2022年度~NSH事業報告
エンパワーメントプログラムが実施されました
エンパワーメントプログラム2022が行われました。
8月1日(月)~5日(金)の5日間にわたり、エンパワーメントプログラムが本校で実施されました。
今年は1・2年の希望生徒24名が参加し、国内の大学に学ぶ外国人学生4名を迎え、身近なテーマからより大きな社会的なテーマまで、英語でディスカッションやプレゼンテーションを行いました。
1年生「総合的な探究の時間」(US)『郷土の文学(鏡花・犀星・秋声)』についての講話が行われました
6月22日(水)1年生の総合的な探究の時間に『郷土の文学(鏡花・犀星・秋声)』についての
講話を、石川近代文学館学芸員の宮本知穂氏、當摩英理子氏を講師にお迎えして行いました。
大変わかりやすいお話で、生徒たちは石川に生まれた文豪たちの生い立ちに触れ、それぞれの作風や
特徴をつかむことができました。この後、グループ毎に、作品を主体的に読むために、「問い」をたて、
その「問い」を解決する『解釈』と『根拠』を発表しあう活動に取り組みます。
2年生自然科学コース(RS)「臨海実習における課題探究の進め方」についての講演が行われました
6月24日(金)6限~7限に、2年生自然科学コース(RS)「臨海実習における課題探究の進め方」について、
金沢大学教授の鈴木信雄先生を講師に招いて行われました。アリストテレスからはじまり、リンネ、ダーウィン、
そしてヘッケルと、生物の多様性をどのように私たちが理解してきたのか?また、海の生き物たちの不思議な形態や
行動について、さらに、コウイカを解剖して甲の浮袋を確認したり、カイロウドウケツやタコ、イカ、アメフラシ、
ウミウシのプラスチネーションで実物を観察し、楽しく学ぶことが出来ました。
このあと、8月3日(水)~5日(金)2泊3日の日程で、のと海洋ふれあいセンターと金沢大学環日本海域環境研究
センター臨海実験施設において臨海実習を行う予定です。
珍しい生き物の標本を沢山みせていただきました。 コウイカを解剖して浮袋を観察しました。
2年生自然科学コース(RS)「高校における課題探究の進め方」~考察が可能な実験の設計~についての講演&指導が行われました
6月10日(金)6限 石川県立大学の中谷内修先生をお招きして、課題探究実験の設計について講義を受けました。
講義の終盤で紹介された、ボーアが言った「専門家とは、ごく限られた分野で、ありとあらゆる間違いをすべて経験した
人物のことである」の言葉に、実験に対する覚悟と勇気をもらいました。7限目は中谷内先生が各グループを回りアドバ
イスをいただきました。
2年生人文科学コース(GS)「模擬裁判授業」実演実習が行われました
6月9日(木)2限~4限で模擬裁判の実演を行いました。事件例を教材に、検察チームは論告、弁護チームは弁論を作成し、本日発表しました。論理的な思考力を磨き、効果的な発表方法を学ぶとても良い機会となりました。最後に2カ月にわたって指導をしてただいた弁護士の先生から講評をいただき、良かった点、改善点をご指摘いただきました。ここでの学びをこれから始まる課題探究活動に活かしていく予定です。