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錦高日記1月19日(火) ~「読んでみたくなっちゃう本③~

 今日も窓の外は雪が降ったり止んだりのお天気でした。学校では、1・2年生はいつもの日課をこなし、3年生は今日から特別時間割となり、新しいクラスで前期試験や私大入試に向けての問題演習に取り組みました。

 今日は『読んでみたくなっちゃう本』第3弾として、以下の2冊の本をご紹介します。ご紹介する本文の抜粋は、生徒が選んだ箇所です。その本の内容をとても端的に表現している部分ですと、国語の先生が話していました。筆者は2冊目の本を読んだとき、”数字が美しい”ってどういうこと?、と思ったことを覚えています。では、お楽しみ下さい。

『アルケミストの不思議な家』 有間 カオル 著

「じゃあ、現代の連勤術師はなにを作り出すのか?」(中略)

「精神界の再構築、魂の錬金を行う」

「魂の錬金?」

「そう。目には見えない輝ける黄金を見つけ出し、再生させるのだ。(略)」

『博士の愛した数式』 小川 洋子 著

「見てご覧、220の約数の和は284。284の約数の和は220。友愛数だ。滅多に存在しない組合せだよ。神の計らいを受けて絆で結ばれ合った数字なんだ。美しいと思わないかい?君の誕生日と、僕の数字が見事なチェーンでつながり合ってるなんて。」