~有終の美とは~  3年生卒業式




3年生部員のみんな、いい表情をしています。

3月2日(水)、本校で卒業式が行われ、毎年恒例となる
『3年生を送る会』を開催した。

在校生からは色紙やボール、写真などをプレゼント。
久々の対面ということもあり、照れ笑い。
別れを惜しみ、人目をはばからず涙する選手。

競技で言えば「白」か「黒」か。
勝った負けたの世界。

しかし、ある1人の3年生がこんなふうに思いを語ってくれた。
「努力が実らない時期があり、正直辞めようとも思った。けれども、練習を信じ仲間を信じ
努力を続けた。無駄な努力なんてないんだから。」

本校野球部で常に、言っていることがある。
” 技術云々が大切なんじゃない。
社会にでてどのように輝いていけるかを野球を通して学んでいくんだ ”

3年生の一言がそれをすべて悟ったかのようなメッセージで
ものすごく心に響いた。
本気で苦難に臨み、時には挫折をし、それでも這い上がる。
卒業後の彼らは、「競技」は違えど同じような困難に直面するであろう。

野球を通じて、そこで出会った仲間とのふれあいを通じて
培ったことを糧に、今後の活躍に期待したい。

あぁ 栄冠はきみ(たち)にかがやく!!