活動の記録

2020年4月の記事一覧

新入生で弓道部に興味のあるみなさんへ

 高校生にとっての弓道の魅力はたくさんあります。

 1つ目は,的に中(あた)ったときの音とともに感じられる爽快感です。これは言葉で説明できないので,ぜひ1度弓道場へ足を運んでみて下さい。

 2つ目は,体格によって有利不利がないということです。性別の違いや身長や筋力などの差は全く関係ありません。強いて言えば弓を左手で扱う関係上,左利きの人がほんの少し有利かもしれません。全国的には弓道は高校から始める人がほとんどで,初心者でも安心して始められると思います。

 3つ目は,集中力や忍耐力が身につくことです。うまく弓が引けるようになるのは簡単なことではありません。むしろ思うようにいかないことのほうが多いです。そうやって苦労しながら3年間続けることで,なりたい自分を目指すための勉強や受験に必要な力が身に付きます。どんな過酷な環境でも自分の力を発揮することができるようになると思います。

 最近では,弓道がスポーツ番組やアニメで登場することが多くなってきており,みなさんも見たことがあるかもしれません。優しくて個性が光る素敵な2・3年生の部員と一緒に高校生活を有意義なものにしてみませんか。

  なお、例年新入部員に案内している内容の概要は以下の通りです。(今年度はまだ未定)

・活動について

  通常の活動日は月・水・木・金曜日の放課後と土曜日の午後です。

  大会のほとんどは石川県立武道館で日曜日に行われます。現地集合・現地解散です。

・費用について

  弓は学校の弓を使用します。それ以外の道具等は個人で購入する必要があり,4月から7月に何回かに分けて購入します。道具等一式をそろえるのに合計約70,000円かかります。部費の徴収は3年間基本的にありません。講習会などで臨時に徴収する場合があります。個人の消耗品や修理は個人負担です。道具等を知人から譲り受ける場合は顧問に相談して下さい。

新2・3年生の弓道部員のみなさんへ

 みなさんは元気に過ごしていますか。4月がまもなく終わろうとしている今,おそらく県内の弓道場はすべて閉館し,石川県内では弓道ができない状態になっているかと思います。弓道は危険を伴う競技である都合上,活動場所や条件がどうしても限られてしまいます。しかし,家でできることもたくさんあるということはみなさんも知っていると思います。今できることを精一杯やってみましょう。また,弓道は40年のブランクがあっても再開できるスポーツであり,90歳を過ぎてもできるスポーツです。ブランクを気にする必要はありませんので,この休校の期間を有益なものにしましょう。みなさんと再会できる日を心待ちにしています。