２０２５年度（令和７年度）

　２年ぶりに親子塩田体験学習を行うことができました。塩田村の方々、PTAの方々、地域の方々のご協力があり、今年度再開することができました。発災後に転出した児童生徒も参加し、にぎやかに、そして真剣に体験をすることができました。「久しぶりにみんなに会えてうれしかった。」「塩田体験がとても楽しかった」という声が聞かれました。熱い日でしたが、心に残る思い出ができました。

　９年生が、県中学校卓球大会個人戦に出場しました。県大会とあって、独特な雰囲気の中でしたが、自分の力を出し切ることができました。惜しくも１回戦で敗れましたが、中学校の部活動の集大成として、よく頑張りました。

　今日は、珠洲消防署の方々に来校していただき、水の事故に合わないようにするために、気を付けることと、万が一、水の事故に合ってしまった場合にどのように行動すればよいかについて教えていただきました。夏休みに、海で遊ぶ機会もあると思います。安全に楽しく過ごせるように、教えていただいたことに十分注意して行動してほしいです。

　また、その後救急救命講習会を開いていただきました。救急車が来る前にできることとして、AEDの使い方と心肺蘇生法について学びました。今年は、自分たちが学んだことを地域の方に教えるということで、仮設住宅の集会所で、地域の方々にAEDの使い方と心肺蘇生法について教えました。生徒たちは「教えることで、確かな知識になった。」という振り返りがありました。

　９年生が宝立小中学校の９年生とオンラインで交流授業を行いました。学校ごとに数学の問題に取り組み、解き方を説明し合うことで交流を行いました。４月に一緒に修学旅行に行っているので、遠慮することなく、互いに自分の考えをしっかり伝えることができていました。

　スクールカウンセラーの方と、こころのサポート授業を行いました。スクールカウンセラーさんからお話を伺い、ミニゲームやワークショップを行いました。生徒の振り返りには、「今日は、お話というよりも、ワークショップ的な感じですることが多かったので、楽しかった。人がたくさんいるとミニゲームも盛り上がったり、いろいろな意見があって面白いと思った。最近、こういう授業が多くて、よく自分の良いところや好きなところを考えることが増えてきて、意外と自分の良いところがあるなと感じた。相手の良いところなどは、あまり考えたことがなかったけれど、考えたらいっぱいあるなと思った。これからは少しポジティブ思考にしていきたい。」というものがありました。

　みんなで協力して作った２体の案山子ですが、現在田んぼを守っています。しかし、強い風雨にさらされ、髪の毛が落ちてしまいました。案山子の働きにより、秋にはきっとたくさんの実りがありはずです。これからも案山子には頑張ってほしいです。

　全校道徳を行い、ゲストティーチャーに大谷公民館長さんに来ていただき、お話を伺いました。題材は「ナホトカ号重油流出事件」です。館長さんの家の目の前は海です。その海に流れ着いた重油を回収した当時の様子や、ボランティアに来られた方々への感謝の気持ちを話されました。最後に、「当時、海は死んだと言われたが、３～４年で元の美しい大谷の海に戻った。重油回収したこともあるが、自然の力の偉大さを痛感した。」と語られました。

　９年生が、通信陸上に出場しました。種目は女子共通砲丸投と女子共通円盤投です。どちらの競技も練習の成果を生かし、砲丸投は11ｍ80で優勝し、円盤投は28ｍ86の大会新記録で優勝しました。

　午後に、三崎中学校の全校生徒が大谷小中学校に来て、交流学習をしました。これまで、いろいろな教科でオンラインでの交流学習を行ってきましたが、今日はオンラインでの交流が難しい、音楽と体育で交流学習をしました。音楽では、パートに分かれて練習し、グループでの話し合いを通して、よりよい表現を求めていました。また、体育ではバレーボールのゲームをしました。チームで話し合って作戦を立てたり、チームで声を掛け合いながらプレーをすることができました。

　今日のスポーツディは、バドミントンでした。２人ペアのチームで、勝ち抜き戦をしました。力強いスマッシュもあり、頭脳プレーありで、みんなで楽しむことができました。