R5 12月南中歳時記

R5 12月南中歳時記

福島震災学習

全国大会を終えた野球部は、東日本大震災についての学習として、原子力災害伝承館と請戸小学校を訪れて、学びを深めました。

原子力災害伝承館では、福島で起きた地震、津波、東京電力福島第一原発事故の複合災害の実態や、復興に向けた歩みを展示されています。そして、防災、減災に向けた教訓を未来へつなぐための役割を負った施設です。

生徒たちは、展示を見学したり、メッセージノートを書いたりして、施設を回りました。

津幡南中学校は、昨年度の大会後にも施設を訪れており、その時のメッセージも残されていました。

 

 

      

 

次に、請戸小学校を訪れました。

請戸小学校は地震、津波による大きな被害を受けましたが、全員が無事避難することができた奇跡の学校としても知られています。倒壊を免れた校舎に刻まれた脅威と、全員避難することができた経験を伝えるため、震災遺構として一般公開されています。

生徒たちは被害の大きさを目の当たりにして、当たり前のように毎日学んでいる学校での日常は、災害によっていつ壊されるか分からないものとして、考えさせられたと思います。当たり前の日常を大切にして、自分事として震災をとらえ、 防災について考えるきっかけとなったと思います。

     

学びを深めた生徒たちは、現在帰路についています。明日も元気な姿で登校してほしいと思います。