校長室ブログ

2024年12月の記事一覧

キラキラ 1年間 お疲れさまでした

 冬休み2日目です。枕元にクリスマスプレゼントは届いていましたか?皆さんはもう高校生ですから、保護者の方に1年の感謝をこめてプレゼントする方でしょうか?保護者の方にとってはとても嬉しいサンタさんですね。

  さて、昨日、3年生の皆さんが19日に受講した性教育講話の感想文を読ませていただきました。「生」と「性」、「愛」と「相」と「合」。「好き」と「愛」。坂谷先生の柔らかな語りは3年生の皆さんの心のとても大切な部分にしみこんでいったようですね。命が生まれることの尊さ、命を生み出す行為への責任と心の大切さ、この世に生み出してくれたお母さんへの敬愛と感謝など、どの感想文にも自分自身や周囲の人のことを大切に考えていきたいという思いがあふれていました。本当に素敵な時間を過ごしたのだなぁと嬉しくなりました。

  終業式の日にもお話ししましたが、石川県に住む私たちにとって、お正月はこれまでとは更に違う意味を持って迫ってくる大切な行事となりました。命のこと、家族のことを改めて考え、愛おしく思う時間になることと思います。言葉にすると軽くなって聞こえてしまうかもしれませんが、体験を教訓として前向きに対応していける人になりたいと、そう思っています。

  この1年、本当に本当によく頑張りました。皆さん、お疲れさまでした。どうぞよいお年をお迎えくださいね。

キラキラ 一足早い春

 朝、出迎えてくれる花が一足早く「春」を感じさせてくれました。

 

 

 花材紹介には「十月桜」とあります。私の大好きな「トルコききょう」もあって、朝から心がほんわりと温かくなりました。生徒玄関の方でも皆さんをお出迎えしてくれていますよね。お出迎えと言えば、今月のプチ美術館はクリスマスに因(ちな)んで宗教画です。先月のフェルメールは私が一番好きな画家で毎日眺めてニマニマしていたのですが、今月も見ごたえ抜群です。プチ美術館は絵の説明がついていて、絵への向き合い方がわかるのでとても嬉しいですね。

              

  春と言えば、現代の我々にとっては3月から5月が春ですが、古典の時間に習っているとおり、その昔は1月~3月が春でした。年賀状などに「新春明けまして…」とか「初春のお慶びを…」などと書き出すのはそのためなんですね。石川に住む私たちにとってこれから先のお正月はこれまで以上に特別なものになりました。お正月が近づいてきて、不安になる気持ちや単純に喜んでいいのかと自分を責めるような気持ち…大人もみな同じ想いでいます。でも、大変な経験を、想いをしたからこそ、一緒に新しい年を迎えられることをこれまで以上に心から喜び合いたいと、そうも思います。少しでも不安を和らげられるように『(これがあれば大丈夫)お守り』を持つのもいいですね。

 最後になりましたが、一足早い春を運んでくれた華道部の皆さん、今年も1年ありがとうございました。

   ※ 緊急連絡先メモとか非常食、寒さ防止グッズなど