学校日誌
2/2 科内課題研究発表会 実施できました。
2/2(金)3年生の科内課題研究発表会を行うことが出来ました。震災のおかげで、今年は出来ないかも知れないと当初は思っていましたが、このようにできることを嬉しく感じています。
震災の影響で1月は3年生がなかなか集まることができず、1月の後半1週間の突貫工事で本日の発表会までたどり着くことが出来ました。今年1年間の工業高校らしい探求学習の成果を発表していましたが、やはり準備の期間が短く、班員の全てが集まれなかったことから、内容については満足がいかないかもしれません。
しかし、生徒は原稿を読まずに、発表にチャレンジしていました。
来週の2/8(木)は、全校生徒で校内課題研究発表会を行います。各科の代表は本日の反省を踏み台にして、立派な発表になるよう、さらに磨きをかけてください。
2/1 技能検定の補習が始まりました。
2月17日(土)に行われる技能検定普通旋盤3級とシーケンス制御3級の実技補習を今週から始めました。
地震のため当初の予定より1か月近く伸びましたが、生徒たちは連日、放課後頑張って補習を受けています。
1/29 部活動の有り難さ
1/15(月)から部活動が再会していましたが、まだまだ全部の部活動とはいかず、出来る生徒のみとなっていました。
しかし1/29(月)公共交通機関の復旧に伴い、多くの部活動が活動するようになり、安堵しています。今日は、春のような天気でグラウンドには野球部、ラグビー部、サッカー部、屋内でもバスケットボール部、バドミントン部、卓球部が活動していました。剣道部、柔道部は日曜日に部活動したため本日は休みでした。
はやく、全ての生徒が明るく元気に部活動が出来るようになってほしいと、強く祈っています。
1/23 バランス思考を目指そう
1月23日(火)、11Hの生徒を対象にスクールカウンセラーによる心理学講座『バランス思考を目指そう』を行いました。私たちはつらいときや未知のことには考え方が偏りやすく、とっさにネガティブな考え方をしがちなのだそうです。しかしながら、そのとっさの考え方に『ちょっと待てよ~』と自分で突っ込みを入れ、考え方を変えることができれば、つらい感情が軽くなることもあるのだというアドバイスをいただきました。生徒にはこれからの日々の生活の中で意識してみてほしいと思います。
以下、生徒の感想を紹介します。
- とっさの考えとバランスの取れた考えで、悲しみの強さが変わることを知ることができてよかったです。
- 『人生=生きづらいもの』ということに共感した。ネガティブな考え方をしがちなので、前を向いていこうと思った。
- 今後、何か嫌な出来事があっても、すぐに悲観的に考えるのではなく、バランスの取れた考えを持つようにしようと思った。
12/25 正門に魅力の灯り
本校の3年生は課題研究を学習していますが、3年建設デザイン科のグループが、本校正門前に魅惑的なモニュメントを竹で制作しました。
インターネットで調べた「竹あかり」を参考に、大きなモニュメントは雪吊りをイメージしています。
画像でもきれいですが、是非、実物を見にいらしてください。
12/23 本校で技能検定が実施。
機械システム科の1年生が普通旋盤3級を、1・2年生が機械検査3級を、建設造形科の1,2年生が大工工事3級の実技試験を受検しました。技能検定は国が技能を証明する国家検定で多くの企業でも奨励されています。
本校では全校で49名の生徒が後期の技能検定を受検します。
多くの生徒が、自分の将来のために放課後補習を受けて、自分を磨いています。
工業健児として、社会に貢献できる人材になってほしいものです。
12/11 地質調査業協会から地質について学びました!
地質調査業協会の担い手確保・育成事業の一環として、2年建築・土木コースの生徒が地質調査について学びました。
全体で説明を聞いた後、4班に分かれて実体験を行いました。
内容は、調査ボーリング、ボーリングコア、貫入試験、観測機器についてです。
初めて聞くことも多く、生徒にとっては少し難しい内容でしたが、施工で習ったボーリング試験は興味津々といった感じで、試験時に出る大きな金属音に驚いていました。
最後の生徒の感想にあった通り、今後の進路選択に役立てて欲しいです。
12/6 建設業と羽咋工業との意見交換会
「みんなの地元で活躍する建設業を知ろう」と題して、地元建設業協会の方々と本校建設デザイン科の1・2年生が小グループに分かれて交換会を行いました。
2年生はそれぞれに「夏の暑さ対策」、「仕事のやりがい」、「資格の重要性」などについて企業の方へ質問を行い、改めて将来について考えるきっかけにしていました。
1年生は、フルハーネスとパワーアシストスーツの着用体験を行いました。
パワーアシストスーツは、重い物を地面などから持ち上げる際の腰などへの負担を軽減する器具です。
生徒たちは、ポリタンク(1個15kg)を両手に持ち上げたり、友人を抱え上げたりして、アシスト効果を実感していました。
フルハーネスは、高所からの墜落を阻止する器具です。
着用した際には半信半疑だった生徒たちも、フルハーネスで本当に体重を支えることができて、驚いていました。
11/25-26 R5 PTA研修旅行
11月25日(土)~26日(日) PTA研修旅行で中京方面へ出かけました。
高山短期大学にて INAXライブミュージアムにて
PTA研修旅行で、私たちは高山短期大学とINAXライブミュージアムを訪れました。高山短期大学では、先進的な教育手法と広い実習室で快適な雰囲気に触れ、学びの新しい次元を経験しました。また、INAXライブミュージアムでは陶磁器の歴史や製造プロセス、さらに実際の作品を通して美術と工芸の融合に感動しました。両施設での研修は、知識の深化だけでなく、視野の拡大にも繋がりました。これからの工業教育やPTAの文化活動に対する理解が一層深まり、貴重な経験ができたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。
参加された保護者の皆様、お疲れさまでした。貴重な休日なのに研修旅行に参加していただき、本当に感謝しています。楽しいことが沢山ありましたね。やはり、教職員と保護者で子供を支えるPTAは大切だと再認識しました。来年も多くの保護者の参加を願っています。(校長)
11/21 ふるさと教育推進に伴う講演会
本講演会は、羽咋市教育委員会事務局文化財課のご協力により、1学年生徒を対象に行われました。目的は、石川県ゆかりの偉人・先人の功績や地域の課題を学ぶことにより、郷土に対する誇りと愛着を深め、地域の活性化に貢献する資質・能力を育成することです。講演では、羽咋市の重要文化財である「妙成寺」の現状と課題についての興味を深めたほか、工業人として勉強になる部分も見られました。特に、その建築における当時の設計者の思想の一端を図面から読み取ることができるなど、一見気付かないような部位にも奥深さがあることに驚かされました。さらに、文化財の「保存」と「活用」を一体的に行うことの重要性を知ることができ、羽咋市が日々その推進を行っていることも勉強になりました。講師の中野様はじめ羽咋市職員の方々、ありがとうございました。
講師:羽咋市教育委員会事務局文化財課係長
兼 羽咋市歴史民俗資料館学芸員 中野 知幸 氏