進路指導室から

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東北大学工学部説明会

9月28日(水)の放課後に、東北大学工学部材料科学総合学科准教授 手束展規(てづかのぶき)先生をお迎えして、東北大学工学部説明会を行いました。

1年生はちょうど文理選択の時期であるため特に参加が多く、全校で70人を超える生徒が参加してくれました。

 まず、手塚先生が携わっている研究について説明がありました。研究されている強磁性体はモーターなどに使用されており、強い磁性の物質ができればそれだけモーターの性能が上がり、省エネにつながるというもので、低電力な商品開発という生活に役立つ研究であることを紹介していただきました。

 東北大学や工学部についても説明がありました。

・東北大学は東大京大に続く3番目にできた帝国大学である。

・世界大学ランキング日本版で2年連続2位、高校からの評価総合1位、生徒が伸びたと感じる大学1位など、高い評価を受けている。

・スーパーグローバル大学創成支援事業を受けている全国13大学の一つであり、また、指定国立大学法人制度において世界最高水準の教育研究活動の展開が見込まれている大学として支援受けている。それにより、施設・設備の充実、留学への補助がなされている。

・研究論文被引用数1位と研究の評価も高い。

・東北大学工学部は広大なキャンパスを有し、学生数も一番多い学部である。

・教員一人当たりの生徒数は約10名と、きめ細かい教育が受けられる環境にある。

また、東北大学工学部には、「機械知能・航空工学科」「電気情報物理工学科」「化学・バイオ工学科」「材料科学総合学科」「建築・社会環境工学科」の5学科があり、それらについても簡単に説明していただきました。

理学部と工学部の違いとして、どちらも「発見の学問」であるが、工学部はさらに「発明の学問」であり、より生活を豊かにする製品を作り、社会貢献できる学部であるとわかりやすい説明がありました。

これらに加え、入試方式についても触れていただくなど、多岐にわたる内容となりました。

最後に、「東北大学に行ってもいいと思えた人?」との質問には多くの生徒が手を挙げていました。

その後の質疑応答でもいくつか質問が出て、さらに個人的に質問する生徒もおり、東北大学の魅力が伝わる充実した説明会となりました。このような説明会を開くことができ大変感謝しております。ありがとうございました。