校長室より

2021年6月の記事一覧

大会前の眠れない夜・・

今週末、多くの競技で加賀地区大会が開催されます。各部活動の練習も大詰めに入っています。

自分は、剣道やサッカーなど、いくつかの部活動で顧問を務めました。競技の種類やチームの実力のいかんにかかわらず、大会前は緊張して眠れなかったことを覚えています。それまでチームがたどった道のり、生徒たち一人一人の思い、保護者の思い、予想される試合展開など、様々なことが頭を駆け巡り、気が付けば空が明るくなっていました。

今、みんなはどんな気持ちなんでしょう。とにかく、自分たちがやってきことに自信を持ち、自分の力・仲間の力を信じて、精いっぱいプレーしてほしいと思います。

素敵な青春の1ページが、みんなの心に刻まれることを願っています。

みんな、がんばれ~!!

 

正面玄関前のメダカ水槽を夏っぽくしてみました。

メダカ水槽 立ち上げました!

正面玄関前の軒下を利用して、メダカ水槽を立ち上げました。現在15匹ほどが泳いでいます。

本校生徒・職員や来校されたお客様の、少しでも癒しになればと思っています。

本校にご立ち寄りの際は、ぜひ、そーっとのぞいて見てください。

みんなでお遊戯しているかも・・・

 

今こそ「一笑懸命!」 

本日の加賀地区激励会では、「笑顔」と「大切に思うこと」について話しました。以下はその抜粋です。

  

今年度の東和中学校の生徒会スローガンは、「一笑懸命」です。笑顔の力は、きっと良い結果をもたらしてくれます。調子がいい場面ではもちろん、苦しい場面でも笑顔で励まし合って頑張ってほしいと思います。

 大会は、勝つ者もいれば負ける者もいます。また、試合に出られるものいれば、控えにまわりメンバーを支える者もいます。しかし、いずれも、長い間、目標に向かって一生懸命努力していることに違いはありません。

自分も、チームのメンバーも、相手チームの選手もすべて大切に思い、感謝の心を忘れず、そして笑顔で頑張ってください。

すべての試合に応援に行くことはできませんが、皆さんのことを心から応援しています。

 

みんなが悔いなく全力で戦えることを願っています。

頑張れ!東和中学校!

過去は変えられる?

6月の放送による集会で、「過去は変えられる?」という話をしました。内容は以下の通りです。

 

私(亀田)の東和中学校での1日は、玄関先での朝のあいさつから始まります。短い時間ですが、登校してくるみんなの表情を見ながらあいさつを交わすことが、1日の活力になります。東和中学校の生徒は、みんな明るく爽やかに挨拶してくれるので、本当に元気が出ます。

 私には、あいさつで苦い思い出があります。私が小学生だったころ、登校中に近所のおばあちゃんと出会ったときに、「おはよさん」と声をかけられました。その時なぜか、私は挨拶を返せませんでした。知っているおばあちゃんでしたが、なぜだか黙っていました。まだ小学生でしたが、心がもやもやして、次に会ったときは絶対にあいさつしようと思っていました。しかし、そのおばあちゃんは病気がちだったために、残念ながらもうそのチャンスはありませんでした。40年以上たった今でも、その時のことは覚えています。

 過去に戻ってやり直すことは残念ながらできません。しかし、過去の自分を教訓にして、未来に生かすことはできます。そのことで、悔いの残る過去でも、大切な過去に変えることができるのではないでしょうか。40年以上前のあの出来事が、今の私の一部となっており、毎朝のあいさつにつながっています。昔に戻ることはできませんが、今の私なら、毎朝みんなに声をかけているように、あの時のおばあちゃんにも、「おはよさん、今日もいい天気やね。体の具合大丈夫か。」と声をかけられるような気がします。

 3年生はいよいよ加賀地区大会を迎えます。3年間積み上げてきたことを発揮するときです。振り返れば楽しいこと悔しいことなど、いろいろなことがあったと思います。今はただ、未来を見つめて、1日1日を大切に過ごすことが必要なのではないでしょうか。そのことが、自分が歩んできた過去や思い出を、さらに素敵なものに変えてくれるはずです。みんなが、仲間と共に精いっぱいプレーし、充実した大会になることを願っています。

 

果たして、過去は変えられるでしょうか? みなさんはどう思いますか?