みなさん、こんにちは。
地歴公民科の山﨑です。
今日は皆さんに僕が最近はまっているものを紹介します。
それは短歌です。
短歌とは五・七・五・七・七のリズムで詠む詩のことです。
このたった31字の中で情景や作者の思いが表現されています。
すごいことだと思いませんか?
短歌を読んでいると自分のボキャブラリーや表現力のなさを痛感すると同時に、言葉の奥ゆかしさのようなものを感じることができます。
せっかくなので、僕のお気に入りの短歌を紹介してメッセージをしめたいと思います。
穂村弘さんの『短歌ください』という本から選びました。
こちらです。
『ヴォリュームを ゼロに落とした ラジオから 一番好きな 歌が聴こえた』
皆さんもぜひ読んでみてください。
学校閉庁日のお知らせ
8月11日(火)~14日(金)は学校閉庁日となっています。
一部の事務職員のみの出勤となります。全ての部活動も休みです。
緊急のご用件がある方は8:30~16:55の時間帯に学校まで連絡下さい。
学校電話番号 0761-74-5044
1学期の終わりにあたり話をします。今回も放送を通してなので、皆さんの表情が見えなくて残念ですが、目でしっかり聴いてください。
6月1日に授業を再開しました。生徒の皆さんが安全で安心して学校生活をおくれるようにということで、事務や学務員、司書、購買職員の方々が感染予防のために物品を調達したり、手作りで準備してくれました。また毎日、こまめに消毒作業をしていただいています。この放送を通してお礼を言いたいと思います。ありがとうございます。感染対策は今後も長期にわたります。生徒の皆さんは「新しい生活様式」を常に頭に置いて、行動してください。
はじめに地域交流の話をします。
本校は総合学科の学校で地域とのつながりや地域貢献を大事にしています。1学期に行われた地域と関わる主な活動を紹介します。
1つめは、3年生のTSⅡの授業で「動橋まちかふぇプロジェクト」が始まりました。このプロジェクトは動橋駅前の旧石垣繊維工場を、地域の方々の憩いの場に造り替えようようというものです。自分たちで主体的に課題を見つけて、議論を重ね、課題を解決しながら進めて行く取組で、このあと、どうなっていくのかとても楽しみです。3年生頑張って下さい。
2つめはKCB活動による動橋駅や地区会館の清掃です。多くの人が参加してくれました。この活動は皆さんの先輩方が続けてきたものです。この活動を引き継ぎ、今後も積極的に参加してください。
3つめは 家庭科の授業で製作したマスクを地区会館に寄贈しました。マスクは施設の利用者に使われ、大変喜ばれているそうです。
4つめです。福祉の授業ではZoomを使って「動橋ひまわりの家」との交流授業を行いました。本来なら直接いききしての交流を行うのですが、今回は新たな取組で、オンラインで情報交換を行いました。
以上が1学期に行われた地域交流活動の主なものです。これからも地域と関わる取組を大事にしていってください。
次に資格取得の話をします。高校3年間で少なくとも2つ以上の資格取得・検定合格を目指して下さい。皆さんの先輩の中には3年間で8個の資格取得・検定合格を勝ち取った人もいます。資格取得・検定合格は加賀高校での努力の証、頑張った証です。合格めざして地道に粘り強く取り組んでください。
最後に、今回も読書の話をします。
昨年の1学期終業式では読書には「趣味としての自由な読書」と「義務・強制としての読書」があるという話をしました。「義務・強制としての読書」は一人前のしっかりとした判断力のある大人になっていくためにも本を読まなければならない、ということでした。
今日は藤原正彦さんの著書「本屋を守れ」の中の一文を紹介します。「人間の判断力は、自分の経験を通じても形成されるけれど、いかんせん一人の人間の経験は限られている。そういうなか、唯一、時空を超えさせてくれるのが読書なのだ。読書こそが、心の底に揺るぎない道徳や情緒を根づかせてくれる」とありました。是非、読書を通して豊かな人間性を磨いて下さい。この夏休み、落ち着いて読書に向き合い、自分のことばで感想文を書いて下さい。
それでは以上で、1学期終業式の話を終わります。
こんにちは。前田です。
いきなりですが、皆さんは風情(ふぜい)がある、という言葉を使いますか?
風情とは、独特の味わいがあること、だそうです。風情という言葉も美しい言葉ですね。
先日授業の前の時間に、ある生徒と、「蝉の声を聞くと暑く感じる」という話をしました。たしかにそうかもしれません。耳に入る音一つでそうした感覚を得るなんて、よくよく考えると不思議なことです。
一方で、涼やかに感じる音もあるでしょう。生徒玄関横に、3年生が授業で作成した「風鈴」がかかっています。素敵な作品ばかりです。そよぐ風を受けて、「ちりん」と鳴るその音を聞くと、とてもさわやかな気持ち、涼しい気持ちになりますね。やはり音一つ。不思議です。
イメージって大きいなぁと思うと同時に、風鈴の音に涼しさを覚えるのは、やはり日本の文化が自分の中にも根付いているんだなぁ、ということも感じます。エアコンみたいに実際に涼しいわけではないのに、涼しく感じるのですから。
日本の文化の歴史は「外来文化の歴史」でもあります。和辻哲郎という学者が唱えたのが、文化の重層性という言葉でした。「日本の文化は日本古来の考え方や心の在り方に、大陸由来の仏教文化・儒教文化や、近代に急激に流入した西洋文化、その合理性が重なりあって作られているのだ」ということです。
裏を返せば、新しいものが入ってきたときに、過去のものは塗りつぶされていくということではない、ということでしょう。
新しいものが入ってきても、古いものにも価値がある。新たな文化にも、古いものの存在は息づいている、ということです。
ところで、私は「方言」をよく使います。というか、使うようにしています。「~しまっし」なんて。私の親は転勤族だったので、方言を使いませんでした。その中で育った私も方言を使うこともありませんでした。東京の大学に進学していた時も、都会育ちの友人たちからは訛り(なまり)がないといわれました。でも、地元に帰って過ごしている中で、あるいはこうして教員として働く中で、文化の大切さを感じました。そして、「方言も大切な文化なんだなぁ」と思ったのです。それ以来、郷土への愛着を込めて、方言を使うようにしています。「方言を使うなんて、ダサい。」とは思いません。標準語も大事、方言も大事。文化の重層性ですね。
新しいものが入ってきても、古いものにも価値がある。
そして、その中の一つが「風情」を感じる、ということでもあるでしょう。私たちの、『独特の味わい』の感覚は、生まれ育った国や地域の文化と切っても切り離せないからです。石川県の方言で有名な「きんかんなまなま」、意味は分かりますか?沖縄の人にはわからない、「きんかんなまなま」の風情もきっとあるだろうと思います。
長くなりましたが、「風情」はいろいろなところにたたずんでいます。それを感じるのも、感じないのも自分次第。風鈴の音にも風情があり、そしてまた蝉の声にも風情があります。蝉の声に「暑苦しいなぁ」と思うか、「いやぁ、夏だなぁ」と思うか。
暑い日が続きます。梅雨が明ければ、夏本番です。暑いのはいやだなぁ、と思うだけでなく、いろいろなところに隠れている日本の文化、そして「風情」を探してみるのもいいかもしれませんね。
みなさんこんにちは。家庭科担当、バドミントン部副顧問の元林です。
夏休みまであと少し。今日は部活動についてお話します。
私は先日、県のバドミントンの3年生大会の運営に参加しました。(本校バドミントン部には3年生の部員はいませんので、一人ぼっちで行ってきました。)新型コロナウイルスの影響で、県総体も夏のインターハイもなくなってしまい、今大会が3年生にとって最後の大会です。それぞれの目標を胸に、3年間あるいはそれ以上頑張ってきたであろう他校の生徒たちが試合をしていました。去年の今頃は、練習ができなくなるとか、大会がなくなるとか、そんなことになるなんて思ってもいなかったでしょうから、なんだか少し切ない気持ちになりました。
大会の次の日、この話を本校のバドミントン部の1,2年生にしました。部に入っている生徒は、毎回の練習を大切にして、何事にも一生懸命取り組んでほしいなと改めて思いましたし、部員に求めるだけでなく、顧問の私も君たち生徒とともに、常に課題を見つけて、一生懸命取り組みたいものだなと感じました。部員は皆、真剣に話を聞いてくれてうれしかったです。
部活動だけでなく、何事も小さなことの積み重ねです。短い夏休みが始まりますが、毎日の積み重ねを大切にできたら良いですね。
令和2年7月22日(水)
福祉系列3年生、介護実習の科目で動橋ひまわりの家さんとzoomで情報交換を行いました。
本来ならば、実際にひまわりの家に行ってお話などをしたいところ、新型コロナウイルスの関係もあり、
なかなか厳しい状態のため、施設側にお願いをして実現しました。
生徒は新型コロナウイルスについてや仕事のことについて質問をしました。
職員さんには丁寧に答えていただき、現在の施設の現状を知ることができました。
最後には、利用者さんともお話ができました。
先日動橋地区会館に寄贈した加賀高生手作りマスクが、ひまわりの家にもおすそ分けされたそうで、
花柄の素敵なマスク姿を見せていただき、生徒も嬉しそうにしていました。
初めてのオンラインということもあり、生徒自身反省する点も多くあったようですが、
久しぶりにひまわりの家のみなさんとお話ができて、満足そうでした。
また、落ち着いたら遊びに行きたいと思います!
皆さん、こんにちは中巳出です。
明日から4連休ですね。学校が再開して約二か月心身ともに溜まった疲れを十分に癒す時間にしてください!
今回は熟成について紹介したいと思います。近年、時短・時短とよく言われ時短レシピなども出ていますが私の好みは手間暇のかかる料理!休業期間中から熟成レシピにはまっています。最近作ったのは塩鶏、砂肝のコンフィ、生ベーコン…一番のおすすめは生ベーコン!生の豚肉を購入してから約一か月も楽しむことが出来ることに感動しました。熟成とは酵素と外的環境(温度、湿度、時間)の総合作用によって、タンパク質が分解されてアミノ酸になること。つまり、旨味成分が増すのです。塩漬けし、水分を抜いてある程度の期間置くだけで完成するのです。冷蔵庫がなかった時代に保存方法として生まれたそうですが、塩の凄さやそれを発見した昔の人の偉業にただただ感動しています。仕上がった生ベーコンをどのように調理するか考えるのも楽しく色々挑戦しています。時間をかけた分だけ食卓も味も心も豊かになります。興味のある人、ぜひ声をかけてください。美味しい話をしましょう!
実は熟成って食べ物だけではないのです。機運が熟成するという言葉もあるように、色々な物事も時間をかけることで状況が変化し、成熟して十分な頃合いに達することがあります。今までうまくいかなかったことが時間を置くことで解決したり…食べ物に限らず時間を味方につけ、タイミングを見極めることが出来る人になりたいですね。
こんにちは。11H担任の上狹です。期末考査もすんで、夏休みが待ち遠しいときですね。今年の夏休みはどんな夏休みになるでしょうか。新型コロナウイルスが猛威を振るっています。東京の感染者数が増えていることが心配です。
さて、私の趣味の一つに献血があります。特に、血小板が多いタイプなので、成分献血という献血をしています。200ml・400mlの献血とは違って、「血小板」という成分を10人分ぐらい採血する(他の成分は、身体に戻す)方法です。献血している時間も200ml・400mlの5分くらい?に比べて、10倍ぐらいの50分ぐらいかかるのですが、その間は、テレビやDVDなどをのんびり見たり、雑誌を読んだりして過ごせるので快適です。
なによりも、私の血を使って、病気の人が少しでも助かってほしいと思うのです。健康でなければ献血はできません。献血をするために健康を維持しようと思っています。おまけに血液の成分ごとの数値データも教えてもらえるので、健康チェックにも役立ちます。登録したサイトからデータを確認できるサービスもあるんです。『赤血球が少なかったから、レバーを食べよう!』と、客観的に自分を見つめることにも繋がります。
10年ほど前は、急に血液が必要だから献血に来てほしいと電話がかかってきたこともありましたが、最近は連絡がないので、献血をする人が徐々に増えているのかなあと思っています。(最近は、「足りない!」とニュースが流れています。)
最初の献血は高校生のときです。ちょうど高校の文化祭のときに献血車が近くに来ているからと、友だちに誘われて献血をしたことを思い出します。針を刺すときにチクッと少し痛いけれど、この痛み、何度献血をしても病気の患者さんの痛みに比べれば、たいしたことではないんだろうなって思います。
自分にできること、小さなことでしかないかもしれないけれど、周りの誰かが喜んでくれたら嬉しいなあと思います。そんな小さな趣味ですが、これからも、続けたいと思います。
みなさんも、良かったら、「献血」とは言いません。周りの知らない誰かが、喜んでくれる『活動』に取り組んでみませんか?きっと、小さな行動でも、あなた自身が大きく成長するはずです。これは、いくつになってもできること。このメールを読んでいるあなたへの小さなメッセージです。
先日、ボクシング同好会設立の申請が承認され、正式にボクシング同好会が発足しました。
現在の部員は3年生2名、1年生は選手5名、マネージャー2名です。
北信越大会、その先の全国大会出場を目指して頑張ってほしいです。
英語担当の大倉です。今回で3回目です。しかも、今日は私の誕生日です。今回も、みなさんに聞いてほしい曲を紹介したいと思います。動画配信サービスでチェックしてみてください。
BENEE – Supalonely
ニュージーランドで大ブレイク中のビーニーさんです。若干二十歳です。「スゲー、サビシー」という内容なんですが、曲調が軽くてその切実さや辛さは伝わってきません。
Arizona Zervas – ROXANNE
数ヶ月前のヒットですが、ビデオのネタがタイムループなので、取り上げました。死んでしまった恋人を救うため、何度も過去の同日同時刻を訪れる「タイムマシン」、私の中でタイムループものの最高傑作「恋はデジャ・ブ」、日本のライトノベルが原作に使われた「オール・ユー・ニード・イズ・キル」など、タイムループを題材に取り入れた面白い映画がたくさんあります。「『取り返しのつかない』ものを、もし、やり直せたら」というのは人間の果てしない夢なのかもしれません。
Maren Morris – The Bones
地味な曲が地味にヒットしています。題名のbone は「骨」という意味ですが、この歌では、「人骨」という意味ではなく、建物の「骨組み」を意味しています。「窓が割れたり、ドアが壊れたとしても、骨組みさえしっかりしていれば、家は何度でも修復できるように、多少のいさかいや行き違いがあったとしても、私たちの愛がゆらぐことはない」という内容です。
この曲を聴いていて、さらに思いついたのが、「たとえ建物が全部壊れてしまっても、建て直そうとする心さえ折れなければ、いつか建て直せる」という発想です。ちょうど7月豪雨の映像を見ていたんですが、そうであってほしいという願いを込めて。
最新更新日:2024/12/20(金)
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