学校長 挨拶

石川県立内灘高等学校のホームページにお越しいただきありがとうございます。

 

石川県と地元内灘町の期待のもと、内灘高等学校は1986年(昭和61年)に創立し、現在39年目を迎えています。すでに卒業生は5,900名を超え、県内をはじめ、全国各地で活躍しています。特に、金沢・河北を中心とする地元においては、地域経済の中核を担い、その活性化に大いに貢献しています。

本校では、校是「時を守り 場を清め 礼を正す」のもと、生徒一人ひとりに寄り添った教育活動を行っています。

まず、生徒の多様な進路志望の実現のため、早期に進路意識が目覚める手立てを工夫し、生徒一人ひとりに応じたきめ細やかな指導を行っています。

また、学校設定科目「内灘ベーシック」で義務教育段階の学び直しをすることにより、基礎的な事項の知識や技能を身につけ、協働学習を通じて思考力・判断力・表現力を伸ばし、「できる」という実感を積み重ねていきながら自己肯定感と主体的に取り組む姿勢を育成しています。

そして、課題探究活動で自己の考えを広げ深め、各種検定試験で資格所得を目指すことにより、自主性・創造性に富み、何事にも意欲的に取り組む姿勢を育てています。

さらに、本校を地域の知の拠点として位置づけ、保護者・地域の方々と連携・協働して生徒の成長を支え、「地域や社会とともにある学校」づくりを進めることで、社会変化に対応できる、地域を創生する生徒を育成します。

2022年4月1日に、民法で定める成年年齢が20歳から18歳に引き下げられました。これにより18歳の誕生日を迎えた人は高校生であっても法律的には大人となります。大人としてこれからの社会を渡り歩くために必要となる「自主性、創造性に富み、何事にも意欲的に取り組む姿勢」が、生徒一人ひとりに身につくような教育活動を展開していきます。皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。

 

令和6年4月15日

 

石川県立内灘高等学校

学校長  古一 利明