探究日誌

2025年10月の記事一覧

【1年探究】フィールドワーク(地域探究)

本日は地域探究「よりよいまちづくりプロジェクト」の「フィールドワーク」実施日でした。それぞれ8つのコースに分かれて様々な場所で活動を行いました。本日の活動の様子をお伝えします。

①災害に強いまちづくり、②のとの里山復興(同時実施)※石川県防災学習プログラム

のと里山空港の発災時の様子の講話、總持寺祖院訪問、黒島地区の見学を行いました。特にまだ震災の爪痕が残る街並みを目にし、講師の方々からお話を聞いた際、生徒の目が非常に真剣だった様子が見られました。隆起した海岸は驚くべき光景でした。

③震災後の新しいまち

門前の總持寺通り商店街および禅の里交流館を訪れ、その街に住む地元の人々と交流をしたり、よりよいまちづくりのためのワークショップを管理部長の宮下杏里さんと実施しました。最後のワークショップでは様々なアイデアが積極的に出されました。

④避難所運営について

午前中に北陸学院大学の田中教授による避難所ゲーム「HUG」を体験しました。これまでにない様々な観点で物事を学べた様子が見られました。午後からは専門家及び防災士を招いて学校周辺のフィールドワークに出かけました。防災に関する内容を幅広く学べた1日でした。

⑤プラスチックと海の未来

午前中に健民海浜公園そばの海岸で海岸清掃活動を行い、午後からは学校に戻って回収したゴミの内容を調べるワークショップを実施実施しました。大学の先生や海外から留学している大学院生と交流しながら学びを深める様子はまさに「研究室」と行った様子でした。

⑥インバウンドの促進

午前中に学校でインタビューの準備を行った後、午後から金沢駅と兼六園付近に分かれて、外国人観光客へのインタビュー活動を行いました。最初は緊張していた様子でしたが、徐々に自信がついたのか、積極的にコミュニケーションを取ろうとしており、1日で大きく成長することができました。

⑦DE&I~共生社会の実現

午前中に石川県立図書館を訪れ、公共施設のトイレがバリアフリー、ジェンダーフリーといった観点でどのような工夫がなされているのかを考えるフィールドワークを行いました。午後にはお隣にある県立ろう学校を訪問し、生徒や職員との交流を実施しました。「共生」をキーワードに様々な視点で学ぶことができました。

⑧地域プロスポーツの役割

午前中に学校でインタビュー活動の準備を行った後、金沢駅に向かい、地域プロスポーツが地元にどれほど浸透しているのか、また浸透させるにはどのような活動を行えばよいか、幅広くインタビュー調査をしました。最初は道行く方々に声をかけるのが難しかった様子でしたが、フライヤー配りを含め、最後までよく頑張っていました。

本事業を行うにあたり、特別講義から様々な講師の方々にご協力をいただきました。また施設等を快くお貸しくださった皆様、ご説明をいただいた皆様、本当にありがとうございました。1年生はこれから各テーマごとにリサーチクエスチョンを考え、本格的な探究活動に入ります。生徒が本活動を通じて何を感じ何を考えたのか最終発表が非常に楽しみです。

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