探究日誌

【2年探究】2年生探究活動が本格化!

2年生は修学旅行を前に、一時的に1か月以上授業が空く期間に入ります。9月2日の探究の授業では「秋からの探究活動の大切さ」について伝えました。授業では、壁にぶつかったときの乗り越え方、外部の方とのつながりを大切にする姿勢、そして実験や検証に挑む心の重要性を確認しました。その結果でしょうか、休み時間や放課後に積極的に仮説検証に取り組む生徒や、先生方に協力を依頼して授業中に実験を行う姿も見られるようになっています。今後も2年生の探究活動がさらに飛躍していくことが楽しみです。

生徒たちは、協力してくださる大学の先生に送る文章を作成していました。これまでの実験の成果を整理し、わかりやすくまとめることで、実際にお会いした際に具体的な議論へと発展できるよう心がけています。主体的に次のステップを見据える姿勢が感じられます。

 

椅子の形状や素材によって授業中の集中力がどう変わるのかを調べるため、先生方の協力を得て普段とは違う椅子を準備しました。実際に座り比べながらデータを集めるなど、身近なテーマを工夫して探究する姿が見られます。

 

カップの素材によって結露のしやすさが変わるのかを調べる班もありました。理科の先生に協力していただきながら「とりあえずやってみる」ことから始め、対照実験にするために水温やカップの事前状態を調整する必要があることに気づいていきました。試行錯誤を通して、実際にやってみてこそ得られる学びを重ねています。

 

余談ですが、マルチメディア5階のレイアウト変更から数か月が経ちました。放課後には、以前よりもかなり多くの生徒が集まり、自習スペースを活用しています。探究活動や日々の学習に意欲的に取り組む姿が見られ、環境整備の効果を感じています。今後も生徒のみなさんの学びをしっかりと支援していきたいと思います。