弓道部の紹介

弓道部は、男子十二人、女子十六人の合計二十八人で日々弓道場で活動しています。顧問の先生は私達に対して常に優しく、熱心に教えて下さります。弓道は矢を的に中てる競技ですが、正しい射形であることが大切です。錦丘は射形がきれいであると言われているので私達はそれらを誇りにし、伝統を引き継ぎ、さらに磨いています。また、的と自分との戦いなので、精神的な部分も大きく作用します。正しい射形を身につけるのは自分だけでは難しいので男女学年関係なく指導し合ったり支え合ったりして目標である総体優勝に向けて日々、切磋琢磨しながら頑張っています。私達は、他校と比べ練習時間が少ないです。その為、一本一本に集中したり、練習法を色々工夫したりしています。また、中学校と合同で練習しているので、お互いコミュニケーションをとりながら応援したり競い合ったりしています。そして、中学生の顧問の先生にも、アドバイスをしていただいて日々自分達の技術を向上させています。弓道にとって最大の敵は自分の中にある弱い気持ちです。未熟な部分を成長させるチャンスと捉え、この部活を通して強靭な心を育んでいけるよう、日々稽古に励みます。

  

活動の記録

弓道部

令和5年度 大会成績報告

 今年度の大会成績を報告いたします。

 

令和5年度石川県高等学校総合体育大会弓道競技

男子団体 2位(北信越大会出場)  女子団体 4位  女子個人 3位

 

第53回北信越高等学校弓道大会

男子団体 ベスト8  男子個人 準優勝

 

第2回石川県高等学校秋季遠的大会

男子団体 準優勝  女子団体 3位  女子個人 優勝 3位

 

令和5年度石川県高等学校弓道新人大会

男子団体 準優勝(北信越新人大会出場)  女子団体(北信越大会出場)

女子個人 優勝(全国選抜大会出場)  6位

 

第13回北信越高等学校新人弓道大会

男子団体 3位  女子団体 準優勝

 

第35回石川県高等学校弓道冬季錬成大会

男子団体3位  女子団体 3位

 

令和5年度第40回石川県高等学校弓道春季錬成大会

女子団体 準優勝

 

来年度も部員一丸で頑張ります。

新入生で弓道部に興味のあるみなさんへ

 高校生にとっての弓道の魅力はたくさんあります。

 1つ目は,的に中(あた)ったときの音とともに感じられる爽快感です。これは言葉で説明できないので,ぜひ1度弓道場へ足を運んでみて下さい。

 2つ目は,体格によって有利不利がないということです。性別の違いや身長や筋力などの差は全く関係ありません。強いて言えば弓を左手で扱う関係上,左利きの人がほんの少し有利かもしれません。全国的には弓道は高校から始める人がほとんどで,初心者でも安心して始められると思います。

 3つ目は,集中力や忍耐力が身につくことです。うまく弓が引けるようになるのは簡単なことではありません。むしろ思うようにいかないことのほうが多いです。そうやって苦労しながら3年間続けることで,なりたい自分を目指すための勉強や受験に必要な力が身に付きます。どんな過酷な環境でも自分の力を発揮することができるようになると思います。

 最近では,弓道がスポーツ番組やアニメで登場することが多くなってきており,みなさんも見たことがあるかもしれません。優しくて個性が光る素敵な2・3年生の部員と一緒に高校生活を有意義なものにしてみませんか。

  なお、例年新入部員に案内している内容の概要は以下の通りです。(今年度はまだ未定)

・活動について

  通常の活動日は月・水・木・金曜日の放課後と土曜日の午後です。

  大会のほとんどは石川県立武道館で日曜日に行われます。現地集合・現地解散です。

・費用について

  弓は学校の弓を使用します。それ以外の道具等は個人で購入する必要があり,4月から7月に何回かに分けて購入します。道具等一式をそろえるのに合計約70,000円かかります。部費の徴収は3年間基本的にありません。講習会などで臨時に徴収する場合があります。個人の消耗品や修理は個人負担です。道具等を知人から譲り受ける場合は顧問に相談して下さい。

新2・3年生の弓道部員のみなさんへ

 みなさんは元気に過ごしていますか。4月がまもなく終わろうとしている今,おそらく県内の弓道場はすべて閉館し,石川県内では弓道ができない状態になっているかと思います。弓道は危険を伴う競技である都合上,活動場所や条件がどうしても限られてしまいます。しかし,家でできることもたくさんあるということはみなさんも知っていると思います。今できることを精一杯やってみましょう。また,弓道は40年のブランクがあっても再開できるスポーツであり,90歳を過ぎてもできるスポーツです。ブランクを気にする必要はありませんので,この休校の期間を有益なものにしましょう。みなさんと再会できる日を心待ちにしています。