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錦高日記6月17日(金)~情報Ⅰの授業実践より~

 今週1年生3クラスに対して情報モラルの授業を行いました。利用した教材の1つは、5月に行われたGIGA校内研修推進リーダー研修で講義をされた静岡大学教育学部准教授の塩田真吾先生の研究室が静岡県警少年課の監修のもと開発した「場面強制想像法」を用いた教材です。
 教材では、「自分が自画撮りを送ってしまうシチュエーションを考える」(場面強制想像法)というワークを行うことで、「もしかしたら自分も自画撮りトラブルにあってしまうかも」という自覚を促し、それらの場面での「断るスキル」を身につけることを目的としているものです。(塩田研究室 http://shiotashingo.main.jp/?p=1143 より)
 生徒用のワークシートを記入させた上、それらをGoogleFormsで生徒達の意見などをその場で集約し、プロジェクタに映し、それらについてコメント解説していきました。
 既にあるワークシートをもとにFormsを作成し授業を行うということで事前に塩田先生には許可も得ておきました。
 どのクラスも「仲の良い同級生(男女問わず)」に送ってしまいそうだという回答が多いことが印象的でした。「裸や下着姿の写真を提供する」「裸や下着姿の写真をSNSで公開する」ことは法令に違反し処罰されるということを伝えた後の生徒達の授業の振り返りを見ると、トラブルに巻き込まれないためにはことを送ってしまったらどうなるかを想像することやはっきりと理由をつけて断わることの大切さを学んでくれたようです。I