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錦高日記11月11日(金)~ようこそ水橋先輩

 11月11日、本校の卒業生で脚本家として連続テレビ小説「スカーレット」等でも有名な 水橋文美江さん が母校を訪れ、後輩たちと交流しました。

 水橋さんは生徒の案内で校舎内を見学し、高校時代に所属していた演劇部の活動場所や著書が並ぶマルチメディアセンターを見て回って興味深そうな様子でした。

 その後、美術部の生徒によって歓迎の黒板アートが描かれた25Hに場所を移し、演劇部、新聞部、放送部、文芸部の生徒と懇談しました。生徒は「脚本を書く上で外してはいけないことは何ですか」「高校時代で思い出に残っているのはどのようなことですか」などと質問し、水橋さんは「絶対に言いたいことは必ず書くこと。若い人はフレッシュさをなくさないのが大切」「体育祭でみんなと踊ったこととか他愛のないことの方がよく覚えている」などと答えていました。

 水橋さんは「今の若い人たちは好きなことを深く学ぶのは得意だけれど、もっと興味のないことも学ぶといいと思う。今は意味がなくても将来意外なものが引っかかってくるので、いろいろ覗いておくのが大切」と話し、脚本家として活躍する先輩の言葉は生徒たちの心にも強く残ったようです。

 この後、水橋さんは野々市市で講演を行い、本校の生徒が花束と色紙を手渡しました。