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令和6年度津幡中ニュース

法やきまりの意義

10月8日(火)

3年生道徳科の授業。教材名は「二通の手紙」。

二通の手紙―あらすじ―
動物園の入園係をしていた元さん。勤勉な働きぶりも評価され、定年後も動物園で臨時職員として働くことになっていた。ある日、入園終了時刻が過ぎてから幼い姉弟がやってきた。入園時刻を過ぎていること、さらに規則では保護者と同伴でないと入園できないことになっているが、元さんは事情を察して二人を入園させてしまう。ところが、閉園時刻を過ぎても姉弟は戻ってこない。園内の職員総出で二人の捜索が始まった。二人は遊んでいるところを無事に発見され、事なきを得た。数日後、姉弟の母親から謝罪と非常に感謝している旨の手紙が届く。一方、上司からは今回の件を受けて懲戒処分(停職)の文書を受け取る。元さんは「この年になって初めて考えさせられることばかりです。この二通の手紙のおかげですよ。また、新たな出発ができそうです。本当にお世話になりました」と語り、退職した。

元さんが残したもの(教訓)は、何だったのだろう。姉弟が入園したいと言ったとき、元さんは、どうするべきだったのか。規則は何のためにあるのか、そして、規則と、正義や思いやりは両立するのだろうか。教材を読みながら、私もいろいろと考えてしまいました。