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ゲストティーチャー授業 B高等部 作業3グループ 石川県の郷土料理

1月23日(木)、東山 志―YOSHI― 料理長中村悠暉さんをお招きして郷土料理について学習しました。食品製造班と農耕班の生徒計12名が参加し、中村さんのご指導の下、加賀レンコンを使った「蓮蒸し」と本校の畑で栽培した白菜を使った「白菜のすりながし」の調理に取り組みました。

加賀レンコンの特徴として粘り気があるため、蓮蒸しを作る際に、溶き卵や小麦粉等のつなぎを使わなくても団子状になるという話を教わりました。レンコンをすりおろして団子状にし、中にエビやそぼろを詰めてラップで包み、輪ゴムで止めていきました。すりおろしたレンコンの感触が「粘土みたい」といった感想や粘り気がありつなぎがなくても団子状になることに驚いた様子も見られました。続いてラップに包んだレンコンを、20分ほど蒸して、包んだラップをほどいてカップに入れ、あんをかけて完成しました。

一方、白菜のすりながしは、包丁で切った白菜をハンドブレンダーでこまかくすりおろし、出汁とコンソメを入れ煮ました。

できあがった料理は調理に参加しなかったメンバーも試食しました。生徒達からは「おいしい」という喜びの声がたくさんありました。普段レンコンが苦手だという生徒も、蓮蒸しだと食べられました。

調理に関わった生徒からは、「家でもつくってみたい」、「調理に関わる仕事を将来してみたい」等といった感想が聞かれました。

プロの料理人の方から丁寧にご指導をいただいて、郷土料理や加賀料理の特徴に加え調理技術等たくさんのことを学ぶことができました。