日誌

2020年5月の記事一覧

「新たな自分を見つけよう」

 みなさんこんにちは。体育科の北野です。新型コロナウイルスの感染拡大も外出自粛の効果なのか各地で落ち着きを見せてきました。とはいっても石川県は特定警戒都道府県に含まれます。警戒を緩めないように今一度気を引き締めましょう。

 

 さて、本日はこの自粛期間中に気づいたことを話します。期間中は家で過ごすことも多く、かといって何もしないで家にいるのは皆さんも精神的に厳しいものがあると思います。私は少しでも助けになればと思って料理を作る機会が増えました。今までも暇があれば作ることはありましたが、その時よりも倍以上に機会が増えた感じです。自分が作った料理を美味しいと言ってもらうことは大変うれしい気持ちになりますし、次はあれを作ってみようという気持ちにもさせてくれます。新しい趣味が増えたようなものです。皆さんもこの機会に何か新しいことにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。またこんなご時世でもあります。普段伝えられないご家族への感謝の気持ちを表してみるのもいいかなと思いました。

 

 最後に、学校が再開した際には皆さんのおすすめの料理を教えてください。それではお元気で。

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オンライン de ホームルーム

ホームルームがオンラインで行われています。

一人ひとりに対して、担任の先生は丁寧に声掛けをしているところです。

このクラスの先生は本校の特徴の1つである、福祉科の先生でもあります。

福祉科の授業もオンラインでできるよう準備中です。

 

また、別のクラスでは以下の写真のように生徒への

オンラインでの朝礼開催の呼びかけをしています。

朝食アンケートも一緒に行いました。

 

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いろいろな準備をして待っています!!

学校再開に向けて、いろいろな準備を学校ではしています。

その中の一つが、授業です。

今年度、初任で本校に赴任された山﨑先生(地歴)は模擬授業

を行っています。生徒役は、他の先生方です。

授業の内容にプラスして、密閉・密集・密接にならないように

考えられた授業になっています。

 

学校再開後、皆さんと授業ができることを楽しみにしています。

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保護者の皆様へ

本年度のPTA総会ですが、本来なら5月9日(土)に実施する予定をしていましたが、5月いっぱいまで学校の休業期間が延長となり、再開となっても新型コロナウィルス感染拡大防止の観点から、なかなか開催が難しいため中止とします。同時に行う予定でした公開授業や学年懇談会(3年)も中止とします。

つきましては、PTA総会の議案書(資料)と承諾書を課題と一緒にお送りします。議案書には、保護者の皆様の承認を得なければならない議題が多くあります。承認を得ないと今年度のPTA活動に支障がでます。大変申し訳ありませんが、今日の状況をご理解のうえ、承諾書に記入・捺印し、課題返送用封筒に課題と同封してお送り下さい。

なお、ご意見やご質問がある方は、承諾書の裏面にご記入下さい。

また、1学期のPTA関連の行事(県総会・北信越大会・全国大会・自転車マナー指導・役員会等)は中止となりました。今後変更がある場合はその都度ご連絡します。

保護者の皆様には今後ともご協力いただくことが多々あると思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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PTA会長より保護者の皆様へ

みなさんこんにちは、PTA会長の長内和浩です。会長2年目になります。

本来なら、PTA総会でご挨拶する予定でしたが、今年度はPTA総会を開催できず大変残念です。そのため、メッセージという形で皆様にご挨拶申し上げます。

今年度は年度当初から新型コロナウィルス感染拡大防止のため学校が休業となっています。そのため、お子様はあまり登校できておらず、保護者の皆様にはさぞご心配なことと存じます。お子様には休業中に学校から課題が出ており、ご自宅でその課題にとりくんでいるところだと思います。休業中のお子様の様子はどうでしょうか。この機会にお子様とゆっくり話すことができていますか。大変な時だからこそ、国民が一丸となって乗り越えていくことが大切だと思います。家でやることがなく暇だと思わずに、こんなに時間があるのだから有効に使おうとポジティブに考えていきましょう。何か目標を持つとよいかもしれません。この事態が、少しでも早く収束することを願っています。

さて、本校は、PTA会員(保護者)全員がPTA役員になって頂いており、執行部(本部役員)とともに全員でPTA活動を行っています。PTA活動は、保護者の皆様のご協力がなければ成り立ちません。元PTA会長の言葉に「大人が変われば、子供は変わる。子供が変われば、社会が変わる。」というものがあります。子供のためにまず保護者が見本をみせてはどうでしょうか。子供は親の背中を見て育つと言います。それと同時に子供をしっかり見守っていることも大切です。PTA活動が充実している学校は、保護者が生徒達に対して関心があり、学校教育について協力的であるということです。学校に無関心ではPTA活動は成り立ちません。保護者が子供の教育に無関心なのと同じことです。学校への質問・疑問等何でもPTAに言って下さい。みなさんも役員なのですから。

少しでもPTAひいては学校が発展・活性化するように全力を尽くしていきたいと思っております。子供達が、安心・安全で日々の学校生活を過ごすことができるようにまた、加賀高校がよい学校になるように、PTA活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。 

 

                     石川県立加賀高等学校

                      PTA会長 長内 和浩

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学校長より保護者の皆様へ

保護者の皆様、こんにちは。

平素は本校の教育活動に対しまして、ご理解ご協力を賜りまして、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。PTA総会が中止となりましたので、ご挨拶申し上げます。

 新型コロナウィルス感染症拡大による先が見えない不安の中、臨時休業が続いています。この挨拶文を書いている今日は4月30日です。本日、臨時休業期間の延長が決まりました。4月16日に緊急事態宣言が全都道府県対象となり、石川県は特定警戒都道府県に指定され、依然として、予断の許さない状況です。この休業期間中、学習プリントを中心とした課題だけではなく、ネット環境を活用した生徒とのやりとりや学習活動を推進していきたいと考えております。そして、学校再開に向けて、職員一同、対策をしっかりと行い、準備を進めていきたいと思います。

この休業期間中、生徒にはこの機会に自己管理能力や自宅でひとりでもできる自学自習の力をつけてほしいと思っています。一方で、不自由な生活を強いているなとの思いもあります(どうしようもできませんが)。1日や2日ならまだしも、3月2日からこの後の延長も含めると約3ヶ月です。長いですよね。途中、春休みは部活動が少しできて、外出もできたかと思いますが、その時期以外は行きたいところに行けない、友達ともなかなか会えないなど、制約された日常生活が続いています。中には不規則な生活を続けたり、家でスマホばかりさわっていて、親に叱られ衝突しているご家庭もあるのではないかと心配しています。スマホに飽きている生徒もいるかもしれません。ストレスを抱えている生徒もいるでしょう。こういう時こそ、家族の絆を大切にしたいものです。

 本校ではこの間、生徒とつながっていたいとの思いから、先生方が毎日、交代で激励メッセージを送信しています。健康管理、音楽、本、動画、トレーニング・・・内容は様々ですが、生徒たちの日々の生活の小さな支えになってもらえればと思います。また、担任から電話をかけ、生徒本人の声を直接、聞いています。心身の健康状態、生活リズム、課題の進み具合、困っていることなどの確認をさせていただいています。声を聞けて担任も安心した様子でした。

 さて、新年度のスタートにあたり、「令和2年度学校経営計画書」を作成しました。(HPにアップ予定)今年度の重点目標を5項目掲げ、具体的な教育活動も記しました。この中の2点について、お知らせします。

まず1点目は、「日本語の『読む・書く・話す・聴く』力」の育成です。これらは、学習の基本であり、社会生活の基本です。授業だけではなくあらゆる教育活動で「読む・書く・話す・聴く」の場面を設定し、読解力・語彙力・文章作成能力・プレゼンテーション力・傾聴力などをつけさせたいと考えています。休業期間を含め、今後も家で過ごす時間が多くなることが予想されます。是非、たくさんの本を読んで欲しいと思います。読解力や語彙力だけでなく、想像力も磨けます。想像力が身につけば他者の痛みもわかるようになります。

2点目は「スマートフォン使用に係るルール・モラルの啓発」です。スマホのことについては、保護者の方々も常々心配されていると思います。本校に限らず、高校生が直面している問題として、SNS上でのトラブルがあります。多くの生徒がスマホ・SNSに振り回されている実態があります。根底にあるのはスマホ使用のルール・モラルの欠如です。生徒たちは度々、スマホの危険性に関する注意や説明を聞いているはずですが、ルールやモラルが身についていない生徒も散見されます。実効性のあるスマホのルール、モラル向上の方策が必要です。何とかして、スマホに振り回されている現状を打破したいと考えています。

 話は変わりますが、「友だち幻想」という本について書きます。昨年のPTA総会でも話しました。同じ内容です。著者は社会学者の管野 仁(かんの ひとし)さんです。4年ほど前に他界されました。本の内容は友だち関係、人と人との距離感のことについて書いてあります。その本には次のように書いてありました。 

【親の子に対する包摂志向(親にとっては子どもはいつまでも子どもですから包み込みたいという心理)と子の親に対する自立志向というものがぶつかりあう時期が思春期から青年期にかけて起こるのです。・・・・本人の自立志向をそれなりに尊重しながら、でも本当の自立はまだまだ先のことですから、しっかり根の張った自立的存在となれるように、まだまだ手をかけて育てなくてはいけないのです。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 子どもが口で言っている表面的な言い方や勢いに惑わされず、自分の子がどの程度まで成熟してきているのだろうかということを見極めながら、子どもを支える力が親には求められるのです。】
このことを心にとめていただき、学校と同じ方向を向いて、共にお子様の成長を支えていけたらと思います。

 

最後に、世の中は「新型コロナウィルス」に振り回されています。〝ONE FOR ALL、ALL FOR ONE〟の精神の下、個人・家庭・学校・職場それぞれの立場で「何ができるか」、この心がけを大事にして、一日も早く終息して欲しいものです。そして、保護者の方々が安心して「行ってらっしゃい」のことばで送り出して、生徒たちが安心して明るく学校生活を送ることができるよう願っています。保護者の皆様方におかれましても、どうぞご自愛ください。 

 

                           石川県立加賀高等学校

                              校長 桐生 裕三

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