山岳部

2024年5月の記事一覧

【山岳部】令和6年度 第5回山行~白山 黒ボコ岩周辺まで~

 今年度、県総体下見登山として、先週と同じパターンで、5月24日(金)に市ノ瀬でテント泊を行い、5月25日(土)に登山行動を実施しました。今回は、5月24日(金)に市ノ瀬~別当出合間の道路が冬季閉鎖から開通し、車で別当出合まで上がることができました。

 テント生活では、調理に使うガス缶が切れるなど、持物確認に課題がありましたが、登山活動は予定通り実施することができました。別当出合登山口から甚之助避難小屋までは、タイム計測を行い、その後、荷物を一部デポして軽い荷物で、黒ボコ岩(約2325m地点)までのルート偵察と雪上歩行訓練を実施しました。途中、翠星高校山岳部さんと合流し、一緒にトラバース箇所の通過などを行いました(翠星高校山岳部のみなさん、ありがとうございました!)。先週の登山で練習したトラバースの雪上歩行が役に立つ形となりました。また、天気に恵まれ、気持ちの良い登山となりました。

 そして、すれ違う多くの登山者の方々から、総体のことや今回の登山のことなど多くのお声をかけていただき、大会に向けた生徒の励みになったのではないかと思います。感謝申し上げます。

《黒ボコ岩上の弥陀ヶ原入口にて、生徒撮影》

《フィックスロープを張ったトラバース通過の様子》

《別当覗付近にて。ニリンソウが相変わらずきれいに咲いていました。》

【山岳部】令和6年度 第4回山行~白山~

 総体前トレーニングとして、5月17日(金)~18日(土)の1泊2日で白山の甚之助避難小屋まで往復しました。

 中間試験が終了した午後にそのまま学校を出発し、市ノ瀬野営場にてテント泊を行いました。次の日に、砂防新道にて甚之助避難小屋まで登り、登山道付近の特徴的な地形の確認と甚之助避難小屋周辺で、キックステップやフィックスロープの通過など雪上歩行に必要と思われる技術のトレーニングを実施しました。

 天気に恵まれ、残雪期の楽しい登山を満喫していたと思います。

《フィックスロープの通過》

《グリセード(雪面を両足とピッケルで制動を書けながら下る技術)で遊ぶ部員》

《甚之助避難小屋前にて、御舎利山・別山を背景に》

《甚之助避難小屋下にて》

《サンカヨウ、中飯場上部》

【山岳部】令和6年度 第3回山行~富士写ヶ岳~

 本年度第3回登山として、加賀市の富士写ヶ岳(942m)へ登りました。枯淵登山口から登り、我谷登山口へ下山するコースをとりました。本来は奥獅子吼山でタイムアタックの予定でしたが、先週の熊出没を受けて行き先が変更となりました。また、対策として熊撃退スプレーを持参しました。

 急な登り下りが長く続く山でしたが、1年生は少し苦労する様子が見られましたが、2・3年生は安定して歩くことができていました。

 以下、部員の感想です。

 

 今回の登山は曇りの天気で暑すぎず活動しやすかったと感じています。パーティーとして良かったところは、コースタイムより早く進めたこと、15kgを重いと感じなかったことの2点です。全体的に余裕があったように思えます。今回は登りで疲れないように歩幅を小さくし、早すぎないペースで歩くことを心掛け、下りのときのは滑らないように地面に対して垂直に足をつけることを意識しました。忘れ物がいくつかあったことは反省するべき点でした。富士写ヶ岳山頂では風が吹き荒れており、景色は楽しめませんでしたが、学校への帰りの途中で寄って食べたソフトクリームとジェラートが美味しかったので満足です。

 

《登山口は急な登りから始まる》

《急な登りで先を見る余裕はあまりない様子》

《山頂にて。遠くに白山がなんとか見えました。》

《下山は少し雨に降られ、レインウエアを着用》

《下山後のお楽しみ。毎回あるわけではありませんが…。》