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2024年1月の記事一覧

3学期が始まりました

3学期が始まりました

 いよいよ、3学期がスタートしました。始業式の前に、令和6年能登半島地震によりなくなられた方々の冥福を祈って、黙祷をおこないました。

 
校長先生より(始業式にて)

 1月1日(月)に、石川県能登地方を震源とした地震が発生しました。地震により被災された皆様には心よりお見舞いを申し上げます。生徒のみなさんの家や親戚の家被害にあった人もいることと思います。まだ余震が続いています。安全な行動をとってください。

 これまで学校では防災学習や安全教育をおこなってきました。その時に話をしていたのが「自助・共助・公助」の意識を高めるということでした。「自助」とは災害が発生したときに、まず自分自身の身の安全を守ることです。家族も含まれます。「共助」とは地域の人たちが協力して助け合うことです。「公助」とは国や自治体などが取り組むことです。私たち自身にできるのは「自助」と「共助」です。一人ひとりが「自分の身は自分で守る」、「自分たちの地域は自分たちで守る」という考えを持ち、日ごろからいつおこるかわからな災害に備えてもらいたいと思います。 

 さて今日から3学期、3年生はいよいよ卒業に向けて高校生のうちにやっておかなければならないことをしてください。1・2年生はしっかり自分の将来をデザインしてください。そのデザインを完成させるためのことをしてください。そのために大事な心構えを教えましょう。それは2学期の終業式でお話をした「自分を好きになる」ことと「自分ごとにする」ことです。今回の地震による被害も自分ごととしてとらえてください。「自分ごと」にするということは、当事者意識を持って物事に取り組むということです。相手の気持ちを理解したり、困っている人を助けたり、当事者意識を持った行動ができる人になってもらいたいと思います。

 1年を締めくくるこの3学期「自分を好きになる」ことと「自分ごとにする」この2つを成し遂げるために学校生活の1日1日を授業の1時間1時間を大切にしていきましょう。