観光客を想定し、その人物像(ペルソナ)を細かく設計しグループ内で共有し合いました。

ペルソナの気持ちやありたい姿を詳細に想定することで、ユーザーに寄り添ったアプリの設計を目指します!