2025年7月の記事一覧
【探究】先生のお仕事体験
本校では、スクールミッションにも掲げられている「キャリア教育」の充実に力を入れています。
その一環として、本日は本校併設中学校の協力のもと、高校生が「先生の仕事」を実際に体験するプログラムを実施しました。
高校2年生の有志は、約3週間前から教材を調べ、授業の構成を考えるなど、入念に準備を重ねてきました。
リハーサルでは思うようにいかないことも多く、悔しさを味わう場面もありましたが、仲間と協力して工夫し、本番ではその反省を活かして授業をやりきることができました。
実際に授業をしてみたことで、「教えること」の難しさとやりがいを実感するとともに、教師の仕事の表と裏の両面について深く考えるきっかけとなりました。
振り返りでは、お互いの努力や工夫を認め合い、成長を称え合う温かい時間となりました。
本日の経験が、将来「教師」という道を志すきっかけになればと願っています。
【探究】第3回四校合同探究活動交流会
本日は第3回四校合同探究活動交流会を金沢泉丘高校で実施し、本校生徒約25名が参加しました。
この交流会では3つの形式(①交流フリートーク形式、②相談ディスカッション形式、③紹介プレゼンテーション形式)に分かれ、日頃の探究活動について交流することを通して、他校の探究活動について知ったり、自校の探究活動について紹介することで、2学期からの自身の探究活動に生かすことを目的としています。
四校(金沢泉丘、金沢二水、金大附属、金沢錦丘)の生徒が交流する本会は非常に刺激的で、どの生徒にとっても非常に有益な時間となったようでした。この機会がこれからの探究活動を進めるエンジンになることを期待しています。
【探究】1年生の「学部・学科研究」のポスターが掲示されています
先日実施していた「学部・学科研究プロジェクト」で作成したポスターが5Fマルチメディアセンター前に掲示されています。今月中掲示しますので、保護者懇談にお越しいただいた際にご覧下さい。
※なお掲示は23Hの皆さんが快く手伝ってくれました。ありがとうございました。
【探究】第2回Career Well-being Forum「なりたい自分について考えよう」
本日放課後に、第2回「Career Well-being Forum」を行いました。本フォーラムは、地域のみならず世界で活躍されている方々をお招きし、生徒たちと直接対話しながら、自身のキャリア形成について考える探究未来課発の新しいイベントです。
今日のテーマは「なりたい自分について考えよう」で、ゲストスピーカーは現在インドネシアにあるグリーンスクールバリに在学中で、中学校卒業生の河上柚子さんでした。一時帰国中のタイミングで本校に来てもらい、現地での生活や現在取り組んでいる探究活動についてお話ししてもらいました。
現在取り組んでいるのは、現地で日本米を広げる活動で、この活動を通じて現地の農家が持続可能に稲作農業を続けていけるよう支援することを考えているようです。現在クラウドファンディングを通じて、活動への支援を呼びかけています。クラウドファンディングは現在も実施しています。
現地での生活の様子もお話ししていただき、海外留学や海外で働くことを考えている中高生の生徒たちにとって非常に刺激になったようで、「今日来て良かった」という言葉を何度も聞くことができました。河上さん、ありがとうございました。日本からご活躍を応援しています!
【探究】錦丘探究の日(2年生:ヘルプデスク、1年生:学問研究全体交流会)
本日午後から、錦丘探究の日として、それぞれの学年でイベントを実施しました。
<2年生:「Nishiki探究プロジェクト」第1回ヘルプデスク>
2年生は課題探究の要となる「研究計画書」の完成を目指して取り組みました。これまでの話し合いをもとに、リサーチクエスチョンや仮説、その検証方法を組み立てていく作業に、どのグループも真剣に向き合っていました。
この日は、金沢工業大学から6名の探究スペシャリストをお招きし、「ヘルプデスク」と題した特別授業も実施しました。本校では、探究活動をさらに深めるために、月に1回のペースで、外部の力を借りた学びの機会を設けています。今回のヘルプデスクも、その一環として実施されました。開始から30分足らずで予約表はすべて埋まり、各グループは大学の先生方に自分たちの探究内容を丁寧に説明し、専門的な視点からのアドバイスを受けました。
中には、問いの意図を深く問われて答えに悩む場面もありましたが、それもまた自分たちの探究を見直すきっかけになったようです。動機やテーマ設定の根拠、自分らしさとは何かを改めて考える姿が印象的でした。教室に戻る生徒たちの表情からは、学びの手応えと意欲が感じられました。
休み時間には、昨年度このヘルプデスクで大学の先生方と関わった3年生との再会もありました。彼女たちのテーマ「父子手帳」に関する探究は、その後も継続され、いまでは複数のメディアにも取り上げられるまでに成長しました。大学の先生方もその進展を喜んでおられ、継続の力の大きさを感じさせる場面となりました。
ここからの探究は、本質に迫る「アクション」が続く段階に入っていきます。なぜこのテーマに取り組むのか、自分ごととして捉えられているか、自分のキャリアとどうつながっていくのか。それぞれが、自分たちの探究をより深めながら研究計画書を仕上げ、いよいよ本当のスタートラインに立ちました。
<1年生:「学問・学科研究」 全体交流会>
5限目はこれまでの研究の成果をポスターにまとめたものを活用しながら、自分たちが研究を進めた学問についての交流会を行いました。それぞれが1学期を使って作ったポスターは非常によくできていましたし、発表の様子も自信をもった様子で、非常に成長が感じられました。今回使用したポスターは保護者懇談会の際に掲示をする予定ですので、ご来校の際はどうぞご覧下さい。
6限目は本校独自の取り組みである「相互評価ワークショップ」を行いました。本取り組みはグループ活動を通して見つけたメンバーのいいところや強みなどをお互いに言葉で評価することを通して、自己有用感を育てることを目的に実施しています。最初はやや気恥ずかしそうな様子もありましたが、それぞれの笑顔がとても素敵でした。自分では気づかなかった強みや個性を見つめる良い機会になりました。
7限目は視聴覚室で1学期のふり返りと今後のキャリアについてのワークショップを実施しました。夏休みは目の前ですが、この機会を活用して、自分の知らない世界に飛び込んだり、自分自身がこの後歩んでいくキャリアについて深く考える機会にしてほしいという思いを、1年生は真剣な様子で聞き入っていました。特に卒業生が歩んでいるユニークなキャリアについてのお話が印象に残ったようでした。最後に、2学期に実施するビブリオバトルの説明がありました。本との出合いは新しい自分や世界との出合いです。キャリアにもつながるので、良い本との出合いを期待しています。
【探究】第1回Career Well-being Forum「記者の仕事」
本日は第1回Career Well-Being Forum「記者の仕事」を実施しました。講師は北陸中日新聞で記者をされている脇阪憲さんです。
本フォーラムは、地域のみならず世界で活躍されている方々をお招きし、生徒たちと直接対話しながら、自身のキャリア形成について考える探究未来課発の新しいイベントです。
今回はメディアの仕事や災害報道に興味がある中高の生徒が参加しました。能登での震災や豪雨の際の報道から、自身のキャリアに関すること、記者の仕事についてなど、様々なお話をわかりやすく丁寧にお話ししていただきました。以下が生徒の感想です。
講師の方の「ひとりひとりと丁寧に向き合う」という取材姿勢に強く感銘を受けました。単に情報を伝えるのではなく、相手の声に真摯に耳を傾ける姿勢に、報道の本質を感じました。また、個人的な将来像として「地域の活性化に関わる公務員になりたい」という思いがあり、今回のセミナーを通して、記者として地域に寄り添う姿勢が、自分のキャリアビジョンとも重なることに気づき、大きな刺激を受けました。
次回、第2回Career Well-being Forumは「なりたい自分になるには?」をテーマに卒業生がお話をする予定です。
【探究】マルチメディアセンター5階が使いやすくなりました
― より快適で多目的に使える空間へ ―
このたび、マルチメディアセンター5階のレイアウトを見直し、学習環境の充実を図りました。
今回のレイアウト変更は、JRC部の生徒の協力により実現したものです。
主な変更内容は以下の通りです。
★入口側には、開放感のある学習スペースを設置
グループ学習や自主学習など、目的に応じて柔軟に活用できる環境となっています。仕切りのあるブースを部屋の側面に移動することで、静かに集中したい生徒により適した学習空間となりました。
★奥側には、スクール形式で50名以上が収容可能なセミナースペースを整備
変更初日から既に授業等で活用が始まっており、効果的な展開に貢献しています。仕切り付きのブースを移動させたことで眺望が向上しました。様々な場面での活用が期待されます。
今後も、生徒および教職員にとって、より快適で学びやすい環境づくりに努めてまいります。
ー 今月より「Career Well-being Forum」を開始します ー
本フォーラムは、地域のみならず世界で活躍されている方々をお招きし、生徒たちと直接対話しながら、自身のキャリア形成について考える探究未来課発の新しいイベントです。初回は7月8日(月)、続いて7月16日(火)の開催を予定しており、会場はいずれも、改修を終えたマルチメディアセンター5階となっております。これらの取り組みを通して、生徒のみなさんが将来に目を向け、自らの進路や生き方を見つめ直す契機となることを期待しています。
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