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ほりほりの部屋Vol.26「『なりたい自分』一休み~メンに関する一考察~」

 皆さん、こんにちは。堀です。暑くても~、美味しいラーメン食って~、GAT!

 先日、コロナ関連でショックなニュースが1つ:「寿がきや、北陸から撤退」。え~ってカンジでした。対面販売にこだわる飲食関連業界が受けている経済的打撃の深刻さを表す報道でした。北陸3県の、主にフードコートで出店しているチェーン店は、今月いっぱいで全て閉じることとなりました。今時、税込320円で、あの白濁した名古屋風豚骨ラーメンが食べられる店は貴重です。学生の味方です。昔から、先割れスプーンがついてきました。(にもかかわらず、堀は箸を手に取るのでした・・・受け取るときに必ず「スガキヤコショー」をめいっぱい振るのも忘れずに。)バイトでちょっとお金が入ったら、「特製」にして、肉と卵も堪能しましたっけ。中学生の頃から始めたバドミントン。チームメートとの部活後のつきあいも、大切な思い出です。高岡市立志貴野中、今も三角屋根の体育館は健在ですが、路面電車が走る道路をはさんだ向かい側に、当時「まめや」といううどん屋さんがあって、練習後、素うどんと「ロイヤルクラウンコーラ」(マイナーだけど値段の割に、「コカコーラ」より大きめの瓶コーラ。王冠の裏のシールをはがし、「当たり」が出たらもう一本、のお楽しみ付き。)のセットが定番の1つでした。もう1つ、当時の高岡市内のバド小僧たちがたむろする場所、それが高岡駅前にあった「ヨシエスポーツ」というラケットショップ(今も場所を変えて健在。しかし、なぜか、バスケ専門店・・・)でした。皆が皆、そこの若い女性店員の気を引こうと、けなげに、ラケットやら、グリップテープやら、ガット張り替えやら注文するのでした。「あのねーちゃん、ぜってえ、おれに気いあるって!」「だら、おれや。」思い出すのもおぞましい、男子中学生の会話。お店の経営戦略にまんまと乗せられているだけだったのに・・・寿退社する度、「あ~あ」とため息をつくも、そっこー切り替え。「今度入ったねーちゃん、笑顔よくないけ?あれ、ぜってえ、おれに気いあるって!」「だら、おれや。」青春とは愚かなものです。こういった会話をしていたのが、そのスポーツ店に隣接するビル、「いとはん」(後の「ジャスコ」、さらに「イオン」と改名)の7階にあった「寿がきや」だったのです。今を去ること45年前!あの頃はたしか、ラーメン1杯100円台だったような・・・学生の味方でした。今も味は不変!(のような気が・・・)あ~それなのに、それなのに・・・我が青春の味、「寿がきや」Forever!今月いっぱい、通います。(「ドンキ」にしようかな?「もりの里」にしようかな?フードコートで白髪のじじいが「寿がきや」すすっていても、無視してね。「先生!」とか、いわんや「校長!」とかの声かけを固く禁じます。暖かく見守る姿勢、大切に。お年寄りを大切に。SDGs??)

 よく行くラーメン屋さんの1つに、鶴来の「こいしや」さんがあります。看板には大きく「うどんこいしや」と書かれていますが、30年近く通っても、うどん注文する人、見たことありません。3人のこどもたちは皆、スキー(今、スノボに乗り換え)が得意です。全員、小6までにパラレルできるまでに仕込みました。教え方は堀の自己流ですけど。将来、世界のどこへ行っても、雪と戯れて楽しめるように。3人とも皆、きれいな息継ぎでどこまでもクロールで泳げます。小6までに、V10で仕込んでもらいました。将来、世界中どこででも、水と戯れて楽しめるように。四季を通じ、暖かい国でも、寒い国でも、体を動かして楽しめるように仕込む。我が子を、国際的に活躍する人材にしたければ、英語以前に時間とお金を「投資」するならば、例えば、そういうことなんじゃないかと思った英語教師がいた訳です。スキーもプールも、親が連れて行かないとできません。環境が大きく作用するスポーツです。親の義務かな?って思ったわけです。話を戻しますが、セイモアや一里野の帰り(早朝、朝イチのリフト運転開始に並び、人でごった返すお昼頃には帰る、というのが堀家のパターン。リフト1日券は午後来た別の皆さんへ。)に、お昼ごはんに寄ったのが「こいしや」さんでした。今もラーメン1杯税込510円のコスパはGreat!相変わらず、開店の11時には行列のできる名店です。近くにあった、和菓子の「ひろの」さんもいつも寄って、季節の和菓子をデザートにしてました。昨年(?)大通りの橋の近くに「和乃菓 ひろの」として、移転新築オープン。堀は「あんどーなつ」(赤い服の芸人の相方ではなく)が好きですが、先週試した、「冷やしみたらし」、絶品!冷たいみたらしだんご、うまし!オススメ。今度、「くずバー」試してみよう!ぶどう、もも、みかん、全部試そう、と思ってます。クーラーボックスも忘れず持参。

 もう1つ、長年通っているお店を。金沢駅前、別院通りにある「風花(かざはな)」は、無化調(化学調味料、無し)で、自然な出汁のスープが売りです。のど渇くことなく、スープ飲み干せます。(堀は基本、どんなラーメンもスープ飲み干す人です。世界のホームラン王、王貞治選手が、「実家は、中華料理屋です。親父の作ったラーメンのスープは必ず飲み干しました。いろんなエキスが凝縮しているので、飲むと体ができていくんです。」と、かつてTV番組で語っていたのを見てから、小学生の堀は「ラーメンスープは飲み干すもの。」と脳と舌にすり込まれ、後に26才で通風を発症する一因となったのでした・・・)趣味の映画鑑賞、朝イチで、フォーラスorユナイテッド、の後、「風花」さんにお世話になる、というルーティーンが確立して、10年くらいか?優しい笑顔のご夫婦お二人で経営されていて、ご主人のラーメン作りを目の前で眺めながら、自分の注文したラーメンを待つ感じです。毎回、その無駄のない所作に安心感。年中、きれいなほうれん草が添えられるのもステキ。チャーシューは厚めですがほろほろで、歯がなくてもOK。「ラーメン卵入り」が堀の定番。この出汁が染みた半熟卵も絶品!黄身に麺を絡めてどーぞ。(あの黄身の中で溺れたい!)オススメ。昨年の今頃、ステキな女将さんが、「お客さん、錦の校長先生、です、よ、ね?」とのぞき込むように話しかけられて、「えっ?どうしてわかったんですか?」と尋ねると、「同窓会誌でお見かけしました!私、錦の卒業生なんです。」とのこと!ご縁です。いつも美味しいラーメン、ありがとうございます!週末、エネルギーをいただいてます。女将さんにとって、ラーメン屋さんは「なりたい自分」だったのかな?いつか、聞いてみよう。それにしても、金沢市内、至る所に、錦あり?おり?はべり?いまそかり?恥ずかしいこと、できません。コマッタ。

 先日、「風花」前に、「糸」観てきました。小説はずっと前に読んでて、映画も楽しみにしてました。当初予定の4ヶ月遅れの公開でしたが、想像以上の名作でした!オススメ。ほぼほぼ、原作通りのストーリー。変に手を加えたり、強調したり、変更したりということもなく、ただただ、キャスティングがどハマり!スバラシイ!ドンピシャです。何度も泣けるシーンがあって。見終わって、スッキリしました。「涙活(るいかつ)」ってやつですかね。この映画もシンガポールが舞台の一つ。やっぱ、シンガだよ、これからは。連れて行きたいですね、いつか、きっと。Surely someday.ではでは。今日はこの辺で。CU ASAP!

P.S.「ある日のぼっちめしin summer②」

そうめん弁当のバリエーション。「そうめんいなり」&「ゆでたまいなり」自家製しょうが漬を散らして。おいなりさんの甘い味付けと相まって。酢飯じゃなくて、そうめんを入れるだけ。ゆでたまごも、ゆでてから、ジップロックに「プロだし」を薄めた出汁とともに入れて、一晩寝かせたもの。おためしあれー。見た目以上に。ボリュームあります。おなかに、どーん!ラーメンネタからのソウメン、お粗末でした。