校長室より

2021年9月の記事一覧

サッカーの授業

1年生の体育の授業は、サッカーでした。秋晴れの下、元気な声がグランドに響いていました。

私も以前、サッカーをしていました。マラドーナが全盛期のころです(かなり古い・・)。そのころJリーグはなく、日本代表チームのほとんどが、実業団の選手でした。海外のプロサッカー選手はあこがれの的でした。今は、Jリーグもありますが、日本選手がどんどん海外に進出し、日本代表のほとんどがヨーロッパのチームに所属しています。言葉も風習も体格も違う海外で活躍できてこそ、日本代表になれるんですね。時代は変わりました。

5年後10年後、東和中生徒はどんな世界で活躍しているのでしょうか。各家庭や学校・地域の中で育ち、そして、大きな世界に羽ばたいてほしいですね。可能性は無限大

月を見て思うこと

昨日は中秋の名月でした。中秋と満月が重なるのは8年ぶりだそうです。(中秋の名月が必ずしも満月ではないことを、恥ずかしながら初めて知りました。)

時々雲に隠れながらも、きれいな月でした。しばらくぼーっと眺めていました。

(ちなみに、「月が奇麗ですね」には、「I love you.」という意味があるとかないとか・・。夏目漱石が、日本人の奥ゆかしさを表現してそのように訳したとか何とか・・。)

写真を撮ろうとしましたが、月を撮るのは難しいですね。何とか、下のような写真が撮れました。

皆さんは、月を見て、何を思いますか?

変化を感じること 気にかけること

花壇のマリーゴールドの世話をして思ったことがあります。

「変化」の感じ方には、二通りの感じ方があるということです。

一つは、毎日見たり触ったりすることで感じる日々の小さな変化です。花壇の場合、毎日水をまいたり、枯れた花芽を摘み取ったり、周辺の雑草を取ったりしながら、つぼみの変化や葉の力強さを感じることができます。

もう一つは、長い期間かかって起こる変化です。毎日見ていても気づかない変化が、久しぶりに見ると感じる場合があります。久しぶりに花壇を見た人が、「いつの間にか大きくなったね」と言ってくれることがあります。

教育や子育てについても、同じことがあるように思います。日々の生活の中で感じる子供の変化もあれば、長い目でみたときに感じる変化もあります。 

花壇にしても子育てにしても、大切なことは、「気にかけること」ではないでしょうか。花壇の場合、気にかけることで変化に気づき、肥料を上げたり除草をしたりなどの対処することができます。子育ての場合、気にかけることで変化に気づき、声をかけたり、励ましたり、話を聞いたりすることができます。そうすることで、花々はより美しく咲き、子供たちは安心して成長できるのではないでしょうか。

 

毎朝、花壇のマリーゴールドを気にかけながら、生徒たちに声をかけていきます。

世間の選挙 本校の選挙 私の選挙

世間でも、いろいろな選挙の話がニュースを騒がせていますが、本校でも、来週火曜日に後期生徒会役員選挙があります。それに向けて、選挙のポスターが掲示されています。似顔絵が描かれていたり、やりたいことがかかれていたり、個性豊かなポスターになっています。

私事ですが、私が中学校時代、何度か生徒会役員選挙に立候補しました。しかし、ことごとく落選しました。今思えば、粋がっていた自分がいたような気がします。私のそんな部分を、有権者は見逃さなかったようです。何度目かの選挙の際、飾った自分を捨てて、素の自分で立会演説会に臨んだところ、その時初めて当選しました。ポスターを見ながら、そんな過去の自分の選挙を思い出しました(少し苦い思い出 (-_-;))。

立候補者の皆さん、皆さんのやる気が、東和中全体にポジティブな影響をもたらします。応援しています!!

日常の中に・・

体育祭が終わり、学校に日常が戻ってきました。生徒たちは、少し疲れた様子を見せながらも、一生懸命に授業や部活動に取り組んでいました。

学校には、体育祭や文化祭など非日常的な行事があり、その際、学校全体が盛り上がるとともに、生徒が大きく成長します。ただ、毎日繰り返される日常の中にも、大切なことがたくさんあります。貴重な1日を大切に過ごすことで、小さな成長が積み上がり、やがて大きな成長へとつながっていきます。

私事ですが、最近、この年になってプチ日記をつけるようになりました。4行ほどですが、その日にあった出来事や感じたことなどを書いています。簡単にですが、1日を振り返ることで、何かしら自分の成長につながらないかと考えています。続くように頑張ります。皆さんは、毎日続けていることは何かありますか。

朝の玄関前広場

職員による朝の検温が続いています。また、その横で、後期生徒会立候補者が、選挙運動を兼ねて挨拶運動を行っています。花壇のマリーゴールドも、登校する生徒を迎えます。いつも以上に、朝の玄関前広場がにぎやかで、明るい感じになっています。

 

誰にも同じように朝はやってきます。気持ちよく目が覚め、元気いっぱいの朝もあれば、気にかかることが多く、足取りが重くなる朝もあります。できれば、多くの生徒や職員が前者のような気持ちで登校してほしいと願っています。そのためにも、誰もが行きたくなる学校を目指したいと思っています。どうすればそんな学校になるのか、なかなか難しい課題です。次から次へと重い荷物を背負い込まねばならず、足取り軽く・・とはいきません。しかし、時間はかかると思いますが、きっと実現するはずです。明日はどんな楽しいことがあるかな、と想像を膨らませながら、学校づくりを進めていきます。

秋の空

昨日、我が家では稲刈りをしました。晴れ間の見える曇り空で、稲刈りには絶好の日でした。夏の天候不順で土壌の状態を心配しましたが、多少のぬかるみの中、収穫作業をすることができました。

田んぼから見えた夕焼け雲が最高でした。秋らしく、空全体に様々な種類の雲を見ることができました。昔から、「秋は夕暮れ・・」といいますが、まさにその通りですね。

今年の中秋の名月は、9月21日だそうです。秋を楽しみましょう。