蒼頡は鳥の足跡で文字を創ったそうだ(校長日記)
みんなの学校
おはようございます。冷たい雨からのスタート。暑かった夏が嘘のようですね。
今日も一日いい日でありますように。
映画「みんなの学校」大阪市立大空小学校初代校長の木村泰子さんはご存じでしょうか。障害の有無にかかわらず、すべての子どもがともに学び合い、育ち合う学校。「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」を唯一の教育理念として校長を務めた方です。
映画も実際に見たことがあるのですが、けさ、本棚を見渡したときにふと目につき、手にしました。初めてこの映画を見たときにかなりのショックと、自分自身が持っていた教師、教育、生徒指導の概念ががらがらと音を立てて崩れ落ちたことは、未だ記憶に新しいところです。
この書籍の70ページには、「自ら学ぶ力をどう育てるか」という章の一番初めが、「知識やスキルではなく『学び方』を教える」で始まっています。
私は、「学び方のまなび方」ということについて、学校教育ビジョンで触れています。これをとても大事に思って学校経営、授業改善、そして加賀市学校教育ビジョン「Be the player」の具現化に向かっています。最近そのことについてずっと思い悩み、思案していたところに、ひょいと現れてくるんですね。思わず読み進めてしまいました。おかげでいろいろと参考になりました。
教育学者の森信三先生は、
「人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに。しかし、うちに求める心なくば、眼前にその人ありといえども、縁は生じず。」
とおっしゃっています。人でなくともこのような書籍も一緒なんだなと思いました。不思議なものです。
「がんばろう のと がんばろう いしかわ」
ワクワクを楽しもう
今日も楽しく一生懸命