2025年10月の記事一覧
切り絵
今、2年生の美術では「切り絵」制作に取り組んでいます。デザインカッター・糊・定規などを駆使して細かい作業に没頭しています。さすがに集中力を必要とするため、作業中はとても静かです。びっくりするぐらいシーンとしています。こういった作業がとても好きな生徒。手先が器用な生徒。作品に思いが込められていて、みんなの個性があふれ出ています。完成品が楽しみです。
究食
生徒たちは毎日おいしい給食をいただいています。栄養教諭の中村先生、調理員のみなさんいつもありがとうございます。日本で給食が始まったのが、なんと今から100年以上も前の明治22年からだそうです。ちなみにその時のメニューは「おにぎり・塩鮭・漬物」だったそうです。昭和29年には、学校給食法が制定され、学校給食は教育の一環となりました。世界の国々でも給食は導入されているそうですが、この値段でこの質と量は世界一かもしれません。まさに究極の食事です。
さあ、今日もおいしい給食をいただけることに感謝して、「いただきます」!
なぜ活躍できるのか
10月11日、12日に岐阜県川辺町にて第34回全国中学校新人競漕大会が行われました。津幡南中学校は選手全員が準決勝に進出し、男子ダブルスカルは全国5位、男子舵手付クォドルプルは準優勝しました。これだけの大きな成果をあげたのは、ボート部に「頑張ろう」という雰囲気があるからだと思います。練習のときには「ファイトー!」と声が聞こえます。ボートやオールを運ぶとき、片付けのときにも協力し合います。このような良い雰囲気を今後も受け継いでいってほしいです。これからは厳しい冬の季節に入ります。互いに励まし合って力を蓄えていってほしいと思います。これからも頑張っていきましょう!
王国
本日(10月14日)、サッカー部は県新人大会の試合を振り返るためのミーティングを行いました。試合は残念ながら1回戦で金沢市の大徳中に敗れましたが、気持ちはすでに次の試合に向かっています。自分たちに足りなかったものは何か。勝っているチームはどんな所が優れているのか。映像を見ながらそれぞれが思い思いの感想を口にしていました。相手に勝つためには、身体を鍛えるトレーニングも大切ですが、こういった考える頭のトレーニングも絶対に必要です。特にサッカーは戦術のスポーツと言われるくらい、各選手が監督の戦術をきちんと理解し、試合に臨むことがかなり重要視されます。ぜひ夏の大会に向けて、心と体を鍛えるトレーニングを続けていってほしいと思います。
さて、今日はサッカー日本代表が王国ブラジルと親善マッチを行います。サッカーと言えばブラジル。ブラジルと言えばサッカーと言われるくらい、もはや世界中から注目される存在でもあります。ところがサッカーの最強国と言われるブラジルではありますが、ワールドカップで最後に優勝したのが2002年の日韓同時開催時です。それだけサッカーというスポーツは個人の能力だけではなく、戦術を含めた様々な要素が絡み合っているのだと思います。つまり、勝ち続けることがとても難しい競技ということが言えます。実際に最新の世界ランキングではスペインが1位、ブラジルが6位ですが、上位10か国はどこが世界一になってもおかしくはありません。ちなみに日本は19位です。
勝負は何が起こるかわかりません。ましてやサッカーは番狂わせがよく起きるスポーツです。みんなで応援しましょう。頑張れ、日本!
速報
岐阜県で行われている全国中学校競漕大会において、男子舵手付きクォドルプル(中川 翔太、上野 聡真、道下 肇、石坂 豪輝、横井 大途)が全国2位となりました。
合わせて、ダブルスカルB(表 快成、金田 光平)が5位入賞です。
すべては来年の「最後の夏」のために
昨日10月11日、多くの部活動が加賀地区新人戦、県中学新人戦に臨みました。
野球部は1回線、11-4で勝利をつかみ、今日(12日)の準決勝に挑みます。
陸上部では、坂倉さん、中川さん、川端さんが入賞しました。
男子 800m 第3位 坂倉 健翔
男子 1年1500m 第5位 中川 朝日
女子 1年800m 第7位 川端 あいり
残念ながら、ソフトボール部、サッカー部、男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部は、途中敗戦となりましたが、河北郡市を勝ち上がり、上位大会に臨んだ経験は、来年の「最後の夏」につながります。
選手のみなさん、お疲れ様でした。
今日大会のある野球部、男子ソフトテニス部、女子ソフトテニス部、バドミントン部の選手のみなさん、頑張ってください!
伝統と文化の継承
本日(10月10日)、2年生は金沢自主プランに行ってきました。もう昨日からワクワク感が顔に出ています。集合場所は金沢駅もてなしドームです。この時点ですでに最高です。学校に集まってからの御一行様ではありません。これがい~んです。なんならこのままぶっ放してもよいのですが・・・そういうわけにはいかないので一応集合です。今回は金沢の街中を散策しながら、金沢の伝統文化に触れるのが目的です。「金箔」「加賀友禅」「和菓子」「水引」「絵付け」などなど・・・金沢が世界に誇る伝統工芸です。みんな真剣な目つきで、そしてとっても楽しそうに作っていました。こんな経験なかなかできないですね。ましてや気の合った仲間と家や学校を離れての体験は一生の思い出です。
いい天気に恵まれて本当によかった。いっぱい歩いて、いっぱい話して、いっぱい体験して。今日は最高の一日。みんなお疲れさん。お家に帰ったらぜひお父さんやお母さんに話をしてあげてください。
ところで昼ごはん何食べた?
君はマイケル・ジョーダンという男を知っているか
現在、保健体育の授業ではバスケットボールを行っています。バスケットボールとは、5人ずつのチームが相手チームのバスケットにボールをシュートして得点を争うスポーツです。一見わかりやすそうなルールの中にも様々な制約があり、またコートの中を常に走り回っているハードなスポーツです。わずか5分のゲームでもへとへとになります。パスをつないで、いいところまでいくのですが、なかなかシュートが入りません。なんとももどかしい競技です。けれどみんな楽しそうです。汗だくになっています。それでいいんです。
さて、マイケル・ジョーダンという名前を聞いたことがあるでしょうか。バスケットをやっている人は必ず知っているといっても過言ではないくらい有名な方です。なかには彼を「バスケットボールの神様」と呼ぶ人もいます。
本名は、マイケル・ジェフリー・ジョーダン。1980年代と1990年代に世界最高峰のバスケットボールリーグNBAの世界的ブームを牽引した人物です。15年間の選手生活の中で得点王10回、年間最多得点11回。1990年代にシカゴ・ブルズを6度の優勝に導き、5度のシーズンMVP、6度のファイナルMVPを受賞。他にも数々の輝かしい実績を残した、まさに不世出の人物です。そのジョーダンが残した有名な言葉があります。
I’ve missed over 9,000 shots in my career. I’ve lost almost 300 games. 26 times I’ve been trusted to take the game-winning shot and missed. I’ve failed over and over and over again in my life. And that is why I succeed.
【私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。決勝シュートを任されて26回も外した。人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した。】
どんなに優れた人でも、 必ず失敗します。大切なのはその失敗を次にどう生かすか。
南中の生徒諸君、どんどん失敗しよう!そして強くたくましくなろう!
飽くなき挑戦
本日(10月8日)、河北郡市教育課程研究会が各中学校で行われました。これは、河北郡市内の先生方が、他校の先生方の授業を見て学び合う時間になります。津幡南中学校は1年2組・3組、3年2組・4組が残って授業を行いました。その他のクラスの生徒は午後からフリーです。部活もありません。帰る様子はいつも以上に笑顔満載でした。
さて、私たち教師は常に「いい授業」するために日々研究と工夫を重ねています。「いい授業」とは何か?それは子どもたちが楽しいと思える授業です。楽しい授業とは何か?「わかった」「できた」「これはどうなるんだろう」「もっとやってみたい」「次は何だろう」・・・。いくら経験を重ねても、100点満点の授業ができることはまずありません。だからこそ今日のような学び合う時間も大切なのです。何事も自己満足では成長しません。他者からの意見を素直に取り入れ次に生かす。そうです、教師の仕事は「飽くなき挑戦」の繰り返しです。授業がうまくいった時の子どもたちのキラキラ輝く表情が、次へのモチベーションにつながります。
今日授業を行ってくれた4名の先生方。かなり前からいろいろ準備ご苦労様。そして、残って授業を受けてくれた生徒たち。本当にお疲れさまでした。
「仮説は実証して初めて真実になる」
昨日、大阪大学特任教授の坂口志文さんにノーベル生理学・医学賞を受賞することが決まりました。ノーベル賞とは、爆薬のダイナマイトの発明で巨万の富を築いたスウェーデンの化学者アルフレド・ノーベル(1833~96年)の遺言に基づき、1901年に創設されました。生理学・医学、物理学、化学、文学、平和の各分野で「人類に最大の貢献をした人々」に贈られます。日本人の個人での受賞者は今回の坂口さんを入れて29人目だそうです。
「仮説は実証して初めて真実になる」俳優福山雅治さん主演ガリレオシリーズ、天才物理学者・湯川学の名ゼリフです。学校で学んでいる理科や数学の内容は、これまでに多くの偉人たちによって実証されていることです。つまり答えが決まっている内容なのです。けれどもその答えが、「本当にそうなのだろうか」という興味・関心を持って問題を解いたり、実験に臨んだりすることで、自分なりの新たな発見があるのかもしれません。
これまでにノーベル賞を受賞したほとんどの方々は、ノーベル賞をもらうことが目的ではなく、純粋に自分の研究に没頭し、その行く末には人類の発展のために尽くしてきた結果なのだと思います。まあ、中には自身の名誉のために「ほしい、ほしい」といっている大国のリーダーもいるそうですが・・・。
なにはともあれ、生徒諸君!学びの原動力は「なんでだろう?」という単純な興味・関心から始まります。もしかしたら、今学んでいることが、将来世界を驚かせる発明につながるかもしれませんよ。