山岳部

2025年1月の記事一覧

【山岳部】令和6年度 県高体連登山部リーダー講習会

 1月25日(土)~26日(日)にかけて、県内学校の山岳部が集まるリーダー研修会に参加しました。

 1日目は、雪上歩行体験と白山ろく少年自然の家で宿泊、1年間の活動報告を各学校が行いました。2日目は一里野温泉スキー場にてスキー(スノーボード)実習を行いました。

 雪上歩行体験は、瀬名高原スキー場跡の駐車場にて翠星高校さんと合同で実施しました。この日までの好天のため、雪が良くしまりワカンを着用しての歩行でしたが、非常に歩きやすいものでした。そして、お昼を挟み、雪洞掘り体験を行いました。かなり時間がかかりながらも2人が横になれるサイズのものが完成しました。顧問個人としても摂動を掘ったことはあったのですが、泊まったことはなかったので、是非一度泊まってみたいと感じました。

 その後、英検受験者が合流し、食事の後、活動報告が行われました。ここ2週間、このためにプレゼンテーションの作成と練習を繰り返してきました。顧問からのオーダーとして「1人1笑をとる」ことを課しましたが、笑ってもらえた部分はあったものの、まだまだ課題が残りました。

 スキー実習はレベルに合わせて2グループに分かれて実施しました。初心者グループは、練習を重ねるごとに徐々に滑ることができるようになっていっていました。

 

以下、部員の感想です。

 瀬名高原スキー場跡で雪上歩行体験を行いました。この日は晴れた天気で動いていると暑く感じました。ワカンを付けて歩くと雪に沈みにくかったです。ワカンで雪の坂を登りました。自力では難しく2人の先生に引き上げてもらいました。一般の方は歩きやすい道に迂回するべきですよ。お昼に翠星高校の皆さんにうどんをおすそ分けしていただきました。沁みました。午後は雪洞を作りました。2人で2時間かかりました。肩がこりました。しばらく雪は見たくないです。

 1日目のリーダー研修会が終わり、この日はスキーやスノボーをして楽しみました。スキーが始めての後輩が半日で急成長を成し遂げていてすごいと思いました。自分はスノボーでターンができるように頑張りました。早くみんなに追いつけるように何度も練習をして、ようやくうまい人たちと一緒に滑れるようになりかけた時に、部員の1人が手を怪我してしまいました。その点は残念でしたが、参加したみんなと楽しい経験ができたのでよかったです。

《雪上歩行体験》

《完成した雪洞にて、L字型になっており奥行きがある》

《夕食後の活動報告の様子》

《スキー実習、リフトにて》

 

 

【山岳部】小松オリエンテーリング

 1月19日(日)に小松市にてオリエンテーリングを実施しました。オリエンテーリング協会さん設置のパーマネントコースを使用させていただきました。

 朝は寒かったものの天気に恵まれ、快適に実施することができました。

 生徒たちは、地図の読み取りに苦労する面を見せつつも、何とか全てのポイントを回ることができていました。

 オリエンテーリングは、先月に続き2回目となり、だいぶ慣れてきた様子となりました。この活動で培われる地図読み=地形の読み取りの能力を今度の総体に活かして欲しいと顧問としては思います。

 一方、雨が続いた後の道ということもあり、ぬかるむ箇所や歩道に残る雪の上などで苦労する面も見られ、ルートの選び方なども含め、今後の課題が見つかった活動でもありました。

 

 以下、参加生徒の感想です。

 

 今回のオリエンテーションではいつもの長距離を長時間かけて歩き続けるというスタミナが重要となるものとは違い、雪道を歩行での足腰の強さや泥道を歩く技術が必要になるものだったと思います。また、前回のオリエンテーションよりも時間がかかりましたがそれは成長の機会が多くなったとも考えられます。この経験は単なる体力だけの問題ではないことを自覚させられました。今後は歩く中でどこを踏めば体力を温存できるかを考えたいと思います。

 

《スタート地点にて》

《地点確認の様子》

《コントロール(ポイント)の一例》