R7年度_12月_歳時記

時代を越えた音色

 先日もお知らせしましたが、12月21日(日)、津幡町文化会館シグナスにて石川県アンサンブルコンテストが行われました。厳しい予選会を通過し出場した南中のクラリネット奏者たちは、見事県大会でも金賞を勝ち取り石川県代表に選ばれました。次は2月に福井県立音楽堂にて開催される、北陸アンサンブルコンテストに出場します。櫻井さん・奥泉さん・筑波さん・青山さん、おめでとう!次も素敵な演奏ができることを願っています。

 さて、音楽には様々な楽器が使用されます。クラリネットも非常に複雑なつくりになっており、値段も大変高価です。調べてみると、なんと100万円以上もする品物もあるそうです。また、楽器の中には私たちの想像をはるかに超える値段が付いている物もあります。そうです、バイオリンです。毎年お正月に某テレビ局の格付けなんとかに出てくるまさにそれです。名前ぐらい聞いたことがあると思いますが、「ストラディバリウス」という名のバイオリンです。ストラディバリウスとは、17〜18世紀にイタリアで活躍したアントニオ・ストラディバリが製作した楽器の総称だそうです。なぜこれほどまでにとんでもない値段がついたのかは、その音の響きにあるそうです。そして、使われている木材を含めた材質や職人の技術は、現代では再現できないそうです。筆者には格付けなんとかに出てくる音の違いなどはまったくわからないのですが、その道のプロの方が聞くと、それこそ音の響きはけた違いだそうです。

 300年という長い時を越えても尚色褪せない音色・・・一生に一度は直に聞いてみたいですね。

 ちなみにストラディバリウスの最高峰である「メシア」という名のついたバイオリンの価格は、2,200,000,000円だそうです・・・。