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relax Vol.6を行いました

 12/3(日)の午後、合同会社DMM.comにお勤めの東藤美沙紀さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第6回を行いました。

 

 今回のテーマは「やりたいことの見つけ方」。「デザイナーから見たAI時代にも必要な力」をサブテーマに、考えている(考えてきた)こと、行動している(行動した)ことを中心に話してくださいました。

 

・「『やりたいこと』は『好きなこと』と『得意なこと』の掛け合わせ。 『やりたいこと』=職業名はもったいない。」

  『好きなこと』は「夢中」、『得意なこと』は「無意識」を例に説明してくださいました。

 

・「自分はどんな人か?  自分は何がやりたいのか? それをどんどん言葉にしてみよう。

 『これだっ』と腹落ちするワードを見つけて自分の宝物にしよう」

 

 東藤さんは、『自分が作ったものをたくさんの人に使ってもらうって良いよな!』という想いから高校2年の時に美大進学を目指し、卒業後入った会社でゲーム開発のエンジニアの仕事をしながらデザイン学校で学び、現在の仕事に就くことを機会にふるさと石川に戻ってきました。高校時代に抱いた想いは、自分の軸として今も変わらないそうです。

 また、これから必要な力として『言語化能力(自分の気持ちや理想を言葉にする力)』をあげ、「AIに言葉で指示を出すのは人間。言語化能力を高めていかねばならない。」とおっしゃいました。AI画像生成サービスを使って実際にイラストを作成し、東藤さんの指示に従ってAIが作成するイラストには、生徒からの驚きの声があがっていました。

relax vol.5を行いました

10/15(日)の午後、ビーケージャパンホールディングスにお勤めの新谷好生さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第5回を行いました。

 

今回のテーマは「好きなことを深掘りする大切さ」。「JICA海外協力隊で気づいたこと」をサブテーマに話してくださいました。

 

自分が何に興味があるのか? それを仕事にするのはどのようなやり方があるのか?

自分が何をして楽しいのか? 何をして生活していくのか?

楽しいことには夢中になれる。夢中になれるものを仕事にする。

 

大学卒業後、就職した地元の金融機関を1年で辞め、教育関係の仕事や海外協力隊、その後海外での仕事を経て、現在の仕事に至る中で自分が考え、行動したことを話してくださいました。

 

細かく細分化された600種余りの職種内容から自分が関わりたいことを選ぶ。

主役は現地の人、自分は黒子となって彼らが自走できるようサポートする、大学で学んだマーケティングの知識を活かし、売れる仕組みを作っていくのが新谷さんが取り組んだこと。

現地(フィリピン)では、単に農業生産物を売るのではなく、加工することでより高い値段で売り、彼らの収入をアップさせる。

めったに聴くことのできない海外協力隊でのお話は生徒にとって興味深いものでした。

 

自分の好きなもの、嫌いなもの=自分の価値観はもしかしたら、○○から植え付けられたものかも知れない…。

「relax」 vol.4が行われました

9/10(日)の午後、小松鋼機株式会社取締役 木村竜樹さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第4回を行いました。

 

今回のテーマは「『経営者』としてのキャリア」。

木村さんの考える「キャリア」とは、“その人の価値観、人生の歩み”。

事業継承のため、それまで勤めていた大手食品会社の仕事を辞め、改めて大学院に進学し、経営者としてのスキルやマインドセットを学びんだこと。2018年に地元石川県に戻り、現在は「最も注目されるモノづくり応援企業」を目指し、日々頑張っていることなど、話してくださいました。

生徒との質疑応答の中で、

・「その人の良さを引き出すために、外からのキャリアだけでなく、内からのキャリアを知ろうと努力している。」

・「現状維持は難しいことであり、むしろどう成長するか。守っていては勝てない(=価値を生めない)。」

・「答えがない中で、自分なりに考え、自分の考えを自分の言葉で発信する勇気や度胸が必要。」

・「自分の強みや好きに気づくことで、地元を盛り上げる応援の仕方が見つかるのでは。」……

生徒一人ひとりの質問に丁寧に答えてくださり、とても和やかな会になりました。

図書委員選定実習を行いました

KaBos イオンモール新小松店様のご協力の下、8月25日(金)の午後、図書選定実習を行いました。

当日参加の図書委員が、書店員の方に説明を受けた後、様々なジャンルの書棚を見て回り、図書室に入れたい本を選びました。

生徒目線で選ばれた本なので、きっと小松高校生の興味を引き、役に立つものばかりだと思います。

今回選んだ本は、9月中に図書室に並ぶ予定です。

 

「relax」 vol.3が行われました

 7/23(日)の午後、株式会社石川ツエーゲンに勤める中村勇介さん(高校60回)を迎え、relax(「つながろう、話そう、……そして歩きだそう」)の第3回を行いました。

 「なぜ進学するのか」、「なぜ就職するのか」わからなくなって悩んだこと、大学を休学して色んな経験をし、感じたことこと、そして、今何を考えて仕事をしているかなど、高校から現在までの歩んだ道をたどりながら、生徒に話してくださいました。

 ・スポーツを通じて一人ひとりが誇りを持っていくことができるのではないか

 ・スポーツの可能性を信じる

 ・スポーツをビジネスとして、人をつなげる存在として

 ・地域のプロスポーツチームが担う心のよりどころ  -共通の話題・目標

 スポーツが地域のハブになり、それは「自分に関係する人に誇りを持って生きてほしい」という自身の想いにもつながることなど、日々の苦労話も交えながら語ってくださいました。

 生徒にとって、世界の幅がまた広がったようです。

ビブリオバトル大会を行いました

7月12日(水)の放課後、第1回校内ビブリオバトル大会が開催されました。

発表者は3名でしたが、発表された本のジャンルも発表の仕方も様々で、それぞれの特徴がよく出ていました。

見事チャンプ本に輝いた本は、『准教授・高槻彰良の推察』(澤村御影)でした。

多くの観戦者にも恵まれ、大変充実したビブリオバトルとなりました。

 

【参加者の声】

・「発表者の皆さんが紹介する本に対する熱い思いを時間いっぱい語っていて、とても充実した時間でした。今まで自分が読んだことのないジャンルやタイプの本ばかりだったので、どの本にも興味が湧きました。」

・「人によって本への熱意の伝え方が様々で、自分もこんな風に気に入れる本を見つけたいと思わされる発表ばかりでした。」

・「初めて観戦しましたが、カジュアルな雰囲気で、とっても楽しかったです。発表者の方の紹介方法もみんな違って、全部魅力的な本に感じました。また観戦したいです。」

 

2回目は2月に行う予定です!