校長ブログ

一歩踏み出す~古文書講座~

 本校は羽咋運動公園に隣接していますが、歩いて数分のところに「羽咋市歴史民俗資料館」もあり、教育環境に恵まれています。前から訪ねてみたいと思っていた資料館で、『古文書講座』があるということで、博物館などで展示されている古文書を少しでも読んでみたいと思っていたこともあり、「一歩踏み出して」受講してきました。

 講師の先生は小学校の教員をされてきた方で、小学生に具体的な生の歴史に少しでも触れさせたいとの思いから、古文書に関わってこられたそうです。その姿勢に同じ教員として学ぶところがありました。

 古文書の内容は、安政5年(1858年)4月9日におこった、北陸地方や飛騨国を中心に大きな被害をもたらし、羽咋でも震度4程度の震度があったと推定されている「飛越地震」の古文書で、当時の百姓「兵右衛門」さんの覚書と、十村役「義左衛門」さんが奉行所に宛てた被害状況報告書でした。

 そこには、地震によって、「屋根がずり落ちた」「味噌納屋が潰れた」「家の壁が落ちた」「道が一尺(30cm)ほど沈んだ」と書かれていました。

 ちょうど今から約200年ぐらい前にも、地震による災害があったことが読み取れました。

 200年後の人々は、現代の記録をどのように読み解くのでしょうか。

 

感性を磨く~知の大冒険展

 石川県高等学校教育研究会地歴公民部会でも紹介された、石川県立歴史博物館で開催されている「知の大冒険」展に行ってきました。東京都にある「東洋文庫」に所蔵されているコレクションから選りすぐった名品が展示されていました。マルコポーロの『東方見聞録』や『アヘン戦争図』など教科書で見たことがある書物や絵画などと出会いました。また、地理を教えてきたこともあり、当時の世界観を表した地図にはとても興味を持ち、想像を膨らませていました。

 目の前にある貴重な資料から歴史と人々の営みを感じたことはもちろんですが、それに加えて、資料を守り抜いた人々の苦労も知ることとなりました。

 生徒の皆さん、先生方、「本物」に出会う機会をつくって、感性を磨いてください。

創作活動(藍染・織・スクリーン・版画)〜金沢湯涌創作の森〜

 「総合的な探究の時間」における地域探究と関連付け、創作活動に触れる機会を通して、地元文化の理解を深めることを目的に、金沢湯涌創作の森を訪ね、4つのグループに分かれて創作活動(「藍染・織・スクリーン・版画」)を体験しました。自然に囲まれ、静かにゆっくり時間が流れる中で、指導員の方に教えていただきながら、制作しました。どの工房においても、お気に入りの作品を完成させようという気持ちが溢れており、最後には生徒それぞれの思いが込められた素敵なものに仕上がりました。

 体験したことを、これからの「総合的な探究の時間」に活かし、地元文化の理解に繋げてほしいと思います。

 やさしく丁寧に教えていただいた「金沢湯涌創作の森」の皆様、どうもありがとうございました。

高校卒業後の世界を広く知ろう〜キャンパス見学〜

 上級学校等の見学を通して、高校卒業後の進路について視野を広げ、高校生活の在り方生き方に繋げるため、金沢学院大学・金沢学院短期大学を訪ね、短期大学の3つの学科(現代教養学科・食物栄養学科・幼児教育学科)の授業を体験をさせていただきました。

 現代教養学科では「コミュニケーション」がテーマで、固定電話を使った「ビジネスコミュニケーション」演習、食物栄養学科では「バランスのよい食事を考えてみよう!」というテーマでの演習、幼児教育学科では「言葉遊びを楽しむ」というテーマで授業に混ぜていただき、「かるたあそび」などに取り組みました。いづれも大学での学びを高校生目線で伝えていただき、安心して授業に参加している姿がとても印象的でした。キャンパス見学で感じたことを、これからの学校生活に活かして欲しいと思います。

 最後になりますが、学食の利用を含め、ご配慮をいただいた大学関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

かもしれない~ヨシタケシンノスケ展~

 金沢21世紀美術館で開催されている、『ヨシタケシンノスケ展かもしれない』に行ってきました。同僚の先生に教えていただいたのですが、最終日ということもあり、とても多くの子ども連れの家族で溢れていました。また、チケットを購入するために並んでいると、その同僚の先生やかつて同じ職場で仕事をした先生にも出会いました。

 さて、本題ですが、何といっても、頭の中に広がる妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を、やわらかくやさしいタッチと色合いで描かれている世界観に、物事の奥深さを感じることとなりました。

 中でも絵本作家としてのデビュー作である『りんごかもしれない』からは、一つの概念でみるのではなく、「こうかもしれない」「ああかもしれない」といろいろ考えることが大切であるというふうに、教えられている気になりました。

 また、友だちって?しあわせって?立場って?など、 ふとした瞬間にうかぶ、12の「なんだろう」を、しなやかに、具体的に、ユーモアたっぷりに描いている『なんでなんだろう』にも考えさせられました。

 生徒の皆さん、先生方、時間をつくって、視野を広げてください。

学び合う~互見授業を通して~

 7月1日から始まった「互見授業週間」が終わりました。特別なことではありませんが、「学び合う」組織づくりのために取り組んでいます。

 昨年度のテーマは「1人1台端末の活用」でしたが、今年度は「わかる楽しさ」「できた喜びと達成感」に繋がる「ユニバーサルデザイン」も意識したものとなるよう先生方にお願いしました。

 具体的には『「何ができるようになるか」(本時の目標)』と「どのように学ぶか」(授業の流れ)を明確にした授業づくり』です。それぞれが「互見授業」の目的を意識して取り組んでいたことが印象的でした。期間中には、金沢大学の本所先生による「評価研修」もあり、指導と評価の一体化を考える有意義な期間となりました。

 これからも授業力の向上に向けて、あらゆる機会を通して学び合っていきます。

地域を知り、コミュニケーション力を高めました~地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業~

 NPO法人ソレイユ代表の松永 幸則さん、羽咋神社の新田 智子さんに加えて、やすらぎ羽咋教室の道下 雅美さんとICT支援員の奥田 由美さんにも参加していただき、「総合的な探究の時間」に改良版「のとまるわかりすごろく」のモニターテストを行いました。

 ねらいは、①大学生の探究成果物「のとまるわかりすごろく」を一部改良したものをモニタリングし、さらなる改良に活かすこと、②モニタリングをグループメンバーで協力して行い、今後の探究の方向性を絞り込んでいくことでした。

 何より生徒たちが進行役を務めることができ、羽咋バージョンの成果物作成に向けて、一歩進んだ時間となりました。

 また、外部の方と触れあう中で、自らのコミュニケーション力を高める機会ともなりました。

 お忙しい中参加された皆様に、厚くお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

視野を広げる~1000年の時を超えて感じたこと~

 石川県立美術館で開催されている、国宝8件、重要文化財93件を含む200件超の奈良国立博物館の至高の仏教美術コレクションが展示された「まるごと奈良博」に行ってきました。

 印象に残った展示は、「写経」でした。1000年の時を経ているとは思えないほど綺麗に保存され、端正な文字に当時の人々の強い祈りを感じました。国家事業として官立の写経所が設けられていた時代の「本物」を見ながら、当時のことについて思いを馳せると共に、先人の営みの上で成り立っている「今」について、深く考える時間となりました。

 生徒の皆さん、先生方、時間をつくって、積極的に視野を広げてください。

働くということはどういうことなのか~定時制・通信制高校生を対象とした企業ガイダンス~

 定時制・通信制高校生を対象とした企業ガイダンスが県立金沢中央高等学校を会場に行われました。企業の方から直接お話を伺うことができる貴重な機会となりました。

 会場を回った中で、印象に残った言葉などを紹介します。

  • 職場で苦労していることは何ですかという質問に対して、「人間関係です。だから、挨拶を大切にしています」
  • 先輩と後輩の関係性や雰囲気を聞かれて、「コミュニケーションを大切にしています」
  • 社会人の心構え:①もらう側から与える側へ、②自分の管理(体調・時間・お金)、③やりがいを見つける
  • 会社として求めている人:①誰かの笑顔のために一生懸命になれる人、②社会をよりよくする仕事をしていきたい人、③新しい挑戦にチャレンジしたい人、④新たな価値を生み出したい人
  • 会社の成長は社員の成長

 など…。

 「働くということはどういうことなのか」について、感じてくれたらと思います。そして、将来に向けて感じたことを、日々の生活に活かしていってほしいと思います。

 参加された企業の皆様はもちろん、運営に携われたすべての方々に、厚くお礼申し上げます。

 

金大連携サポート ~学び合う~

 昨年度の9月に引き続いて、石川県教員総合研修センターの金大連携サポートを活用し、金沢大学学長補佐 人間社会研究域学校教育系 准教授 本所 恵 先生にお願いして、「主体的に学習に取り組む態度」の評価について職員研修を実施しました。

 研修は、①昨年度の研修を受けてどのように取り組んできたのかについての発表、②①を受けて「主体的に学習に取り組む態度」の評価に向けてのグループワーク及び発表、③本所先生からのご助言、という流れで実施しました。先生方の思いのこもった発表とグループワークが行われ、予定していた時間をオーバーしました。最後に、本所先生からご助言をいただき研修を終えました。

  • 思考力・判断力・表現力の育成と主体的に学習に取り組む態度の育成は関係があり、それに繋がるタスクを開発する力が教員に求められている
  • 授業(学習)においては、対話しながら、生徒がどういうイメージを持っているかを見取りながら進めることが大切である。

 今日の学びを実践に活かし、主体的な学習に取り組む態度を育成していきたいと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

「育てられる」立場から「育てる」立場へ

 今年度も親子交流事業が行われました。この取り組みを本校で開催できるように参加していただいたご家族と、ご尽力いただいた関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。

 単に子どもと触れあうことだけが目的ではなく、①子どもの発達や親の子どもへの関わり方に関心をもつ、②「育てられる」から「育てる」転換期にあるという意識を醸成する、という大きなテーマのもとに実施されていることを知ったのは昨年度のことで、それ以来、とても大事な取り組みであると感じています。

 今日得たことを、これからの生活に活かしていって欲しいと思います。

地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業~鵜様道中にみる邑知地溝帯の歴史と文化~

 本校の校歌で「目路も遙かな邑知野」「遠山並も麗しく」「川は注ぎて海の青」と謳われている邑知地溝帯の歴史と文化について知ることと、世界農業遺産や国重要無形民俗文化財を次世代に伝える2つのミュージアム(のと里山里海ミュージアム・鵜様道中の宿ミュージアム)を見学し、先人の知恵や生きてきた証に触れ、自分の住んでいる地域に誇りを持つとともに、その伝承方法について考察することを目標に、実施しました。

 参加した生徒・教員が「邑知地溝帯の歴史と文化」について理解を深めただけでなく、探究活動におけるフィールドリサーチ(現地調査)の重要性にも気づくことができた企画となりました。今年度の「総合的な探究の時間」の取組に繋げていきたいと思います。

 実施にあたっては、鵜様道中の宿保存会事務局長の 道端弘子 様や、のと里山里海ミュージアム副館長の 和田学 様、気多大社神主の 森川 様に大変お世話になりました。この場を借りでお礼申し上げます。

 

修学旅行3日目〜楽しかったね〜

 今日は最終日でした。池田市にあるカップヌードルミュージアムで、インスタントラーメン誕生の歴史に触れると共に、製品化していく中での工夫について学びました。メインは自分だけのオリジナルカップヌードルを作成することで、それぞれの個性が表れたカップ麺になりました。食べるのがもったいない感じです。

 その後、万博記念公園に立ち寄り、太陽の塔を見学したり、昼食をとりました。

 楽しい時間はあっという間に過ぎた印象です。生徒たちは3日間一緒に過ごしたことで、今まで以上に絆が深まったように思います。お互いの心配りが素晴らしいと思いました。いつまでも良い仲間でいてください。

 早朝から遅くまで、生徒に配慮し、良い修学旅行となるよう企画運営をされた先生方、本当にありがとうございました。思い出に残る時間になりました。

 また、3日間、お世話いただいた東武トップツアーズ(株)の黒崎さんには、大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。

(帰りの列車の中で)

修学旅行2日目〜思いが伝わってきました〜

 今日はユニバーサル・スタジオ・ジャパンを1日満喫しました。朝食を予定通り終え、元気いっぱい、急ぎ足で向かいました。まだ開園前でしたが、外国から来られた方も含め、とてもたくさんの人でした。そのため、通常より早くゲートが開きました。

 入場してからは、前もって打ち合わせしていた通り、人気のあるアトラクション目がけて、みんなで向かいました。とても暑い日でしたが、友達を気づかいながら、担任の先生に導かれて安心して楽しんでいる様子がとても印象的でした。

 何より先生方の生徒に対する温かい思いが伝わってきました。

 生徒にとっても一生の思い出に残る1日となったことを願い、ホテルに帰ってきました。

修学旅行1日目〜トラブルも乗り越えました〜

 生徒達がとても楽しみにしていた修学旅行当日です。今日から三日間、関西方面へ。羽咋駅に集合し、金沢駅から新幹線に乗り換え、予定通り敦賀駅に着いたのですが…。

 信号トラブルがあり、新大阪行きのサンダーバード号が突如運休となり、別の列車に乗り換え、2時間遅れて到着しました。急な予定変更にも落ち着いて対応し、無事、関西の文化(食文化、伝統文化)に触れた1日となりました。

 夕食は、明日行く予定のユニバーサル・スタジオ・ジャパン近くのお店で食べ、明日への思いを馳せていました。

羽咋七塚めぐり

 学校の所在地である羽咋について興味・関心を持つ機会とし、今後の「総合的な探究の時間」に繋げることを目的に、「羽咋七塚めぐり」を行いました。

 2グループに分かれ、5月15日に「探究」についてレクチャーしていただいた金沢大学の学生さんに案内してもらいながら、羽咋神社を起点に、「大谷塚」「大塚」「宝塚」「水犬塚」「姫塚」「剣塚」「痛子塚」を回りました。七塚には「イワツクワケノミコト」に関係する人や物が眠っているそうです。

 学生さん達は、「七塚」と「水」という羽咋市を代表する 2 つの地域資源を活用し、地域の小学生に七塚を巡ってもらうことで、羽咋市の歴史文化に対する関心を集めるとともに、地域の歴史的価値を若い世代に伝え、自らの地域に対する誇りの醸成に繋げることを目的に、「めざせ七塚マスター!」という企画を昨年秋に実施されています。

 今回は実際のフィールドワークを疑似体験しながら、今後の「探究的な学び」に繋げたいという思いから「羽咋七塚めぐり」をお願いしました。

 お忙しい中、ご協力頂いた金沢大学の中谷陽さん、松本遙紀さん、本当にありがとうございました。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

千里浜海岸清掃ボランティア

 地域社会と積極的にかかわり、地域のことを学び合うことを目標に、全校生徒で協力して「千里浜海岸の清掃ボランティア」を行いました。少し肌寒い天候でしたが、生徒達は元気いっぱい活動していました。

 実施にあたっては、本日の活動だけではなく、事前に千里浜海岸について地元の 松永幸則さん から学び、今日の活動に繋げました。

 活動の最後に海岸維持のために、それぞれが思いを込めて「一砂」をまきました。

 「ふるさとを学ぶ」良い機会になってくれたらと思います。

 ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

「第60回機械工業見本市 MEX金沢2024」に行ってきました!

 県内外の様々なモノづくりを一度に見学できる「機械工業見本市」に参加することにより、製造業への就職希望の生徒はもとより、そうではない生徒にとっても視野を広げる機会とすることをねらいとして、石川県産業展示館で開催されている「第60回機械工業見本市 MEX金沢2024」に2年生から4年生の生徒が参加しました。

 時間が限られていたので、ワークショップに参加できなかったことはとても残念でしたが、それでも、自らVR体験をしたりするなど、熱心に企業の説明を聞いている姿が見られました。

 参加して感じたことをこれからの学校生活に活かして欲しいと思います。

「総合的な探究の時間」が始まりました!

 金沢大学融合学域観光デザイン学類准教授 川澄厚志 先生と同大学人間社会学域地域創造学類卒業生及び学生さんに講師として来校していただき、①探究成果物「すごろく」を体験し、「能登の里山里海」の豊かさを知ること、②大学生が課題解決に取り組んだ2つの報告を聴き、探究のプロセスを学ぶことをねらいとして、「探究基礎ワークショップ」を実施しました。

 まずは、川澄先生から「探究活動から地域の豊かさを次世代に継承することを考える~観光まちづくりの実践で見えてきたこと~」というテーマでお話を伺い、その後、「のとまるわかりすごろく」を実際にやってみたり、「大学生が語る探究story」ということで、実体験に基づく「探究の面白さ」などについてレクチャーを受けました。

 何よりも本校生徒と年齢的にも近い学生さんから、探究についてのみならず、大学ってどんなところであるのかについても伝えてもらい、とても有意義な時間になりました。

 川澄先生をはじめ、講師を務めていただいた大学関係者の皆様、どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

将来の進路に向けて~大人からのメッセージ~

 先日、進路について系統別に説明を聞く機会を設けることを通して、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、自分に合った進路を選択するための情報を収集し、進路実現に向けての意欲を喚起することをねらいとして、進路ガイダンスがありました。

 生徒たちの振り返りには、「説明がわかりやすく、将来の職業についての関心が高まった」や「話を詳しく聞いてみることで、新たに分かったことがあってよかった」などと記され、視野が広がる機会となったことが分かりました。

 また、「上級学校等に行くということや仕事をするということはどういうことなのか」というお話もあり、キャリア教育に繋がる貴重な時間となって良かったと思いました。

 それぞれが感じたたことを日々の学校生活に活かして、進路実現を果たして欲しいと思います。

 参加していただいた学校及び企業の関係者の皆様、本当にありがとうございました。

 

授業が始まりました!

 本校前の公園にある桜が満開になる中、やっと落ち着いて授業が行われるようになってきました。

 新年度のスタートにあたって、シラバスなどを配付しながら今年度の学びを確認しています。生徒たちも先生方の話を、顔をあげて聴いていました。

 新入生はもちろん、それぞれ進級した生徒たちも含め、新しい環境に慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが、カウンセリングマインドを持った本校のスタッフに支えられながら、学びを深め、目標を持って過ごしてほしいと思います。

 

入学生オリエンテーション

 入学生オリエンテーションが行われました。教務課、通級、指導課、厚生相談課、総務課からの説明に加えて、今年は、新しく導入するAI学習教材の説明も担当者からしてもらいました。

 1人1台端末を効果的に活用し、個別最適な学びに繋げたいと思います。それぞれの思いに応じた「学び」が達成されるよう、外部機関と連携しながら支援していきます。

 生徒の皆さん、目標に向けて、学びを深めていきましょう。

令和6年度が始まりました

 新任式、始業式、入学式と続き、令和6年度が始まりました。

 始業式では、今年度胸に刻んで欲しいテーマを伝えました。

 入学式では、PTA会長 武藤 映子 様、教育振興会会長 西塔 正樹 様、石川県議会議員 石田 章 様、羽咋市長 岸 博一 様のご臨席を賜りました。

 式辞で次の3つのことを新入生に伝えました。

  • なりたい自分をみつけ、目標を持って学校生活を送ること
  • 世の中の課題を自分事にして、できることから取り組むこと
  • 人に優しく、周囲を支えられるようになること

 教職員一丸となって、生徒に寄り添いながら、楽しく充実した高等学校生活を送れるようにしていきます。

 本校の教育活動や指導方針について、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。

 

 

離任式

 離任式が行われ、2年間本校の中心として職責を果たされた勝二教頭先生から、離任にあたり思いのこもったメッセージを伝えていただきました。厳しいなかにも生徒に寄り添った温かみのある指導で、多くの生徒が励まされてきました。

 生徒会長から花束を贈呈された際には、全校生徒及び教職員からの大きな拍手に包まれました。

 新しい赴任地でのご多幸とご活躍をお祈りします。

 本当にありがとうございました。

「個別最適な学び」に向けて~学び直し~

 令和6年度から導入する「AI学習教材」の説明会を、担当者を招いて実施しました。ここに至るまで先進校視察も行いながら、時間をかけて検討を進めてきました。

 当日は登録を行い、使い方の説明を受けた後、1人1台端末を使って取り組んでみました。

 与えるだけではなく、「自ら学ぶ」ことにつながるよう、職員間で進めていきます。

 どのような「学び」につながるか、楽しみです。

復興・復旧はまだ途上ですが…

 令和6年1月1日に発生した能登半島地震によって校舎が使えなくなったため、羽咋高校2年生が羽松高校の校舎を使って学校生活を過ごしていましたが、本日をもって本校に戻ることになり、教頭先生、2学年主任の先生と共に、生徒会長を含めて4名の生徒達が校長室を訪ねてくれました。

 普段通りの学校生活ができなかった中で、当たり前に在籍校で過ごすことができる有り難さを、改めて感じたのではないかと思います。

 また、この世の中は、人との繋がりで成り立っており、協力し合うことの大切さも学んだのではないでしょうか。

 この経験を、3年生となる来年度の学校生活や、将来の「在り方生き方」に繋げていってほしいと思います。

 同じ羽咋にある学校として、共に頑張っていきましょう。

 こちらこそ、ありがとうございました。

卒業生と語る会

 本校卒業生から社会人としての心構え、及び仕事を通して得られる喜びや苦労を聞き、進路選択についての意識を高めることを目的に、「卒業生と語る会」を開催しました。僅か1年前に本校を卒業したばかりなのに、社会人として揉まれる中で、大きく成長した姿を見ることが出来ました。

 在校生からは、「職場内の人間について」「仕事をしていて一番嬉しかったこと」「高校生と社会人との違い」等の質問がありました。その中で、「自分からコミュニケーションをとりにいかないとだめ」「責任がある」「言葉遣いが大切」等、後輩にメッセージがありました。

 また、上司から、温かいメッセージが届いていて、職場で周囲に温かく支えてもらいながら、日々努力していることがわかり、胸が熱くなる場面もありました。

 最後に生徒を代表して、「進路行事等があるが、直接社会人からお話を聞く機会があまりないので、とてもためになった。ありがとうございました。」というお礼の言葉がありました。

 今後とも本校卒業生をよろしくお願いいたします。

 

第52回卒業証書授与式

 はじめに、令和6年能登半島地震により、犠牲となられた方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。

 復興・復旧に人と人との絆を感じる中、PTA会長 武藤映子 様、教育振興会会長 西塔正樹 様、石川県議会議員 岡野定隆志 様、羽咋市長代理羽咋市教育長 八島和彦 様、羽咋市立羽咋中学校長代理 中西優登 様のご臨席を賜り、石川県立羽松高等学校・第五十二回卒業証書授与式を挙行することができました。心より感謝申し上げます。

 振り返りますと、卒業生の皆さんの学校生活は新型コロナウイルス感染症対策と重なり、大きな地震による災害も経験した日々でありました。その中でよく言われることに、「日常を取り戻す」ということがあります。何事もなく、当たり前に生活できることがいかに幸せであるのかということと、当たり前と思っていることが、実は、日常を支える人や社会があってからこそ成り立っているということを、改めて感じることとなりました。何不自由なく生活できることに幸せを感じ、感謝の気持ちを忘れないで下さい。  

 卒業生の皆さんがこれから歩む人生は、自分が思い描く「平坦な道」ではないこともあると思いますが、その際は、まずは自分で考えながら、人とのつながりを大切にして、ぶれない強い意思で、一歩でも二歩でも前向きに進み、逞しく生きていってほしいと思います。

 最後になりますが、ご来賓および保護者の皆様には、日頃より、本校の教育活動に、ご理解とご協力を頂いておりますことに対し、改めてお礼申し上げます。卒業生の、今後の道のりを温かく見守って頂き、変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願いいたします。 

 

 

同窓会入会式

 同窓会会長 西塔正樹 様 をお迎えし、明日の卒業証書授与式を前に同窓会入会式が行われました。「同窓会に入るということは、大人の世界に入るということ」「卒業しても、本校を拠り所とし、絆を大切にして欲しい」というメッセージを伝えていただきました。

 卒業生に寄せる、心のこもったお話をありがとうございました。

労働法セミナー

 石川労働局雇用環境均等室の秋田英紀氏に来ていただき、在学中から労働法制の基礎知識を深め、法令の不知による労働問題の発生を未然に防ぐことと、職業についての意識を醸成することを目的に、労働法セミナーを行いました。

 「働き始める前に」・「働き始めたら」・「仕事を辞めるとき」の3つの基礎知識に加えて、労働者も守るべきルールについてお話ししていただきました。

  • 「遅刻をしない」
  • 「勤務時間中に無断で職場を離れない」
  • 「勤務時間内は、誠実に仕事をする」
  • 「会社の備品を無断で持ち出さない」
  • 「会社の秘密を外部に漏らさない」
  • 「特に最近、SNSに関するトラブルが増えている」

今日のお話をこれからの学校生活に活かして、将来の進路実現に繋げてほしいと思います。

骨髄バンク 語りべ講演会

 白血病や再生不良性貧血などの病気で骨髄移植を経験された方の体験から、「いのち」の大切さや生きることについて考え、自分たちにも出来ることがあることを学ぶことを目的に、北陸電力教育振興財団から寄贈していただいた、大型液晶モニターなども活用して、オンラインで講演会を実施しました。

 骨髄移植を乗り越えられた方からは

  • ドナーさんへの感謝の気持ち
  • 家族、恋人、友人の大切さ
  • 骨髄バンクへの感謝の気持ち
  • 患者1人のためにどれだけの人が支えてくれているのか
  • 考え方の変化

などについてお話していただきました。

 「仕事をする」「ご飯をおいしく食べる」ことは当たり前ではないということに気づき、生きている幸せを日々感じているとのことでした。そして、支えられるだけではなく、自分が出来ることは何かと考え、骨髄バンクに係るボランティア活動に携わっているということでした。

 自分の「いのち」はもちろん、周りの「いのち」も大切してください。

スクールカウンセラーによる心理プログラム

 将来の「生き方」につながるように、スクールカウンセラーの山谷先生にお願いし、生徒全員を対象に「心の柔軟性を育てる」ためのACT講座を実施していただきました。

 未来に一歩踏み出すために、自分の『価値』にそった仕事や生き方が大切であることがわかりました。

石川県高等学校定時制通信制教育研究会公開授業

 石川県高等学校定時制通信制教育研究会の公開授業が本校であり、他校から来校された先生方も交えて授業を参観しました。

 科目は音楽Ⅱ。先日の校内GIGA研修でも学び合った、「Chrome Music Lab」の「SONG MAKER」を使った授業で、今年度の研究テーマである「定時制通信制高校としてのさらなるICT機器の効果的な活用の推進~個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒1人1台端末を使うような授業の展開~」に沿った実践でした。

 楽曲を創作するツールとしてICTを使っていることに加えて、共有するモニターも2画面あり、1人1台端末を効果的に活用しながら、協働で学ぶ授業デザインになっていました。

進路ガイダンス

 進路について系統別に説明を聴く機会を設けることで、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、自分に合った進路を選択するための情報を収集し、進路実現に向けての意欲を喚起することを目的に、進路ガイダンスを実施しました。

 「自動車」「電子・電気・エレクトロニクス」「ゲーム・IT・情報処理」「経理・事務・販売・営業・サービス」「美容・メイク」「フード関連」「ファッション系」「医療事務」「動物」に分かれて、上級学校から来校された方から、直接お話を伺いました。

 また、卒業予定者には、ハローワーク羽咋から来ていただき、「内定者セミナー」を行い、高卒で就職した方の3ヶ月後の感想などを交えて、お話していただきました。

 将来の自分を見つめる良い時間となりました。ありがとうございました。

総合的な探究の時間 ~探究=よりよく生きる~

(同)楽しい学校コンサルタントSecond代表 前田 健志 先生をお招きし、視聴覚室に生徒全員が集まって「総合的な探究の時間」について学びを深めました。

 先生のお話に引き込まれながら、

  • 楽しい学びの3つのパターン
  • 自然な(人間らしい)学び方(問い)の流れ(探究)

について、先生方と一緒になってグループワークで意見交換しながら、学び合いました。

 生徒の笑顔や意見を出し合う場面が見られる中で、「総合的な探究の時間」のことだけを考えるのではなく、『学ぶ』こと、そのものの楽しさをメッセージとして感じることができた、有意義な時間となりました。

 前田先生、どうもありがとうございました。

 

GIGA研修会

 定期的に実施しているGIGA研修会があり、音楽科と国語科の担当者から報告がありました。

 音楽の方は『Chrome Music Lab』を使った授業づくりで、「KANDINSKY(カンジンスキー)」で描いた絵が音になることや、「MELODY MAKER(メロディーメーカー)」で旋律をつくることを体験しました。

 また、国語の方は『ロイロノート』の新しいテスト機能について紹介がありました。

 一人一人の学びに繋がった有意義な研修会になりました。

教育用備品を寄贈していただきました!

 本日、(公財)北陸電力教育振興財団から、『65型ディスプレイセット一式』を寄贈していただきました。

 視聴覚室に設置し、1人1台端末の効果的な活用による深い学びや、外部機関等とのWeb交流、生徒のみならず教職員も含むオンラインでの学び等に使わせていただきます。

 本当にありがとうございました。

互見授業 ~教職員の学び合い~

 今年度の目標に「教職員の学び合い」を掲げてきました。その取組の1つとして互見授業を実施しています。

 授業改善に向けて様々な校内研修を実施してきましたが、その成果を表現する場として授業を公開し、振り返りシートを使って気づきを授業者にフィードバックして、授業改善に繋げています。

 1人1台端末の効果的な活用やグループワークによる協働的な学び、ロールプレイを交えての授業等、それぞれが前向きに取り組んでいることがわかるものとなりました。

 今後とも生徒に負けないよう、教職員も学んでいきましょう。

 

教育用備品を寄贈していただきました!

 公益財団法人北陸銀行奨学助成財団から、大型プリンターを寄贈していただきました。今日はその寄贈式が校長室でありました。

 「総合的な探究の時間」のポスター制作をはじめ、生徒の「学び」に活用させていただきます。

 本当にありがとうございました。

選挙出前講座(模擬投票)&租税教室

 石川県選挙管理委員会・羽咋市選挙管理委員会及び金沢税務署の職員の方に来ていただき、選挙出前講座(模擬投票)と租税教室を実施しました。

 選挙出前講座では、「投票から当選人の決定まで」「期日前投票」「選挙運動」などについて教えていただいた後、実際を模した投票所で投票を行いました。管理者や立会人、受付係や交付係を生徒達が務め、本番さながらに投票し、最後には開票を体験しました。

 また、租税教室では、難しいと考えがちな税の話を、身近な消費税の話題を交えながら、平易に伝えていただき、日本の歳出と税収の現状と税の役割を学ぶことが出来ました。

 いずれの講座も生徒達にとってわかりやすく、自分事として感じられた内容だったと思います。

 担当していただきました職員の皆様に改めてお礼申し上げます。どうもありがとうございました。

社長講話~地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業~

 神音-Kanon Kaffee,神音Stay代表、(株)神子の里 代表取締役社長 武藤一樹 氏をお迎えし、「日本人の原風景を守り継ぐ持続的な仕組みづくり ~"農"から豊かさを。価値観を再構築するデザインとアプローチ~」というテーマで、生徒に思いを込めて語りかけていただきました。

 これは、今年度実施された「地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業」のプログラムの1つで、「地元羽咋の里山里海、地元企業の見学を通して、地域の豊かさと課題、働くことの意義を考え、望ましい職業観や勤労観を身につけること」を目的に行いました。

 実際に「神子原」を訪ねて、フィールドワークを行った上での講話でした。「今までの価値を活かして、どう価値を生み出せるか」という言葉が胸に響きました。

 ふるさと「羽咋」のことや、地域で生きていく将来について考える時間となりました。

 貴重なお話をどうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

キャンパス見学 ~高校卒業後の世界を広く知ろう~

 大学見学を通して、高校卒業後の進路について視野を広げることを目的に、金沢大学に行ってきました。

 このプログラムを実施するにあたり、金沢大学人間社会研究域 学校教育系 教授 武居 渡 先生 に大変お世話になりました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

 大学生2名の方にも関わっていただき、大学図書館などの施設を案内してもらったり、学食で昼食を食べたりしましたが、何と言ってもメインは、講義室で模擬授業を体験したことでした。武居先生が担当されている「手話概論」を受講させてもらい、「数の表現」について学びました。また、「初等理科教育法」の講義も教室の後ろから参観させていただきました。生徒達にとって、今後の学校生活の在り方生き方に繋がる貴重な体験となったと思います。

 このプログラムの実現に向けて関わっていただいた方々に、改めて感謝申し上げます。

 本当にありがとうございました。

羽松コンサート

 『旅の音楽家 マリオ&はる 』さんをお迎えし、毎年行われている「羽松コンサート」がありました。進行役は本校で勤務された松本先生です。

 生徒と教職員で円になって演奏者を囲い、醸し出される音楽の世界に引き込まれていました。普段目にしない楽器が使われるなかで、演奏にも参加しながら『音』と『メッセージ』を感じ取っていたようです。

 『音』を感じる貴重な時間をありがとうございました。

羽松祭

 11月3日の文化の日に、羽松祭が開催されました。

 テーマは「文武両道 Let's enjoy」。

 プログラムは

①ステージ発表「音楽」選択・有志生徒による演奏

②クラス発表「総合的な探究の時間」(1年:ふるさと石川~自然・文化・産業~、2年:私たちの好きを支えてくれる仕事、3年:修学旅行in Tokyo、4年:進路実現にむけて)

③厚生委員会 動画「歯について」

④模擬店(・神子原米おにぎり(4年)、・焼き鳥(3年))、ゲームコーナー(2年)

⑤生徒会企画(文化委員会&執行部) でした。

 普段の学校生活の取組がベースになった、とても良い文化祭でした。

 生徒達の活躍を見ながら、それぞれが持っている力を改めて感じさせる一日となりました。

 自分で限界をつくらず、自信をもって何事にも取り組んでください。「もっともっとできるよ!」

教育講演会~『いしかわ教育ウィーク』~

 NPO法人五条クラブ支援活動代表 池田 博貴 氏をお迎えし、「可能性への挑戦」~今できることに取り組んで~という演題で、講演会を実施しました。

 様々な出会いのなかで「世界」が広がり、「交流」することで人との出会いの素晴らしさを感じてきたそうです。

 現在、ネパールにおいて、孤児だけのサッカークラブを支援されているとともに、ウガンダでは小学校開校に尽力されています。

 この小学校開校に関わるきっかけになったのは、偶然「飛行機で隣席に座ったウガンダ大使館職員」との出会いからだったそうです。

 現在も愛知県の公立高等学校に勤務されながら、支援を続けられています。

 『やれない理由を考えない』という言葉がとても印象に残りました。

 

バス遠足に行ってきました!

 10月24日(火)に金沢方面へバス遠足に行ってきました。好天にも恵まれ、思い出に残る楽しい一日となりました。単に施設などを回るだけではなく、「総合的な探究の時間」における地域探究と関連付け、金沢市内の伝統文化及び新しい施設を見学し、羽咋市内の伝統文化や施設との比較をしながら、羽咋市内の特徴やこれからの課題について考えることも目的にしていました。

 ヤマト醤油味噌では発酵について学び、金沢港クルーズターミナルと石川県立図書館では、新しい施設を見学しながら、現在の社会の動きを感じ、石川県観光物産館では和菓子作りを体験し、金沢の伝統文化について触れることとなりました。

 実施にあたり、多くの方々にお世話になりました。この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

親子交流事業 ~「育てられる立場」から「育てる立場」へ~ partⅡ

 いしかわ結婚・子育て支援財団による「親子交流授業」の2回目が実施されました。前回7月からの3ヶ月を振り返って、子ども達の成長の軌跡をお母さん方から話していただき、授業はとても和やかに進みました。愛くるしい子ども達と触れあったり、抱っこしたりしながら、この事業の目的である、「次の世代を育てる意識もった大人」になる意識を高められる貴重な時間となりました。

 参加を引き受けて下さった親子の皆様、本当にありがとうございました。

学習評価をあらためて考える ~金大連携サポート~

 石川県教員総合研修センターの金大連携サポートを活用し、金沢大学人間社会研究域学校教育系准教授の本所 恵先生に来ていただき、【学習評価をあらためて考える~とくに「主体的に学習に取り組む態度」など観点別評価について~】というテーマで校内研修を行いました。

 先日この研修のために授業を見られた時の感想や、スウェーデンの興味深いお話を交え、途中ワークを挟みながら研修は進みました。評価について考えることは授業について考えることであることを、職員全体で共有することができたと思います。とても充実した時間となりました。

 本所先生、どうもありがとうございました。

羽咋中学校授業参観

 9月19日(火)から26日(火)の期間に、校内研修の1つとして羽咋中学校の授業を参観させていただきました。

 目的は、中高連携の視点から中学生がどのような授業を受けているかを学び、在籍生徒に対する授業づくりに活かすことと、羽咋中学校が「主体的・協働的に学び、高め合う生徒の育成~学習者主体となる授業づくりを通して~」という研究主題で取り組まれている取組を、定時制通信制高校教育研究会の今年度の研究テーマである「定時制通信制高校としてのさらなるICT機器の効果的な利活用の推進~個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒が1人1台端末を使用するような授業の展開~」の実践に繋げたいと考えたからです。

 ICTの効果的な活用はもとより、生徒達が生き生きと活動している様子を見ることができ、このような機会を受け入れて下さった羽咋中学校の校長先生をはじめ、諸先生方に感謝しています。

 どうもありがとうございました。

「青春のこだま」校内予選会

 今日は石川県高等学校定時制通信制生徒生活体験発表会「青春のこだま」校内予選会が開催されました。

 演題は

  • I listen to my heart 
  • 私は好きを楽しく
  • はじめての体験 
  • 本当の自分を好きになる   でした。

 人前で話すというハードルを乗り越え、自分のことを俯瞰して、生活体験からくる思いを全校生徒を前に、堂々と語る姿に胸が熱くなりました。

 また、聞いていた生徒達も発表者にメッセージを書き、思いを伝えていました。

 最優秀者は10月7日(土)に行われる県大会で、羽松高校の代表として発表します。