電気科

電気科の先生にインタビュー

電気科の先生にインタビューしました。

 

質問1 電気科では主にどのような内容を勉強するのですか?

回答1 私たちの生活に必要な電気の発電(つくる)・送電(おくる)・配電(わりふる)について学びます。同時に就職後、電気のお仕事で使う第二種電気工事士の資格取得も目指します。

    その他、工場内のランプやベルトコンベア等をプログラム通りに動かすシーケンス制御や電子回路の制御を学びます。

 

質問2 電気工事士とはどのような資格ですか?

回答2 電気設備の工事・取扱の際に必要な国家資格です。電気工事士は大きく第一種電気工事士と第二種電気工事士の2つに分類されます。

    第二種電気工事士は、例えば、私たちの住宅やお店などの壁の内部や天井裏に張り巡らされている電気配線の接続や電気機器の取り付け作業をする際に必要な資格です。

    第一種電気工事士は、第二種電気工事士で扱う工事に加え、ビルや工場、町の電柱や電線の工事等で扱う高い電圧の工事を扱う際に必要な資格です。(第一種電気工事士のお仕事をするには、就職後の実務経験が必要です)。

 

質問3 小松工業の電気科の生徒の全員が第二種電気工事士の試験に挑戦しているのですか?

回答3 例年、1年生の全員が第二種電気工事士試験に挑戦し、高い合格率を残しています。

 

質問4 私はゲームに興味があります。電気科の3年間の学習でゲームクリエイターになれますか?

回答4 なれません。

 

質問5 電気科の3年間の学習でコンピュータプログラマーになれますか?

回答5 なれません。

    どの程度のプログラムを作るのかによりますが、いわゆる企業での即戦力となるには相当の努力が必要です。高校卒業後に上級学校に進むことをお勧めします。

 

質問6 eスポーツはできますか?

回答6 できません。

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電気科の授業の様子

電気科3年生の実習では人工知能AIによる機械学習について学んでいます。2種類のカテゴリ(例えば、キャベツとレタス)の画像をそれぞれ20枚ずつAIに学習させた後、別に準備した画像がキャベツに近いかレタスに近いかAIに測定させます。結果の予想と測定結果から考察を行います。

 生徒が考えた実験テーマで主体的に実験に取り組んでいます。単元の終わりには「よりよい社会の実現のために人工知能AIの画像認識をどのように活用すればよいか」というテーマで80文字程度の文章でまとめています。これまで生徒が考えたテーマは「ヤモリとイモリ」「カメとスッポン」「きゅうりとウリ」「ヒラメとカレイ」などです。

  

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電気科の授業の様子

電気科2年生の実習の様子です。これまでアニメーションを使った簡単なゲームの制作や電子回路を制御するプログラムを楽しみながら学びました。今日は、電気技術者にとって必須知識である3相交流波形を描写するプログラムを考えました。生徒が先生役になって学び合う場面もありました。

  

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電気科の授業の様子

電気科1年生の授業風景

 関数電卓を使い、関数計算や実務計算について学びました。多くの問題を解き、

自在に使いこなせるようになりました。

 
 

電気科3年生の授業風景

 スマホアプリの開発をするためにプログラミングの学習をしているところです。

ChromeBookを使い一人一台の環境で勉強しています。

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電気科の授業の様子

電気科2年生の授業風景

 ラズベリーパイという教育用コンピュータを使い、プログラミングの基本について学びました。回路を接続し、LEDを点滅させたり、画面上のキャラクターを使ったゲームの制作を通じ、楽しみながら学びました。

    

 

電気科3年生の授業風景

 今年度よりAI(人工知能)をテーマにした実習内容が加わりました。この授業では画像認識技術を実際に使い、確信度(予測がどのくらい確実であるかの尺度)の実験を行いました。まとめの場面では「よりよい社会の実現のために人工知能をどうとらえ、活用していくか」というテーマで考えてみました。

 

 

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