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ほりほりの部屋Vol.8「フランスのかほり」

 皆さん、こんにちは。校長の堀です。GATボンジュール!

 Long time no see, everyone! To tell the truth, I got acute low back pain, so-called "Witch's strike," last Monday. Since then, I've been long staying, not only at home, but also in bed(or futon) for almost 10 days! Now, I've still got a heavy back pain, but I can sit on my chair at my room. Today, I'll introduce the picture just in front of me and send you some fragrance of France. I hope you can feel a touch of it.(大意:お久しぶりです。実は、先週の月曜日、ぎっくり腰<いわゆる魔女の一撃>)を食らって10日間ほど、ステイ・ホームならぬステイ・イン・布団状態でした!今も腰は痛むのですが、なんとか校長室のいすに座っています。今日は、私のちょうど目の前にある絵を紹介します。フランスのかほりを少しでも感じていただければ、と思います。) 

 この絵も前回までの2作品と同様、昭和62年錦丘高創立25周年・二中創立90周年を記念して、錦丘高校同窓会から寄贈されました。題名は「フランス ベゼレーの農家」。作者は諸君らの先輩、昭和3年金沢二中卒の洋画家、田辺栄次郎氏。石川師範学校を卒業後、37年間、金沢市内の小中学校で勤務しながらの創作活動。フランス(特に南仏)や地中海地方をスケッチ旅行し、帰国後油絵を制作するという手順。1960年頃、抽象画から具象画に転じ、陽光明るい田舎の生活のにおいがするところ、農村や民家を好んで描くも、画面に人物が描き込まれることは一切ないことが大きな特徴。その意図するところは、「鑑賞者が自身の姿を画中の人物として描き加え、絵を通じて、その地へ旅行したかのような思いを抱かせる」ことにある、とのこと。絵の上方に遠景の山々、画面の大半は屋根と木々で占められ、かつての抽象画家として活躍した作者の画面構成の妙が発揮された作品。ちょうど画面中央、やや下の、白い石畳の玄関口にたたずむ姿を思い浮かべるのは、私だけでしょうか?来月、学校再開の際、是非鑑賞に来てください。フランスの民家へ、ひとときのトリップを!ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

 

 P.S. 前々回の英語表現の答え、わかりましたか?共通する英単語は・・・wearでした!つまり、腕時計をするのも、めがねをかけるのも、指輪をつけるのも、服を着るのも、手袋をするのも、帽子をかぶるのも、グローブをはめるのも、コンタクトレンズを入れるのも、要は「身につける行為」はすべて wear で表現可能ということなのです。むしろ、「ヒント」の方が意味不明だったかも・・・アメリカの女優、マリリン・モンローの発したあまりに有名な一言。その人気絶頂期、マスコミからしつこく尋ねられた、下世話な質問:"What do you wear to bed?"(寝る前は何を着ているの?<ネグリジェなの?パジャマなの?それとも裸??的な>)に対して、マリリンはうんざりしつつも、軽やかにこう答えたのでした。"Five drops of CHANEL No.5" かっこよし!ステキです。そうです。香水をつけるのも、wear を使うのですね。ちなみに、堀は長年、D&Gのライトブルーをwearしてます。