朱鷺サポート隊の日誌

福島県 「第3回被災地支援活動」

一昨年の12月と去年の4月に引き続き、今回で3回目となる福島県での被災地支援活動を、11月16日(土)~18日(月)に行いました。
今回の活動は、津幡高校の「食・農交流プログラム」として行っており、地域の子どもたちと一緒に育てて収穫したサツマイモやポップコーンを、被災地の仮設住宅にお住まいの方々や幼稚園の子どもたちに届けることを目的としています。また、「福」「幸」「トキの絵」が描かれた絵文字りんご(トキメキりんご)や、励ましのメッセージカード(トキメキカード)もたくさん持っていくことができました。

農業支援の一つとして栽培した”エゴマ”の種も、国際じゅうねん会代表の小林さんにお届けしました。また、今回はJA石川かほくさんと八ノ谷営農組合さん、市谷営農組合さんとも連携して、ポン菓子とお米の戸別配布や、現地でのポン菓子の製造実演も行いました。この他、仮設住宅の集会所では、松ぼっくりのキーホルダーやミニクリスマスツリー作り、ポップコーン作りなどを行い、被災者の方々に大変喜んでいただくことができました。

絵文字:笑顔11月16日(土)
会津若松市扇町1号公園応急仮設住宅での松ぼっくり工作では、自分オリジナルのクリスマスツリーとキーホルダーを楽しんで作っておられました。ポップコーン作りでは、初めての体験とポップコーンの仕上がりに喜んでくださいました。

扇町での松ぼっくり工作

扇町での集合写真

 

 
絵文字:笑顔11月17日(日)
南相馬市鹿島区小池長沼応急仮設住宅の集会所前で、JA石川かほくさんと八ノ谷営農組合さん、市谷営農組合さんが協力してポン菓子を作ってくださいました。集会所の中では、おばあちゃんたちが、松ぼっくりツリーとキーホルダーを作るのに夢中になっていました。私たちもお手伝いしましたが、室内がとても賑やかで、笑顔があふれていました。

ポン菓子作り

キーホルダー作り


国際じゅうねん会代表の小林さんのお宅に、エゴマの種を届けました。そして、私たちが栽培したエゴマと八ノ谷営農組合さんが栽培したエゴマを小林さんに見ていただきました。
津幡高校と八ノ谷のエゴマは、土などの違いからゴマの色が違いましたが、どちらのエゴマも良かったらしく、エゴマ油にしてもらうことになりました。エゴマについてもたくさん学ぶことができました。
エゴマを届ける エゴマ油

絵文字:笑顔11月18日(月)
今回も津波の被害を受けた沿岸を見に行きましたが、1年前と変わらない姿でした。片づけ作業は進んではいますが、4月に比べるとゴミの山がいくつも増えていました。どこにも捨てられない現状がうかがえます。
大きく崩れ落ちた防波堤も変わらずに残されていました。改めて、津波のおそろしさを感じました。街の方から復興作業を開始しているので沿岸の復興はまだまだ時間がかかりそうです。

復興作業が続く市街地

津波の爪痕が残る沿岸部


南相馬市鹿島区千倉応急仮設住宅の集会所では、松ぼっくり工作とキーホルダー作りを行いました。たくさんの人が来てくださり、楽しんでいただけたので良かったです。
また、各戸に配布したトキメキリンゴやお米、サツマイモなども大変喜んでもらえました。

千倉仮設住宅にて

千倉での松ぼっくり工作


鹿島幼稚園に、ポン菓子やサツマイモ、お米などの支援物資を届けてきました。園児たちは大喜びでした。
さらに、私たちが作ったトキの紙芝居「はばたけトキ」の上演を用川隊長が行いました。
園児たちは静かに聞いてくれただけでなく、「トキ」という名前も覚えてくれたようなので、嬉しく思いました。

鹿島幼稚園について

紙芝居「はばたけトキ」


最後に真野小学校さんに伺い、サツマイモやお米、ポップコーン作りの材料などを届けました。
鹿島小学校さんはお休みでしたので、門前東小学校から託された「寄せ書き」は、真野小学校さんにお願いしました。

真野小学校に支援物資を届ける

真野小学校にて


福島の復興は、原発事故の影響からかあまり進んでいません。被災者の方々は、先が見えないことへの不安と苛立ちを募らせておられました。私たち朱鷺サポート隊は、「忘れない震災のこと」「忘れない津波のこと」「忘れない福島のこと」を合言葉に、今後ともできるかぎりの支援を行っていこうと思います。