進路指導室から

進路指導室から

医学部生に直接質問!(5/17 第1回医薬系学部研究会)

 第1回医薬系学部研究会を5月17日金曜日に実施し、将来、本気で医師を志望する34名(1~3年生)の生徒が参加しました。

 最初に、最新の医学部入試に関して、詳しいデータや情報を交えながら本校の進路指導課から説明を行いました。次に、金沢大学で医学を学んでいる現役の医学部生3名を講師として、なぜ医師を目指しているのか、どのような医師になりたいのか、医学部ではどのような勉強をするのか、医学部生の大学生活はどのようなものかなどお話しして頂きました。高校生からはたくさんの質問が投げかけられ、受験勉強に関すること、面接試験に関すること、部活動との両立はできるのかなどについて、丁寧に答えていただきました。

 本校では年数回、医薬系学部研究会を開催し、医療系を学びたい生徒の支援を行っています。

 講師:金沢大学医薬保健学域医学類2年 熊代 悠生 (くましろ ゆうせい)氏
    金沢大学医薬保健学域医学類1年 奥秋 瑛  (おくあき あや)  氏
    金沢大学医薬保健学域医学類1年 細川 すみれ(ほそかわ すみれ) 氏

学びみらいPASS解説会を実施しました。

4/9(火)は2年生、4/10(水)は3年生を対象に、3月に受験した「学びみらいPASS」の結果について、河合塾の学びみらいPASS解説ファシリテーター・キャリアカウンセラーである伊藤華余子さんからお話を伺いました。

河合塾の「学びみらいPASS」は、進路に関わる興味・関心をひろげ、“変化の時代”に求められる学び続ける力を客観的に測定するアセスメントテストです。

※たとえば、アセスメントの1つ「PROG-H」は学力テスト等で把握することが難しいとされる汎用的な力(ジェネリックスキル)を可視化できます。ジェネリックスキルは「知識を活用して課題を解決する力(リテラシー)」と「経験を積むことで身についた行動特性(コンピテンシー)」の2つから成ります。

【2年生解説会】

学びみらいPASSの結果から、自分のジェネリックスキルを認識し、それを伸ばしていくことで将来の可能性を高めることができるという内容でした。

一人ひとりの可能性は1つではなく、自分の強みを知り、また新しい視点を得ることで広がっていきます。今回の解説会を通して、将来のビジョンをより明確に、より幅広いものにしていきましょう。

【3年生解説会】

昨年度に続き、2回目の受験となりました。今回はその結果を踏まえて自己PRを作成しました。学びみらいPASSを受けることで自分を客観的に見ることができ、大学入試の志望理由書の作成や就職活動にも生かすことができます。高校生活もあと1年ですが、強みをさらに伸ばしたり、苦手を克服するために様々なことにチャレンジしていくことを期待しています。

  

卒業生と語る会 開催!!!

本日、1・2年生対象に「卒業生と語る会」を開催しました。

卒業生からは、3年間の学校生活を通じて学んだことや感じた生の声をきくことができ、今後の学校生活のあり方や進路選択を考える機会となりました。

「部活動で身に着いたメリハリをつける力は大切」

「探究活動での経験が志望を決めるきっかけになった」

「残りの高校生活をやり切ってほしい」

というメッセージ、後輩への思いが込められた時間になっていました。

先輩から後輩へ、「小松高校の伝統」はつくられ続けます。

文系会場

理系会場

 

3年生共通テスト前激励

共通テストに挑む3年生に対して、毎年恒例の激励放送を行いました。

校長先生の激励の後,それぞれの教室で「ガンバロー三唱」。

がんばれ!受験生! がんばろう!石川!

東北大学工学部説明会

 令和5年9月20日、東北大学工学部説明会を行いました。1・2年生で96名と、1年生を中心に多くの生徒が参加してくれました。

 

 講師として、東北大学大学院環境科学研究科教授 村上 太一 様をお招きし、模擬講義を含めた説明会を行っていただきました。

 村上先生の研究から、「カーボンニュートラルを実現する材料製造技術~製鉄プロセスを題材にして~」と題して講義をしていただきました。全世界で年間20億トン生産される鉄について、それがどれくらいの規模であるか、各国の生産量変移、生産の工程などクイズを交えてお話しいただきました。現在はただ生産するだけではなく、CO2排出量削減が課題となっており、製鉄も環境問題・エネルギー問題ととらえる側面があることも説明いただきました。

 また、工学(Howどのようにして実現するのか)と理学(Whyなぜこのようになるのか)の違いも説明され、文理選択を控えて理系を希望している1年生の参考になったものと思います。そして、課題を見出すために考える力をつけること、イメージすることを伝えていただきました。

 村上先生は、フレンドリーに生徒の中に入って、生徒に話しかけながら講演され、大変楽しく話を聞くことができました。ありがとうございました。