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第4.5回ゆめかなプロジェクト

 6月28日(金)。2年生が沖縄へ修学旅行に行っているこのタイミングで、1年生を対象に「他地域を知る」というテーマで学習しました。今回の講師は本校教員5名です。生徒は自身の希望をもとに各ブースに分かれて、奥能登とは異なる5つの地域について学びました。

 

ブース➀ 「そうだ、京都、行こう」 by 錦木先生

 大学時代を京都で過ごした錦木先生。自身の学生時代の写真を使いながら、お寺やラーメン、鴨川のカップルの話まで幅広く紹介してくれました。なかでも、京都弁のレッスンは盛り上がりましたね!

 

ブース② 「いきなり!オーストラリア」 by 岩井先生

 キャンプ・サバイバル大好き岩井先生。学生時代のオーストラリアでの経験を余すことなく伝えてくれました。わが身一つで異国に飛び込んでいった岩井先生の話を聴いていると、なんだか勇気が湧いてくる気がします。

 

ブース③  「島根」 by 原先生

 島根県松江市から今年珠洲にやってきた原先生。地元でも知っている人が少ないのですが、珠洲市と松江市は姉妹都市なんですよ!原先生も、この能登半島の先端、珠洲まで来ることになったことに不思議な縁を感じておるようです。

 

ブース④ 「ぼくのデンマーク」 by 長谷川先生

 昨年、新婚旅行で北欧デンマークに行ってきたという長谷川先生。「なぜデンマークなのか?」との問いに、「半島だから」と切り返す先生に、生徒たちは何やら奇妙なものを見たという顔をしていました。

 

ブース⑤  「いいな~いいな~東京っていいな♪」 by 笛木先生

 我らが野球部監督の笛木先生。実は東京出身で、高円寺を愛する男なのです。東京23区言えるかな?ゲームを皮切りにして、東京の高校と本校のような地方の高校それぞれにある良いところを確認できました。

修学旅行3日目

 修学旅行3日目は、天候に恵まれた日になりました。

 万座毛は最高の天気で私たちを迎えてくれました。美ら海水族館では、ジンベイザメ、チンアナゴ、マナティやウミガメなどここでしか見ることができない珍しい生き物を見学しました。たくさんのお土産を購入している生徒もいました。

 午後は4グループに分かれて沖縄自然体験プログラムを行いました。心配されていた天気は見事に回復し、予定通り全ての活動を行うことができました。沖縄の自然や文化を肌で感じ、その素晴らしさを実感したようです。

 夕食後は、バスガイドさんと運転手さんのグループ「琉まーる」によるサプライズライブが開催されました。民謡や沖縄を題材とした歌謡曲を披露していただいたり、修学旅行中に誕生日を迎えた3名をお祝いしていただいたり、全員でアツい夜を過ごしました。生徒から「帰りたくない〜」という声も聞かれました。

 本日は最終日です。全員で無事に帰ってきます。

 

修学旅行団より

修学旅行2日目

 2日目は平和学習を中心に活動しました。糸数アブチラガマでは、ガイドさんの案内でガマの中を散策しました。途中で全ての灯りを消すと、水の音と近くの人の声だけが聞こえる当時の暗闇を体験することができました。ひめゆりの塔では、同年代の人達がどのように戦争に参加していたのかを学び、佐喜眞美術館では、現代の基地問題について考えさせられるお話をしていただきました。 

 「平和のこと、自然のこと、命のことを自分の問題として考えてほしい。」一人ひとりが沖縄の歴史を受けとめ、平和への想いを新たにしたようです。

 台風の接近など、天気は依然として心配されていますが、朝、昼、夕と元気にご飯を食べ、琉球村ではアイスクリームやサーターアンダギーを食べる様子が見られました。 

 

修学旅行団より

修学旅行1日目

 懸念されていた天気も旅程に影響を見せず、115名の修学旅行隊は、大きなトラブルなく沖縄に到着しました。

 生徒達は長旅の疲れも見せず、国際通りでの観光を満喫しました。

修学旅行団より

第4回ゆめかなプロジェクト

 6月7日(金)、ゆめかなの時間のようすをお伝えします。
 1年生。今回の素材は「スペイン語」「豆」「障害」「お米」でした。

 

チームY

「Let’s enjoy Spanish」
講師:マシュー・シンコースキー 先生

 

チームM

「青大豆苗づくり体験」
講師:向一郎 先生

 

チームK

「障害に対する理解を深めよう」
講師:ワークショップすずの方々

 

チームN

「食といのちを見つめる旅24年目~お米さんを信じてきたらこうなった」
講師:坂山保之(やっちゃん) 先生

 

 さて、2年生。今回も2グループについて報告します。

 こちらは「廃列車カフェを開こう」グループ。
 廃列車と関係ないじゃん!と思われたかもしれませんが、カフェで提供するメニューの試作の様子です。オープンは9月ころの予定。全国の鉄道ファンの皆さん、続報をお待ちください。

 

 こちらは「珠洲・能登の祭り」グループ。
 珠洲市・能登町のキリコ祭りにフォーカスしています。飯田高校ゆめかなプロジェクト専用チャンネルに「蛸島地区キリコ祭り」の動画をアップしましたので下記URLから是非ご覧ください。


https://www.youtube.com/watch?v=yIht3pMLlTM

第3回ゆめかなプロジェクト

 5月17日(金)のゆめかなの時間です。
 まずは1年生。4チームに分かれてのテーマ別学習の初回でした。今回触れる4つの素材は「アート」「国際協力」「植物」「イノシシ」です。それぞれの素材ごとに、外部から講師の先生をお呼びして授業を行いました。

 

チームY

「奥能登国際芸術祭から自分の未来と珠洲市を考えよう」
講師:鹿野桃香 先生

 

チームM

「ウガンダに住んでみました」
講師:八重樫さやか 先生

 

チームK

「身近なところから知る里山の生物多様性とその可能性」
講師:伊藤浩二 先生

 

チームN

「猪の命と私の思うこと」
講師:中林昌人 先生

 

 続いて2年生。まだまだ動き出しの段階ですが、いくつかのグループのようすを覗いてみましょう。

 こちらは「ゆるきゃら」グループ。
 PC画面にちらりと見えるのが生徒考案の「こいまる」です。他にもゆるかわいい仲間たちがたくさんいるそうな。このゆるきゃらを武器に、どんな活動を見せてくれるのでしょう?

 

 こちらは「ロープライトと私と珠洲」グループ。
 珠洲の観光地を調べ、どこがロープライトを飾り付けるにふさわしいのか考えております。建物を飾るのもいいけど、夢は「ロープライトチャリ」だそうです。

第2回ゆめかなプロジェクト

 10連休直前の4月26日(金)は、第2回ゆめかなの時間がありました。1年生は「データで感じる奥能登」と題した全体講義を、2年生はグループごとの探究活動を行いました。
 次回から1年生120名は4チーム(チームY、チームM、チームK、チームN)に分かれ、さまざまな素材についての学びを展開していきます。異なる素材についての学びを終えた後、学期毎に学習内容や感じたことについて他チーム生徒とシェアする予定でいます。あらゆる素材の森のなかに勇気を持って分け入って、自分の前のめりになれることがらを見つけ出したいですね。

 

1年生 全体講義「データで感じる奥能登」
    120名で石川県の人口分布をあらわしてみました!

(生徒の予想に基づいた人口分布)

ステージ側(能登地域)にも人が多いですねぇ。

 

実際のデータに基づいた人口分布)

生徒の予想以上に加賀地方に集中しています。イメージと実際のデータって全然違いますね。

第1回ゆめかなプロジェクト

 今年度で4年目を迎える本校の探究型学習「ゆめかなプロジェクト」(以下、ゆめかな)。過去3年間で見えた成果と課題を踏まえ、リニューアルして始動しました。とくに大きな変更点は以下の2点です。
 ①普通科のみの活動であったこの取組に総合学科を加える
 ②1年次で研究テーマの探求、2年次でそれぞれの設定したテーマについての探究をおこなう
 
 ①について、普通科・総合学科それぞれの特長を生かしながら、学科の垣根を超えて生徒が学び合う関係を創出していこうという意図です。
 そして②についてです。これまでの3年間、1・2年次の2年間で1つのテーマについて探究するという形態をとってきました。しかし、今年度からはテーマ設定のための時間と機会を十分に保障するため、1年次で自分の学びたい題材を見極めるために身の周りのあらゆる素材に触れるという活動を、2年次で1つに絞り込んだテーマについての本格的な探究学習を行う予定です。この2段階のステップによって、そして、多くの地域の方々との関わり合いのなかで、生徒の学びを起動させていこうという狙いです。
 4月12日(金)、第1回目のゆめかなの時間では、初回オリエンテーションとして、1・2年生の学びの大まかな流れについて説明しました。その後、1年生は自分の学びの心とじっくり向き合う時間を過ごし、2年生はグループごとに初顔合わせし、探究活動をスタートさせました(下表は探究テーマの一覧です)。
 新しくなったゆめかなの取組、ぜひご関心お寄せいただければと思います。

1・2年生全員が集まってオリエンテーション。

 

2年生。グループごとに今年度の活動方針について話し合います。