校長ブログ
進路ガイダンスⅡ
進路ガイダンスを実施しました。進学希望者には、模擬授業を受講する前に、金沢学院大学の朝田先生から事前指導をしていただきました。
進路ガイダンスのねらいとして、①自己理解の促進、②情報提供、③スキルの向上、④モチベーションの向上、⑤現実的な計画作り、ということを挙げられていました。
また、模擬授業ねらいとして、①高校や社会から「学ぶ」ことにより、「自己理解」と「働く」「仕事」をつなげる、②大学・短大・専門学校の模擬授業を体験することにより、進路を考えたり選択するための視野を広げる、③進学先への興味関心につなげる、ということも述べられていました。
『なぜ人は働かなくてはいけないのか?』『仕事とは何か?』ということを投げかけながら、将来の姿と関連付けて、自分事として考えるよう、生徒に促していることがとても印象的でした。
愛情のこもったお話をありがとうございました。
トキこどもフェスタ ~「総合的な探究の時間」取組発表~
トキ放鳥に向けて開催された、「トキこどもフェスタ」(主催:能登地域トキ放鳥受入推進協議会)に参加し、「総合的な探究の時間」での取組について発表してきました。
会場である「のとふれあい文化センター」(穴水町)に集まった多くの方々を前に、緊張する中、立派に役目を果たしてくれました。
ここに至るまでに、フィールドワークや中間発表会を通して活動し、学びを深めてきたことを思い出します。
また、石川県生活環境部自然環境課の皆様にも大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「総合的な探究の時間」中間発表会
羽松祭の中で「総合的な探究の時間」の中間発表会を、松永幸則氏(NPOボランティア団体ソレイユ)、中谷陽氏(金沢大学4年)、楠光太郎氏(石川県生活環境部自然環境課トキ推進室)、村本義雄氏(石川県トキスーパーバイザー)、朝田肇氏(金沢学院大学・金沢学院短期大学入試広報部参与)の皆様を招いて行いました。
特に1年次生から3年次生はポスターセッションという形態をとり、プレゼンテーションと質疑応答、加えて「付箋メモ」による感想・意見集約という方法で行い、1月に予定している最終発表会に向けのブラッシュアップにつながるものとなりました。テーマは、1年次生は羽咋の観光、医療、経済について、2年次生は羽咋の地域を紹介することにつながる「カルタ」と放鳥が予定されている「トキ」について、3年次生は修学旅行とインターンシップについて、4年次生は進学と就職についてでした。
質疑応答の中では、最終発表会に向けて、課題等を調べるだけではなく、その課題を解決するためにどうしたら良いかということを提案してほしい、自分たちの考えを伝えてほしいというアドバイスがありました。
先輩から後輩へ、「総合的探究の時間」を基軸とした、学びの充実に繋げていきたいと思います。
貴重な助言や感想をありがとうございました!
GIGA StuDX推進チームによる伴走支援 Ⅱ
文部科学省初等中等教育局GIGA StuDX推進チーム 鹿島 慎一 先生にお願いして、「1人1台端末を活用した遠隔授業」というテーマで、8月以来2回目となる研修会を実施しました。
今回もGoogle ClassroomとChatスペースを活用して、双方向によるオンライン研修となりました。
内容は①1人1台端末を活用した遠隔授業、②学習の保障の観点から、③クラウドって何だろう、④校務のDXについて。
遠隔授業については、A:多様な人々とのつながりを実現する遠隔授業、B:教科等の学びを深める遠隔授業、C:個々の児童生徒の状況に応じた遠隔授業などに分類されることが分かり、遠隔教育システムの全体像を「学びの保障」の観点から実感できたことが、これからの対応を進めていく上で大きなものとなりました。
何より、「授業そのものが問われている」ことを、改めて感じました。
2回にわたって大変お世話になりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ふるさと探究~総合的な探究の時間~
石川県生活環境部自然環境課 野上達也 課参事に来ていただき、「いしかわのトキ・ライチョウ」(令和6年度県政出前講座)というテーマでお話を伺いました。これは、2年次生が進めている「ふるさと探究」の一環として、トキのことをより良く知ることを目的にお願いしました。
これまで、羽咋を探究している金沢大学の学生さんやトキの保護に尽力されている村本義雄さんから学んできたこともあり、生徒たちは、とても意欲的に話を聞き、学んできたことを積極的に伝えていました。
自分の思いを声に出して伝え合い、異なる意見を「共有」し、学びを深めることができました。
生活体験発表会(青春のこだま)校内予選会
10月12日に金沢泉丘高等学校で開催される「第72回県定通生活体験発表会(青春のこだま)」の校内予選会がありました。今年度の新しい取組として、場所を体育館ではなく、発表者のいる図書室と各教室をオンラインで繋いで実施しました。
クラスから選ばれた代表者6名が、生活体験に基づいた「自分自身について」、飾らない自分の言葉で語ってくれました。
来賓の本校教育振興会 会長 西塔 正樹さんからは、「緊張感がある中で、最後までやり遂げたことを自信にしてほしい」というお話がありました。西塔さんは本校の卒業生でもあり、自身の校内予選会での思い出を熱く語っていただきました。生徒にとって、とても貴重な時間にもなりました。
「自分のことを見つめて」「緊張感のあるなか」「人前で話すこと」を乗り越えた生徒達に、成長を感じると共に、この経験を将来に活かして欲しいと、心からエールを送りました。
みんな、よく頑張った!
学び直し週間が始まりました!
本日から『学び直し週間』が始まりました。これは、先日の到達度テストから「学び直す」ことが必要な項目を洗い出し、1人1台端末に配信された講義動画と課題を使って、「自分と向き合いながら、自らのペースで、自らの学び」を行う取組です。
昨年度の構想から先進校の視察を経て、満を持して実施したものです。先進校では、「モジュール授業」という形態で実施しているところもありますが、本校では毎月1週間、1限目が始まる前に時間を設けることとしました。
自分と向き合いながら、「主体的な学び」に繋がってほしいと思います。
静かな中で、落ち着いて学んでいる姿が見られました。
個別最適な学びに向けて
今年度の新しい取組の1つとして、全校統一の「到達度テスト」を実施しました。
これは、学習教材である「スタディサプリ」((株)リクルート)を日々活用している中で、「個別最適な学び」をより実現するために実施したものです。
学びの状況を客観的に把握するだけではなく、個に応じた課題を配信し、9月9日から始まる「学び直し週間」で、生徒それぞれが自分と向き合い、「主体的な学び」を行っていくことにしています。
テスト実施の際は、1人1台端末をそれぞれが難なく活用している様子が見られました。
GIGA StuDX 推進チームによる伴走支援
文部科学省初等中等教育局 GIGA StuDX推進チームにお願いして、校内研修を行いました。Google Classroom とChatスペースを利用しながら、同時双方向型の研修となりました。研修の進め方そのものが同時双方向での学びとなっており、『「教職員の学び」と「生徒の学び」は相似する』ということを実感することとなりました。
今回は
- 学びの変革(リーディングDXスクール等の事例から)
- 時代と子供たちを取り巻く環境の変化(社会の変化と学習指導要領)
- 学力観の転換(資質・能力の三つの柱と学び方の変革)
- 1人1台端末環境が支える令和の日本型学校教育
という内容で、「なぜ個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実が必要なのか」ということと、そこに「1人1台端末の活用がいかに有効なのか」ということを、改めて学ぶ有意義な時間となりました。
次回は、より具体的な実践を学ぶ研修会を10月に実施する予定です。
探究フィールドリサーチ
総合的な探究の時間の取組として、フィールドリサーチを行いました。行き先は、「国際朱鷺交流資料館」と「LAKUNAはくい」です。
「国際朱鷺交流資料館」では、朱鷺保護に尽力されている 村本義雄 さんに、ご自身の半生と朱鷺との関わりについて伺いました。昭和27年に朱鷺が特別天然記念物になったことなど、実体験に基づく貴重なお話を聴くことができました。
「LAKUNAはくい」では、地域活性化のための活動スペースを体験し、アートスタジオを借りて、今後の探究活動について話し合いました。
このフィールドワークには、以前からお世話になっている、金沢大学地域創造学類の中谷陽さんにも参加していただき、新たな視点で探究活動を見つめ直しました。
貴重なお話やアドヴァイスをありがとうございました。
ユニバーサルデザインを取り入れた授業の工夫
金沢星稜大学の新谷洋介先生にお願いし、標記のテーマで校内研修を行いました。本校の発達障害アドバイザーでもある先生から、本校の授業参観に基づいてお話がありました。
今年度の学校経営計画に、「教育のユニバーサルデザイン」と「授業のユニバーサルデザイン」を盛り込み、取り組んでいるところですが、その1つの実践として、板書に「授業の流れ」を書くことを進めています。その実践が授業のユニバーサルデザインの1つになるということで、基礎的環境整備が進んでいると評価していただきました。
今後とも連携を取らせていただきながら、よりよい学びに繋がる環境整備に、教職員全員で取り組んでいきます。
教育改革への情熱~「教育改革推進フォーラム」に参加してきました~
福井で開催された産業能率大学が主催する標記のフォーラムに参加してきました。このフォーラムには、「アクティブラーニング型授業」の必要性が言われている頃に良く参加していました。久しぶりに参加させていただきましたが、以前と同様、参加される先生方の教育改革に向けての「熱い」志が伝わってきて、一日があっという間に過ぎてしまいました。
テーマは「総合的な探究の時間と教科の関係性・繋がりを考える~北陸新幹線は繋がったが、探究と教科の学びは繋がっているか?~」というテーマでしたが、学校法人桐蔭学園理事長 溝上慎一先生や京都大学大学院教育学研究科准教授 石井英真先生のお話から、『生きて働く学び』がいかに大切であるのかということを、肝に銘じることとなりました。また、福井県立若狭高等学校と福岡県立ありあけ新世高等学校の実践例から、教職員集団が学び合うことと生徒の潜在能力を引き出す必要性を強く感じることとなりました。
情熱を持って、よりよい教育活動を、仲間と共に、教員も「探究」することが大切だと実感し、金沢に帰ってきました。
グループワークなどでお話しさせていただいた先生方も含め、有意義な時間をありがとうございました。
学び合う教員集団に
学校を運営していく上で私が大切にしていることの1つに、「学び合う教員集団」ということがあります。それは「生徒の学びの質を保障する」ことに繋がります。
今日は、1人1台端末活用実践(国語科と地歴公民科)に加えて、ホワイトボードアプリの「Google Jamboard」の後継サービスとして位置づけられている、「FigJam」について、校内研修を行いました。
国語科からはロイロノートのテスト機能や共有ノートの活用事例、地歴公民科からは課題を追究する過程における、1人1台端末の効果的な活用について説明してもらいました。質問もあり、学び合う時間となっていました。
また、「FigJam」については、ICT支援員の奥田さんからお話があり、機能の説明を興味深く聞きました。今日は時間がありませんでしたが、8月27日に予定されているGIGA校内研修で、実際に使ってみることを予定しています。
とても暑い中ですが、教員の学びを止めないように進めていきます。
一歩踏み出す~古文書講座~
本校は羽咋運動公園に隣接していますが、歩いて数分のところに「羽咋市歴史民俗資料館」もあり、教育環境に恵まれています。前から訪ねてみたいと思っていた資料館で、『古文書講座』があるということで、博物館などで展示されている古文書を少しでも読んでみたいと思っていたこともあり、「一歩踏み出して」受講してきました。
講師の先生は小学校の教員をされてきた方で、小学生に具体的な生の歴史に少しでも触れさせたいとの思いから、古文書に関わってこられたそうです。その姿勢に同じ教員として学ぶところがありました。
古文書の内容は、安政5年(1858年)4月9日におこった、北陸地方や飛騨国を中心に大きな被害をもたらし、羽咋でも震度4程度の震度があったと推定されている「飛越地震」の古文書で、当時の百姓「兵右衛門」さんの覚書と、十村役「義左衛門」さんが奉行所に宛てた被害状況報告書でした。
そこには、地震によって、「屋根がずり落ちた」「味噌納屋が潰れた」「家の壁が落ちた」「道が一尺(30cm)ほど沈んだ」と書かれていました。
ちょうど今から約200年ぐらい前にも、地震による災害があったことが読み取れました。
200年後の人々は、現代の記録をどのように読み解くのでしょうか。
感性を磨く~知の大冒険展
石川県高等学校教育研究会地歴公民部会でも紹介された、石川県立歴史博物館で開催されている「知の大冒険」展に行ってきました。東京都にある「東洋文庫」に所蔵されているコレクションから選りすぐった名品が展示されていました。マルコポーロの『東方見聞録』や『アヘン戦争図』など教科書で見たことがある書物や絵画などと出会いました。また、地理を教えてきたこともあり、当時の世界観を表した地図にはとても興味を持ち、想像を膨らませていました。
目の前にある貴重な資料から歴史と人々の営みを感じたことはもちろんですが、それに加えて、資料を守り抜いた人々の苦労も知ることとなりました。
生徒の皆さん、先生方、「本物」に出会う機会をつくって、感性を磨いてください。
創作活動(藍染・織・スクリーン・版画)〜金沢湯涌創作の森〜
「総合的な探究の時間」における地域探究と関連付け、創作活動に触れる機会を通して、地元文化の理解を深めることを目的に、金沢湯涌創作の森を訪ね、4つのグループに分かれて創作活動(「藍染・織・スクリーン・版画」)を体験しました。自然に囲まれ、静かにゆっくり時間が流れる中で、指導員の方に教えていただきながら、制作しました。どの工房においても、お気に入りの作品を完成させようという気持ちが溢れており、最後には生徒それぞれの思いが込められた素敵なものに仕上がりました。
体験したことを、これからの「総合的な探究の時間」に活かし、地元文化の理解に繋げてほしいと思います。
やさしく丁寧に教えていただいた「金沢湯涌創作の森」の皆様、どうもありがとうございました。
高校卒業後の世界を広く知ろう〜キャンパス見学〜
上級学校等の見学を通して、高校卒業後の進路について視野を広げ、高校生活の在り方生き方に繋げるため、金沢学院大学・金沢学院短期大学を訪ね、短期大学の3つの学科(現代教養学科・食物栄養学科・幼児教育学科)の授業を体験をさせていただきました。
現代教養学科では「コミュニケーション」がテーマで、固定電話を使った「ビジネスコミュニケーション」演習、食物栄養学科では「バランスのよい食事を考えてみよう!」というテーマでの演習、幼児教育学科では「言葉遊びを楽しむ」というテーマで授業に混ぜていただき、「かるたあそび」などに取り組みました。いづれも大学での学びを高校生目線で伝えていただき、安心して授業に参加している姿がとても印象的でした。キャンパス見学で感じたことを、これからの学校生活に活かして欲しいと思います。
最後になりますが、学食の利用を含め、ご配慮をいただいた大学関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
かもしれない~ヨシタケシンノスケ展~
金沢21世紀美術館で開催されている、『ヨシタケシンノスケ展かもしれない』に行ってきました。同僚の先生に教えていただいたのですが、最終日ということもあり、とても多くの子ども連れの家族で溢れていました。また、チケットを購入するために並んでいると、その同僚の先生やかつて同じ職場で仕事をした先生にも出会いました。
さて、本題ですが、何といっても、頭の中に広がる妄想やアイデア、クスッと笑える人のクセやしぐさ、世界の真理をつくようなものの見方を、やわらかくやさしいタッチと色合いで描かれている世界観に、物事の奥深さを感じることとなりました。
中でも絵本作家としてのデビュー作である『りんごかもしれない』からは、一つの概念でみるのではなく、「こうかもしれない」「ああかもしれない」といろいろ考えることが大切であるというふうに、教えられている気になりました。
また、友だちって?しあわせって?立場って?など、 ふとした瞬間にうかぶ、12の「なんだろう」を、しなやかに、具体的に、ユーモアたっぷりに描いている『なんでなんだろう』にも考えさせられました。
生徒の皆さん、先生方、時間をつくって、視野を広げてください。
学び合う~互見授業を通して~
7月1日から始まった「互見授業週間」が終わりました。特別なことではありませんが、「学び合う」組織づくりのために取り組んでいます。
昨年度のテーマは「1人1台端末の活用」でしたが、今年度は「わかる楽しさ」「できた喜びと達成感」に繋がる「ユニバーサルデザイン」も意識したものとなるよう先生方にお願いしました。
具体的には『「何ができるようになるか」(本時の目標)』と「どのように学ぶか」(授業の流れ)を明確にした授業づくり』です。それぞれが「互見授業」の目的を意識して取り組んでいたことが印象的でした。期間中には、金沢大学の本所先生による「評価研修」もあり、指導と評価の一体化を考える有意義な期間となりました。
これからも授業力の向上に向けて、あらゆる機会を通して学び合っていきます。
地域を知り、コミュニケーション力を高めました~地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業~
NPO法人ソレイユ代表の松永 幸則さん、羽咋神社の新田 智子さんに加えて、やすらぎ羽咋教室の道下 雅美さんとICT支援員の奥田 由美さんにも参加していただき、「総合的な探究の時間」に改良版「のとまるわかりすごろく」のモニターテストを行いました。
ねらいは、①大学生の探究成果物「のとまるわかりすごろく」を一部改良したものをモニタリングし、さらなる改良に活かすこと、②モニタリングをグループメンバーで協力して行い、今後の探究の方向性を絞り込んでいくことでした。
何より生徒たちが進行役を務めることができ、羽咋バージョンの成果物作成に向けて、一歩進んだ時間となりました。
また、外部の方と触れあう中で、自らのコミュニケーション力を高める機会ともなりました。
お忙しい中参加された皆様に、厚くお礼申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
視野を広げる~1000年の時を超えて感じたこと~
石川県立美術館で開催されている、国宝8件、重要文化財93件を含む200件超の奈良国立博物館の至高の仏教美術コレクションが展示された「まるごと奈良博」に行ってきました。
印象に残った展示は、「写経」でした。1000年の時を経ているとは思えないほど綺麗に保存され、端正な文字に当時の人々の強い祈りを感じました。国家事業として官立の写経所が設けられていた時代の「本物」を見ながら、当時のことについて思いを馳せると共に、先人の営みの上で成り立っている「今」について、深く考える時間となりました。
生徒の皆さん、先生方、時間をつくって、積極的に視野を広げてください。
働くということはどういうことなのか~定時制・通信制高校生を対象とした企業ガイダンス~
定時制・通信制高校生を対象とした企業ガイダンスが県立金沢中央高等学校を会場に行われました。企業の方から直接お話を伺うことができる貴重な機会となりました。
会場を回った中で、印象に残った言葉などを紹介します。
- 職場で苦労していることは何ですかという質問に対して、「人間関係です。だから、挨拶を大切にしています」
- 先輩と後輩の関係性や雰囲気を聞かれて、「コミュニケーションを大切にしています」
- 社会人の心構え:①もらう側から与える側へ、②自分の管理(体調・時間・お金)、③やりがいを見つける
- 会社として求めている人:①誰かの笑顔のために一生懸命になれる人、②社会をよりよくする仕事をしていきたい人、③新しい挑戦にチャレンジしたい人、④新たな価値を生み出したい人
- 会社の成長は社員の成長
など…。
「働くということはどういうことなのか」について、感じてくれたらと思います。そして、将来に向けて感じたことを、日々の生活に活かしていってほしいと思います。
参加された企業の皆様はもちろん、運営に携われたすべての方々に、厚くお礼申し上げます。
金大連携サポート ~学び合う~
昨年度の9月に引き続いて、石川県教員総合研修センターの金大連携サポートを活用し、金沢大学学長補佐 人間社会研究域学校教育系 准教授 本所 恵 先生にお願いして、「主体的に学習に取り組む態度」の評価について職員研修を実施しました。
研修は、①昨年度の研修を受けてどのように取り組んできたのかについての発表、②①を受けて「主体的に学習に取り組む態度」の評価に向けてのグループワーク及び発表、③本所先生からのご助言、という流れで実施しました。先生方の思いのこもった発表とグループワークが行われ、予定していた時間をオーバーしました。最後に、本所先生からご助言をいただき研修を終えました。
- 思考力・判断力・表現力の育成と主体的に学習に取り組む態度の育成は関係があり、それに繋がるタスクを開発する力が教員に求められている
- 授業(学習)においては、対話しながら、生徒がどういうイメージを持っているかを見取りながら進めることが大切である。
今日の学びを実践に活かし、主体的な学習に取り組む態度を育成していきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
「育てられる」立場から「育てる」立場へ
今年度も親子交流事業が行われました。この取り組みを本校で開催できるように参加していただいたご家族と、ご尽力いただいた関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。
単に子どもと触れあうことだけが目的ではなく、①子どもの発達や親の子どもへの関わり方に関心をもつ、②「育てられる」から「育てる」転換期にあるという意識を醸成する、という大きなテーマのもとに実施されていることを知ったのは昨年度のことで、それ以来、とても大事な取り組みであると感じています。
今日得たことを、これからの生活に活かしていって欲しいと思います。
地域の特色を活かしたふるさと教育推進事業~鵜様道中にみる邑知地溝帯の歴史と文化~
本校の校歌で「目路も遙かな邑知野」「遠山並も麗しく」「川は注ぎて海の青」と謳われている邑知地溝帯の歴史と文化について知ることと、世界農業遺産や国重要無形民俗文化財を次世代に伝える2つのミュージアム(のと里山里海ミュージアム・鵜様道中の宿ミュージアム)を見学し、先人の知恵や生きてきた証に触れ、自分の住んでいる地域に誇りを持つとともに、その伝承方法について考察することを目標に、実施しました。
参加した生徒・教員が「邑知地溝帯の歴史と文化」について理解を深めただけでなく、探究活動におけるフィールドリサーチ(現地調査)の重要性にも気づくことができた企画となりました。今年度の「総合的な探究の時間」の取組に繋げていきたいと思います。
実施にあたっては、鵜様道中の宿保存会事務局長の 道端弘子 様や、のと里山里海ミュージアム副館長の 和田学 様、気多大社神主の 森川 様に大変お世話になりました。この場を借りでお礼申し上げます。
修学旅行3日目〜楽しかったね〜
今日は最終日でした。池田市にあるカップヌードルミュージアムで、インスタントラーメン誕生の歴史に触れると共に、製品化していく中での工夫について学びました。メインは自分だけのオリジナルカップヌードルを作成することで、それぞれの個性が表れたカップ麺になりました。食べるのがもったいない感じです。
その後、万博記念公園に立ち寄り、太陽の塔を見学したり、昼食をとりました。
楽しい時間はあっという間に過ぎた印象です。生徒たちは3日間一緒に過ごしたことで、今まで以上に絆が深まったように思います。お互いの心配りが素晴らしいと思いました。いつまでも良い仲間でいてください。
早朝から遅くまで、生徒に配慮し、良い修学旅行となるよう企画運営をされた先生方、本当にありがとうございました。思い出に残る時間になりました。
また、3日間、お世話いただいた東武トップツアーズ(株)の黒崎さんには、大変お世話になりました。深く感謝申し上げます。
(帰りの列車の中で)
修学旅行2日目〜思いが伝わってきました〜
今日はユニバーサル・スタジオ・ジャパンを1日満喫しました。朝食を予定通り終え、元気いっぱい、急ぎ足で向かいました。まだ開園前でしたが、外国から来られた方も含め、とてもたくさんの人でした。そのため、通常より早くゲートが開きました。
入場してからは、前もって打ち合わせしていた通り、人気のあるアトラクション目がけて、みんなで向かいました。とても暑い日でしたが、友達を気づかいながら、担任の先生に導かれて安心して楽しんでいる様子がとても印象的でした。
何より先生方の生徒に対する温かい思いが伝わってきました。
生徒にとっても一生の思い出に残る1日となったことを願い、ホテルに帰ってきました。
修学旅行1日目〜トラブルも乗り越えました〜
生徒達がとても楽しみにしていた修学旅行当日です。今日から三日間、関西方面へ。羽咋駅に集合し、金沢駅から新幹線に乗り換え、予定通り敦賀駅に着いたのですが…。
信号トラブルがあり、新大阪行きのサンダーバード号が突如運休となり、別の列車に乗り換え、2時間遅れて到着しました。急な予定変更にも落ち着いて対応し、無事、関西の文化(食文化、伝統文化)に触れた1日となりました。
夕食は、明日行く予定のユニバーサル・スタジオ・ジャパン近くのお店で食べ、明日への思いを馳せていました。
羽咋七塚めぐり
学校の所在地である羽咋について興味・関心を持つ機会とし、今後の「総合的な探究の時間」に繋げることを目的に、「羽咋七塚めぐり」を行いました。
2グループに分かれ、5月15日に「探究」についてレクチャーしていただいた金沢大学の学生さんに案内してもらいながら、羽咋神社を起点に、「大谷塚」「大塚」「宝塚」「水犬塚」「姫塚」「剣塚」「痛子塚」を回りました。七塚には「イワツクワケノミコト」に関係する人や物が眠っているそうです。
学生さん達は、「七塚」と「水」という羽咋市を代表する 2 つの地域資源を活用し、地域の小学生に七塚を巡ってもらうことで、羽咋市の歴史文化に対する関心を集めるとともに、地域の歴史的価値を若い世代に伝え、自らの地域に対する誇りの醸成に繋げることを目的に、「めざせ七塚マスター!」という企画を昨年秋に実施されています。
今回は実際のフィールドワークを疑似体験しながら、今後の「探究的な学び」に繋げたいという思いから「羽咋七塚めぐり」をお願いしました。
お忙しい中、ご協力頂いた金沢大学の中谷陽さん、松本遙紀さん、本当にありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
千里浜海岸清掃ボランティア
地域社会と積極的にかかわり、地域のことを学び合うことを目標に、全校生徒で協力して「千里浜海岸の清掃ボランティア」を行いました。少し肌寒い天候でしたが、生徒達は元気いっぱい活動していました。
実施にあたっては、本日の活動だけではなく、事前に千里浜海岸について地元の 松永幸則さん から学び、今日の活動に繋げました。
活動の最後に海岸維持のために、それぞれが思いを込めて「一砂」をまきました。
「ふるさとを学ぶ」良い機会になってくれたらと思います。
ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。
「第60回機械工業見本市 MEX金沢2024」に行ってきました!
県内外の様々なモノづくりを一度に見学できる「機械工業見本市」に参加することにより、製造業への就職希望の生徒はもとより、そうではない生徒にとっても視野を広げる機会とすることをねらいとして、石川県産業展示館で開催されている「第60回機械工業見本市 MEX金沢2024」に2年生から4年生の生徒が参加しました。
時間が限られていたので、ワークショップに参加できなかったことはとても残念でしたが、それでも、自らVR体験をしたりするなど、熱心に企業の説明を聞いている姿が見られました。
参加して感じたことをこれからの学校生活に活かして欲しいと思います。
「総合的な探究の時間」が始まりました!
金沢大学融合学域観光デザイン学類准教授 川澄厚志 先生と同大学人間社会学域地域創造学類卒業生及び学生さんに講師として来校していただき、①探究成果物「すごろく」を体験し、「能登の里山里海」の豊かさを知ること、②大学生が課題解決に取り組んだ2つの報告を聴き、探究のプロセスを学ぶことをねらいとして、「探究基礎ワークショップ」を実施しました。
まずは、川澄先生から「探究活動から地域の豊かさを次世代に継承することを考える~観光まちづくりの実践で見えてきたこと~」というテーマでお話を伺い、その後、「のとまるわかりすごろく」を実際にやってみたり、「大学生が語る探究story」ということで、実体験に基づく「探究の面白さ」などについてレクチャーを受けました。
何よりも本校生徒と年齢的にも近い学生さんから、探究についてのみならず、大学ってどんなところであるのかについても伝えてもらい、とても有意義な時間になりました。
川澄先生をはじめ、講師を務めていただいた大学関係者の皆様、どうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
将来の進路に向けて~大人からのメッセージ~
先日、進路について系統別に説明を聞く機会を設けることを通して、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、自分に合った進路を選択するための情報を収集し、進路実現に向けての意欲を喚起することをねらいとして、進路ガイダンスがありました。
生徒たちの振り返りには、「説明がわかりやすく、将来の職業についての関心が高まった」や「話を詳しく聞いてみることで、新たに分かったことがあってよかった」などと記され、視野が広がる機会となったことが分かりました。
また、「上級学校等に行くということや仕事をするということはどういうことなのか」というお話もあり、キャリア教育に繋がる貴重な時間となって良かったと思いました。
それぞれが感じたたことを日々の学校生活に活かして、進路実現を果たして欲しいと思います。
参加していただいた学校及び企業の関係者の皆様、本当にありがとうございました。
授業が始まりました!
本校前の公園にある桜が満開になる中、やっと落ち着いて授業が行われるようになってきました。
新年度のスタートにあたって、シラバスなどを配付しながら今年度の学びを確認しています。生徒たちも先生方の話を、顔をあげて聴いていました。
新入生はもちろん、それぞれ進級した生徒たちも含め、新しい環境に慣れるまで少し時間が掛かるかもしれませんが、カウンセリングマインドを持った本校のスタッフに支えられながら、学びを深め、目標を持って過ごしてほしいと思います。
入学生オリエンテーション
入学生オリエンテーションが行われました。教務課、通級、指導課、厚生相談課、総務課からの説明に加えて、今年は、新しく導入するAI学習教材の説明も担当者からしてもらいました。
1人1台端末を効果的に活用し、個別最適な学びに繋げたいと思います。それぞれの思いに応じた「学び」が達成されるよう、外部機関と連携しながら支援していきます。
生徒の皆さん、目標に向けて、学びを深めていきましょう。
令和6年度が始まりました
新任式、始業式、入学式と続き、令和6年度が始まりました。
始業式では、今年度胸に刻んで欲しいテーマを伝えました。
入学式では、PTA会長 武藤 映子 様、教育振興会会長 西塔 正樹 様、石川県議会議員 石田 章 様、羽咋市長 岸 博一 様のご臨席を賜りました。
式辞で次の3つのことを新入生に伝えました。
- なりたい自分をみつけ、目標を持って学校生活を送ること
- 世の中の課題を自分事にして、できることから取り組むこと
- 人に優しく、周囲を支えられるようになること
教職員一丸となって、生徒に寄り添いながら、楽しく充実した高等学校生活を送れるようにしていきます。
本校の教育活動や指導方針について、ご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
離任式
離任式が行われ、2年間本校の中心として職責を果たされた勝二教頭先生から、離任にあたり思いのこもったメッセージを伝えていただきました。厳しいなかにも生徒に寄り添った温かみのある指導で、多くの生徒が励まされてきました。
生徒会長から花束を贈呈された際には、全校生徒及び教職員からの大きな拍手に包まれました。
新しい赴任地でのご多幸とご活躍をお祈りします。
本当にありがとうございました。
「個別最適な学び」に向けて~学び直し~
令和6年度から導入する「AI学習教材」の説明会を、担当者を招いて実施しました。ここに至るまで先進校視察も行いながら、時間をかけて検討を進めてきました。
当日は登録を行い、使い方の説明を受けた後、1人1台端末を使って取り組んでみました。
与えるだけではなく、「自ら学ぶ」ことにつながるよう、職員間で進めていきます。
どのような「学び」につながるか、楽しみです。
復興・復旧はまだ途上ですが…
令和6年1月1日に発生した能登半島地震によって校舎が使えなくなったため、羽咋高校2年生が羽松高校の校舎を使って学校生活を過ごしていましたが、本日をもって本校に戻ることになり、教頭先生、2学年主任の先生と共に、生徒会長を含めて4名の生徒達が校長室を訪ねてくれました。
普段通りの学校生活ができなかった中で、当たり前に在籍校で過ごすことができる有り難さを、改めて感じたのではないかと思います。
また、この世の中は、人との繋がりで成り立っており、協力し合うことの大切さも学んだのではないでしょうか。
この経験を、3年生となる来年度の学校生活や、将来の「在り方生き方」に繋げていってほしいと思います。
同じ羽咋にある学校として、共に頑張っていきましょう。
こちらこそ、ありがとうございました。
卒業生と語る会
本校卒業生から社会人としての心構え、及び仕事を通して得られる喜びや苦労を聞き、進路選択についての意識を高めることを目的に、「卒業生と語る会」を開催しました。僅か1年前に本校を卒業したばかりなのに、社会人として揉まれる中で、大きく成長した姿を見ることが出来ました。
在校生からは、「職場内の人間について」「仕事をしていて一番嬉しかったこと」「高校生と社会人との違い」等の質問がありました。その中で、「自分からコミュニケーションをとりにいかないとだめ」「責任がある」「言葉遣いが大切」等、後輩にメッセージがありました。
また、上司から、温かいメッセージが届いていて、職場で周囲に温かく支えてもらいながら、日々努力していることがわかり、胸が熱くなる場面もありました。
最後に生徒を代表して、「進路行事等があるが、直接社会人からお話を聞く機会があまりないので、とてもためになった。ありがとうございました。」というお礼の言葉がありました。
今後とも本校卒業生をよろしくお願いいたします。
第52回卒業証書授与式
はじめに、令和6年能登半島地震により、犠牲となられた方々に心からお悔やみ申し上げるとともに、被災された全ての方々にお見舞い申し上げます。
復興・復旧に人と人との絆を感じる中、PTA会長 武藤映子 様、教育振興会会長 西塔正樹 様、石川県議会議員 岡野定隆志 様、羽咋市長代理羽咋市教育長 八島和彦 様、羽咋市立羽咋中学校長代理 中西優登 様のご臨席を賜り、石川県立羽松高等学校・第五十二回卒業証書授与式を挙行することができました。心より感謝申し上げます。
振り返りますと、卒業生の皆さんの学校生活は新型コロナウイルス感染症対策と重なり、大きな地震による災害も経験した日々でありました。その中でよく言われることに、「日常を取り戻す」ということがあります。何事もなく、当たり前に生活できることがいかに幸せであるのかということと、当たり前と思っていることが、実は、日常を支える人や社会があってからこそ成り立っているということを、改めて感じることとなりました。何不自由なく生活できることに幸せを感じ、感謝の気持ちを忘れないで下さい。
卒業生の皆さんがこれから歩む人生は、自分が思い描く「平坦な道」ではないこともあると思いますが、その際は、まずは自分で考えながら、人とのつながりを大切にして、ぶれない強い意思で、一歩でも二歩でも前向きに進み、逞しく生きていってほしいと思います。
最後になりますが、ご来賓および保護者の皆様には、日頃より、本校の教育活動に、ご理解とご協力を頂いておりますことに対し、改めてお礼申し上げます。卒業生の、今後の道のりを温かく見守って頂き、変わらぬご指導とご支援を賜りますよう、心よりお願いいたします。
同窓会入会式
同窓会会長 西塔正樹 様 をお迎えし、明日の卒業証書授与式を前に同窓会入会式が行われました。「同窓会に入るということは、大人の世界に入るということ」「卒業しても、本校を拠り所とし、絆を大切にして欲しい」というメッセージを伝えていただきました。
卒業生に寄せる、心のこもったお話をありがとうございました。
労働法セミナー
石川労働局雇用環境均等室の秋田英紀氏に来ていただき、在学中から労働法制の基礎知識を深め、法令の不知による労働問題の発生を未然に防ぐことと、職業についての意識を醸成することを目的に、労働法セミナーを行いました。
「働き始める前に」・「働き始めたら」・「仕事を辞めるとき」の3つの基礎知識に加えて、労働者も守るべきルールについてお話ししていただきました。
- 「遅刻をしない」
- 「勤務時間中に無断で職場を離れない」
- 「勤務時間内は、誠実に仕事をする」
- 「会社の備品を無断で持ち出さない」
- 「会社の秘密を外部に漏らさない」
- 「特に最近、SNSに関するトラブルが増えている」
今日のお話をこれからの学校生活に活かして、将来の進路実現に繋げてほしいと思います。
骨髄バンク 語りべ講演会
白血病や再生不良性貧血などの病気で骨髄移植を経験された方の体験から、「いのち」の大切さや生きることについて考え、自分たちにも出来ることがあることを学ぶことを目的に、北陸電力教育振興財団から寄贈していただいた、大型液晶モニターなども活用して、オンラインで講演会を実施しました。
骨髄移植を乗り越えられた方からは
- ドナーさんへの感謝の気持ち
- 家族、恋人、友人の大切さ
- 骨髄バンクへの感謝の気持ち
- 患者1人のためにどれだけの人が支えてくれているのか
- 考え方の変化
などについてお話していただきました。
「仕事をする」「ご飯をおいしく食べる」ことは当たり前ではないということに気づき、生きている幸せを日々感じているとのことでした。そして、支えられるだけではなく、自分が出来ることは何かと考え、骨髄バンクに係るボランティア活動に携わっているということでした。
自分の「いのち」はもちろん、周りの「いのち」も大切してください。
スクールカウンセラーによる心理プログラム
将来の「生き方」につながるように、スクールカウンセラーの山谷先生にお願いし、生徒全員を対象に「心の柔軟性を育てる」ためのACT講座を実施していただきました。
未来に一歩踏み出すために、自分の『価値』にそった仕事や生き方が大切であることがわかりました。
石川県高等学校定時制通信制教育研究会公開授業
石川県高等学校定時制通信制教育研究会の公開授業が本校であり、他校から来校された先生方も交えて授業を参観しました。
科目は音楽Ⅱ。先日の校内GIGA研修でも学び合った、「Chrome Music Lab」の「SONG MAKER」を使った授業で、今年度の研究テーマである「定時制通信制高校としてのさらなるICT機器の効果的な活用の推進~個別最適な学びと協働的な学びの充実のために、生徒1人1台端末を使うような授業の展開~」に沿った実践でした。
楽曲を創作するツールとしてICTを使っていることに加えて、共有するモニターも2画面あり、1人1台端末を効果的に活用しながら、協働で学ぶ授業デザインになっていました。
進路ガイダンス
進路について系統別に説明を聴く機会を設けることで、産業や職業、上級学校への興味・関心を高め、自分に合った進路を選択するための情報を収集し、進路実現に向けての意欲を喚起することを目的に、進路ガイダンスを実施しました。
「自動車」「電子・電気・エレクトロニクス」「ゲーム・IT・情報処理」「経理・事務・販売・営業・サービス」「美容・メイク」「フード関連」「ファッション系」「医療事務」「動物」に分かれて、上級学校から来校された方から、直接お話を伺いました。
また、卒業予定者には、ハローワーク羽咋から来ていただき、「内定者セミナー」を行い、高卒で就職した方の3ヶ月後の感想などを交えて、お話していただきました。
将来の自分を見つめる良い時間となりました。ありがとうございました。
総合的な探究の時間 ~探究=よりよく生きる~
(同)楽しい学校コンサルタントSecond代表 前田 健志 先生をお招きし、視聴覚室に生徒全員が集まって「総合的な探究の時間」について学びを深めました。
先生のお話に引き込まれながら、
- 楽しい学びの3つのパターン
- 自然な(人間らしい)学び方(問い)の流れ(探究)
について、先生方と一緒になってグループワークで意見交換しながら、学び合いました。
生徒の笑顔や意見を出し合う場面が見られる中で、「総合的な探究の時間」のことだけを考えるのではなく、『学ぶ』こと、そのものの楽しさをメッセージとして感じることができた、有意義な時間となりました。
前田先生、どうもありがとうございました。
GIGA研修会
定期的に実施しているGIGA研修会があり、音楽科と国語科の担当者から報告がありました。
音楽の方は『Chrome Music Lab』を使った授業づくりで、「KANDINSKY(カンジンスキー)」で描いた絵が音になることや、「MELODY MAKER(メロディーメーカー)」で旋律をつくることを体験しました。
また、国語の方は『ロイロノート』の新しいテスト機能について紹介がありました。
一人一人の学びに繋がった有意義な研修会になりました。
教育用備品を寄贈していただきました!
本日、(公財)北陸電力教育振興財団から、『65型ディスプレイセット一式』を寄贈していただきました。
視聴覚室に設置し、1人1台端末の効果的な活用による深い学びや、外部機関等とのWeb交流、生徒のみならず教職員も含むオンラインでの学び等に使わせていただきます。
本当にありがとうございました。
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病欠証明書が新しくなりました。
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学校感染症の出席停止扱いについて(病欠報告書)R5.5.8~.pdf
「不登校児童生徒の保護者のための支援ガイド」
https://www.pref.ishikawa.lg.jp/kyoiku/gakkou/documents/r06shiengaido.pdf
石川県羽咋市吉崎町ラ1番地2
TEL(0767)22-0086
FAX(0767)22-6645
E-mail ushouh@ishikawa-c.ed.jp