理療科の活動
令和6年度 理療科症例報告会
期 日:令和6年11月8日(金)
3年生が臨床実習の成果を報告する会です。今年度は「肩こり」をテーマとし、患者さんにアンケートをとり、合わせて触診による筋緊張の度合いを数値化し、改めて「肩こり」について掘り下げて考える発表がありました。発表後は、3年生から1・2年生に向け、触診方法を指導する場面があり、生徒同士学び合う良い機会となりました。
いしかわ産業教育フェア2024に参加しました
令和6年10月26日(土)にイオンモール白山で開催された「いしかわ産業教育フェア2024」に理療科が参加しました。
今年も、10分間のクイックマッサージ体験と、はり刺し体験コーナーを運営し、多くの方に体験していただきました。
例年、産業教育フェアに参加していますが、盲学校でマッサージや鍼灸の教育課程があるという事を知っている方は少なく、今回の体験活動を通して来場された多くの方に、盲学校の理療科で行っているマッサージやはりについて知っていただく良い機会となりました。
敬老マッサージ実習を行いました
石川県立盲学校では毎年敬老の日にちなんで、地域の高齢者の方々を対象に無料でマッサージ施術を行う「敬老マッサージ実習」を行っています。
昨年度までは、新型コロナウイルス等の感染症の流行により、従来通り開催することができていませんでしたが、今年度は従来の形で開催することができました。
来校された方々に喜んでいただけるように、心を込めて施術させていただきました。
令和6年度 理療科施設見学
期 日:令和6年7月12日(金)
場 所:特別養護老人ホーム 自生園(小松市上荒屋町)
特別養護老人ホーム・デイサービスセンターを見学させていただき、介護施設の状況を肌で感じることができました。施設で働いておられるマッサージ師の方にも直接話を伺い、生徒達は積極的に質問をしていました。介護施設でどのようにマッサージ師が働いているのかを知ることができ、進路について考える良い機会ともなりました。こころよく見学をお引き受けいただいた自生園の皆様、誠にありがとうございました。
【理療科行事】令和5年度杉山奥村祭実施
令和6年1月19日(金)に理療科で杉山奥村祭を実施しました。
理療科では、視覚に障害のある方へのあん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの教育に貢献された杉山和一氏、奥村三策氏の偉業をたたえて、学習した理療の知識・技術の発表会を実施しています。
今年は、制限時間内に経穴(身体のツボ)を正確に説明しながら取ること(取穴)と,
2分間でできる限り多くの経穴名を暗唱する、課題に取り組みました。
生徒は冬休み前から、課題となる経穴の学習に集中的に取り組み、それぞれが日頃の学習の成果を発表していました。
(課題となる経穴をくじで決めています)
(2分間で最大361穴ある経穴をどこまで暗唱できるかに挑戦しています)
毎年恒例の敬老マッサージ実習
今年度は9月14日(木)に開催される予定でしたが、県内の感染症の状況を考慮し、11月13日~17日に代替日を設け実施しました。
生徒たちが心を込めて、地域の方々へ施術を行いました。初めてマッサージを体験された方は「こんなに気持ちの良いものなんですね」などのお褒めの言葉をいただきました。
いしかわ産業教育フェア2023に理療科が参加しました
令和5年10月28日(土)にイオンモール白山で開催された、いしかわ産業教育フェア2023に理療科が参加しました。
いしかわ産業教育フェアは、石川県の産業教育に取り組んでいる学校が集まり、自分たちが専門としている分野で、制作した作品、生産物、商品等の展示、成果発表、販売活動等、また体験活動を通して、県民の方々に石川県の産業教育について広く知ってもらうためのイベントです。
本校理療科は、あん摩マッサージ指圧、はり、きゅうの医業に関わる分野を扱う学校として、産業教育フェアに参加しました。
内容は、来場された方々に10分間のマッサージ施術を受けていただく体験と、はり治療で使う実際のはりを用いて操作する体験を実施しました。
どちらのコーナーも、多くの方に体験していただき、理療について広く知っていただく良い機会となりました。
令和5年度 理療科理解・啓発活動について
今年度、より多くの方々に盲学校・理療科を知っていただくために理療科啓発ポスターをリニューアルしました。自分の周りに、視覚に見えにくさがあり、生活や仕事等で困っている方がおりましたら、ぜひ、盲学校をご紹介ください。随時、相談をお待ちしています。
今年度も盲学校・理療科を宜しくお願い致します。
【理療科啓発ポスター】
令和4年 度杉山・奥村祭を実施しました!
石川県立盲学校では視覚障害者に理療を普及した杉山和一、奥村三策両氏の偉業をたたえるとともに、国家試験に向け理療の知識を深めることを目的に、毎年1月に記念コンテストを開催しています。内容は、理療科生徒全員で経穴の知識・技能やあん摩マッサージ指圧の技術を競い合います。
緊張しながらも、一所懸命日頃の成果を発揮しました!
【手技コンテスト】
5分間で患者役の教員の肩背部にあん摩施術を行い、術式の構成や手技の熟練度を競います。生徒それぞれが、5分間で最大の治療効果を出せる術式を考えてコンテストに取り組みました。
【経穴コンテスト】
課題となる経穴(ツボ)をくじで選び、時間内にツボの場所を説明しながら試験官の身体でその場所をおさえます。
理療科職場実習(ヘルスキーパー)
理療科職場実習(ヘルスキーパー)
期 日:令和4年12月15日(木)、16日(金)
時 間:14:00~16:00
場 所:北陸電力株式会社 石川支店
実習生:専攻科3年生 2名
社員の方々にマッサージ施術を行う「ヘルスキーパー」の実習を行いました。1日に6名、2日間で計12名の方に施術をさせていただき、「気持ちよかったです」、「身体が軽くなりました」等の声をかけていただきました。実習を引き受けていただいた北陸電力株式会社石川支店の皆様、大変ありがとうございました。
令和4年度 臨床報告会について
臨床報告会は保健理療科・理療科の3年生の校内臨床実習において、外部の患者様を施術させていただく中で、患者様が最もつらいとしている症状の治療に取り組み、治療経過や結果、継続して治療していく中で学んだことを発表する会です。今年度は2名の発表があり、どちらの生徒も坐骨神経痛の症状の改善に取り組み学んだことを発表していました。
臨床報告会を通して、患者様がつらさを感じている症状を改善し、結果を出すことの難しさや、はりやあん摩・マッサージで坐骨神経通の症状を改善するには、神経痛の原因を的確に把握し、患者様にあった治療法を選択する必要があるなど多くの事を学びました。
また、発表後は実際に行った施術内容を生徒間で共有し、理療施術について学びを深めました。
【実技交流の様子】
令和4年度 いしかわ産業教育フェアに参加して
期 日:令和4年11月6日(日)
場 所:石川県産業展示館2号館
参加者:本校理療科生徒・教職員
内 容:
新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いていた「いしかわ産業教育フェア」が3年ぶりに開催されました。本校はこれまでマッサージ体験コーナーを出店していましたが、今年度は感染予防のため、直接肌と肌が接触しないよう、以下の内容で取り組みました。
1 健康体操の体験
・肩こり体操の紹介
・臨床で行う検査法の紹介
2 健康相談コーナー
・身体のツボを用いたセルフケアのアドバイス
3 本校理療科の紹介
・理療科でどのようなことを学習しているかの紹介
予定通りにいかないこともありましたが、何度も練習した甲斐があり、臨機応変に対応することができ、48人の方にお越しいただき、みんながやって良かったと思える企画となりました。
【健康体操】
お客さまと一緒に肩こり解消のための健康体操を行いました。
【健康相談】
いしかわ産業教育フェアのマスコットキャラクター「としいえ君」も相談を受けに来てくれました。
令和4年度 敬老マッサージ実習について
9月16日(金)、敬老の日にちなんで恒例の「敬老マッサージ実習」を開催しました。新型コロナウイルス感染症のため2年ほど実施できずにいましたので、今年は理療科の生徒職員全員、14名のお客様に心を込めた対応をしました。
臨床症例報告会
日 時:令和3年11月4日(木)
14:15~15:05
発表者:専攻科理療科3年生
参加者:理療科生徒及び教職員
テーマ:「全身調整による不眠症への
アプローチ」
内 容:
普段、臨床実習の授業で診ている患者様へのはり・きゅう・マッサージ治療について、実技を交えた発表がありました。「奇経治療」という東洋医学的な考え方からアプローチしたもので、とても専門性の高いものとなりました。
感染予防対策として半数以上の教職員はリモートで職員室から参加し、質疑応答等を行いました。
生徒同士が学び合う様子
介護実習
9月7日(火)、専攻科2,3年の生徒を対象に「介護実習」が行われました。例年は県立看護大学で行っています。昨年は、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい中止となり、今年は感染レベルがステージ4でも安全に実施することを考え、本校開催となりました。内容ですが午前は主に講義で「介護の基礎知識・心構え」、午後は実技で「介護法の実際」を学びました。
講師は、石川県立看護大学から、川島和代教授が来られ、高齢者体験用の装具を付けたり、ベッドでの起き上がりや立ち上がり、車椅子への移乗、体の清潔保持をする方法などを丁寧に教えていただきました。
生徒から「先生が行った体位変換や移乗動作が非常にスムーズで驚きました。ボディメカニクスについてしっかりと学習し、上手にできるようになりたいと思いました。」等の感想がありました。
介護施設の就職も増えており、また、理療師はお年寄りと接することが多いので、大変有意義な実習でした。
理療科研修会
理療科職員で施灸とホットパック使用方法の研修会をしました。
<施灸>
基本的で安全な施灸方法と授業での説明の仕方を共通理解しました。
<ホットパック>
ホットパックが新しくなりました。臨床実習を見据えて使い方を確認しました。臨床患者の皆様に、お使いできる日が早く来ますように願っています。
理療科より地域の皆様へ
地域の皆様へ
理療科からのお知らせです。
学校が再開しました。新しい生活様式のもと、感染防止に努めながら勉学に励んでいます。
いつも、臨床室においでくださっている皆様!
もうしばらくお待ちください。臨床実習再開の折にはすぐに、ご連絡いたします。
石川県立盲学校
理療科行事予定・コロナウイルス対策
理療科では、1年を通して様々な活動をおこなっています。
また、コロナウイルス対策としてフェイスシールドやマスク、グローブ等の感染対策をはじめ、新しい生活様式を取り入れた授業運営に努めています。
理療科・学習支援の様子
理療科では、通常の時間割に沿って1限から6限まで、学習支援を行っています。5台のWebカメラや9台のヘッドセットをフルに活用して、生徒からの質問に答えるなど、休業明けから始まる授業にも即応できるよう体制を整えながら活動しています。
杉山奥村祭が行われました。
鍼灸の普及と復興に尽力した杉山和一、奥村三策両氏の偉業をたたえる行事が理療科で行われました。
杉山・奥村祭.pdf
理療セミナーを行いました。
11月5日(火)に理療セミナーを実施しました。
講演会では、金沢大学付属病院の三輪先生をお招きし、骨粗しょう症のメカニズム等について講演をいただきました。
また、臨床実習報告会では、各生徒が自身の受け持つ患者に対する治療の成果等について発表しました。
理療セミナー.pdf
いしかわ産業教育フェアに参加しました。
10月20日(日)に開催されました、いしかわ産業教育フェア2019に、本校高等部理療科の生徒が参加しました。
参加した生徒からはやりがい等に関する感想が、ご来場いただいたお客様からはお褒めの言葉をたくさんいただき、盛況のうちに終えることができました。
いしかわ産業教育フェア2019.pdf
敬老マッサージ実習を行いました。
9月13日(金)に理療科生徒が地域の60歳以上の方々を対象にマッサージを行いました。地域の方々の笑顔とやりがいに出会うことができた良い機会になりました。
敬老マッサージ実習を行いました.pdf
敬老マッサージのお礼
敬老マッサージ実習 満員御礼のお知らせ
日頃より本校の教育活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
おかげさまを持ちまして、本日開催の敬老マッサージ実習の予約枠はすべて満了いたしました。
たくさんのご予約ありがとうございました。
理療科の紹介
本校理療科では、見えない・見えにくい方の職業自立を支援するため、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の国家資格取得に向けた授業と、それぞれの技術指導を行っています。
詳しくは、「理療科の紹介」をご覧ください。