2024年7月の記事一覧

感謝の心

193日目

 

主体的な人は幸せであるという

研究結果があります

何かをいやいややっている人は

幸福度が低く

自分で進んで行動する人は

幸福度が高いのです

 

そもそもなんでも嫌がるから

幸福度が低いのか

幸福度を感じにくいから

何に対しても嫌になるのか

因果関係はわかりません

 

松下幸之助さんは

ご自分の会社の面接試験で

たった一言

「あなたは運がいいですか?」

と訪ね

「運がいい!」

と答えた人だけ採用して

世界のナショナルを作りあげたそうです

 

単に会社を運任せにしたという

行き当たりばったりな話ではなく

実は奥深い理由があるのです

 

「自分は運が悪い」と考える人の思考は

「自分は本当は実力があるのに

 それを発揮できないのは

 メンバーが悪い

 環境が悪い

 社会が悪い」

 

一方「運がいい」と考える人は

「自分が実力以上の力を発揮できるのは

 周りに助けられているから」

という感謝の気持ちを持っているからなのです

そういった考えの人が集まった組織は強いですよね

さすがそれを見抜いていたのです

 

松下幸之助さんといえば少年時代

大阪の町工場で勤めていた時に

二股ソケットを発明したことで知られています

 

この二股ソケットを商品化するために

支援してくださったのが

当時工場の横に住んでいらっしゃった

徳川光圀の末裔の方でした

 

幸之助少年はその方に

「僕大きくなったらおっちゃんに恩返しがしたい

 何がええ?」

と尋ねると

「せやな

 うちの先祖はんの物語でも作ってくれんか?」

と答えたそう

 

世界のナショナルを作り上げた幸之助少年は

約束を果たします

 

それがナショナル提供の人気番組

「水戸黄門」です

ご支援ありがとうございます

192日目

 

今もいろんな方からご支援の手を

差し伸べていただいています

 

1月にもご支援くださった

ライターの福永文子さま

ご友人の田中和子さまとご一緒に

図書カードと書籍を贈ってくださいました

 

 

 

 

 

 

福永さまは学研の「進学情報」で

「小論文ブックポート」を執筆なさっており

お薦めの書籍をご紹介くださいました

進路指導室に置いておきます

 

 

 

 

 

 

 

東日本大震災のとき

小学校にお勤めだった徳水博志先生からも

著作である「震災と向き合う子どもたち」を

送っていただきました

 

 

 

 

 

 

自分の体験と照らし合わせながら

一気に読ませていただきました

「わたしはわすれない」

当時5年生だった女の子が書いた詩に

心が震えました

 

マニュアルが機能しない大災害の下で

自主的判断力で学校運営を行ったこと

そんな中で被災した子供達にとって

真の「教育課程」とは何かを問い続けたことが

生生と綴られていました

 

 

 

 

 

 

徳水先生は

たった1本の花を植えることから始まった

「雄勝ローズファクトリーガーデン」を

復興のシンボルとして

現在運営なさっています

球技大会観ながら考えたこと

191日目

 

ひとが外部からの情報を処理するには

いくつかのパターンがあります

 

たとえば視覚優位派と聴覚優位派

私は圧倒的に視覚優位で

目で見たものは

割とスッと頭に入るのですが

ひとの話だけを聞いていると

???はてなのオンパレードです

 

頭の中で図示したりグラフ化したり

なんとか理解しようと試みるものの

話が15秒を超えると

もうパニックです

 

ですので

最近大嫌いなもののひとつが

オンライン会議です

これまで何度となく

会議していますが

白状します

もうお気づきかもしれませんが

 

全く頭に残っていません

ごめんなさい

 

「この人の部屋オシャレやなー」とか

「この人カメラに近づきすぎ」

「眉間のシワ怖いよ」

とかどうでもいいことばっかり

気になって

肝心の話はさっぱりです

 

もう一回聴こうと

巻き戻しボタンを探してもそんなのないし

そもそも「巻き戻し」なんて

言葉を使う時点で

世の中の進化についていけてない

カセット世代丸出し

オンライン会議をするたびに

落ち込んでいるのでした

 

言語を理解する時に

その言語によって

脳のはたらく部位が

異なるんだそうです

 

たとえば

 

日本語を聴いたり話したりする時は

側頭部つまり両耳の上の部分が

最も活発にはたらきますが

 

英語のときには

後頭部つまり両目の裏側あたりが

最もよくはたらくのだそうです

 

側頭部には聴覚野

音の情報を処理する部分が

後頭部には視覚野

光情報を処理する部分があるので

 

英語を理解する時には

視覚情報と合わせて理解していると

考えられています

 

口元を見ないで日本語を聞いても

さほど理解度は下がらないのですが

英語の場合は

極端に聞き取れなくなったり

聞き間違いが増えるのだそう

 

そう考えると

英語ネイティブの方が

表情豊かだったり

ボディランゲージをよく用いることも

納得がいきます

 

興味深い実験があります

「ba」と発音する口元の動画を見せながら

「da」の音を聞かせると

「ba 」にしか聞こえません

 

今日のこれらの話は先週

1年生の

「総合的な探究の時間」に

生徒に話したものです

 

現在2年生が取り組んでいる

「街プロ」を

1年生にも拡げていきます

 

1年生がまず取り組むのは

夏休みの「不自由研究」

いくつかのグループに分かれて

それぞれ教員からテーマを与えられます

テーマを自分で決めることができないので

「不自由研究」

 

先行研究を調べ

仮説を立てて

情報を集め

実験計画を立てて

実験する

データを解析し

考察して

結論を導く

検証し

新たな疑問を見出し

次の探究につなげる

 

探究活動における

こうした一連の流れを

体験するのが

「不自由研究」の目的です

 

校長も指導教員のひとりとして加わりました

私が設定したテーマは外国語

 

興味を持った6名の生徒が

集まってくれました

 

新しく生まれ変わる輪島を

世界中から人の集まる

街にしたい

そんな妄想を抱いています

 

さしあたっては

世界ではさほど注目もされていない

今回の能登半島地震について

世界中の人にまず知ってもらいたい

 

この「おこらいえ」を

英語 仏語 独語 西語 伊語 露語

宇語 漢語 한국어 比語 泰語など

いろんな言葉で発信したいな

と考えているのですが

微妙なニュアンスをどう伝えるか

頭を悩ませています

 

どなたか

訳語をそれぞれの言語で

添削できる方

いらっしゃいませんか

馬上 枕上 厠上

190日目

 

富山大学などのチームが

睡眠学習に関する

興味深い論文を発表しました

 

睡眠中に学習内容が整理されて

既存の学習事項を活用することにより

初めて目にする問題であっても

解決できるようになる

というものです

 

マウスを使っての実験で確認されました

 

A〜Eまでの部屋を用意して

「AーB」「BーC」「CーD」「DーE」

のペアでアルファベットの早い方に入ると

数分後に砂糖水が与えられる装置を用いて

A〜Eの関係について学習させます

 

その後

「BーD」というはじめての

ペアに対する正答率を試験します

 

学習直後は正答率50%

つまり一か八か半々

全く「BーD」の関係性を

推測できていません

 

ところが学習後

睡眠を与えられたグループでは

正答率がなんと80%にも

跳ね上がったのです

 

深い眠りの「ノンレム睡眠」中に

学習内容を整理し

浅い眠りの「レム睡眠」中に

新しいことに応用させていく

という活動を行なっているようです

 

私も高校時代

睡眠学習に興味があって

英単語の音声教材を流しながら

寝ていました

ところが全く効果が現れず

睡眠学習は嘘だと結論づけました

 

単にやり方がまずかっただけですね

昼間しっかり学習をした上で

寝る必要があったわけで

寝るだけで英単語を覚えようだなんて

そんな虫のいい話があるか

 

そういえば化学者ケクレが

夢で見た風景を元に

ベンゼン環の構造を思いついたとか

睡眠が学習や発見に関係したという

逸話にはことかきません

 

馬上 枕上 厠上という言葉があって

昔から良い考えが思いつくのは

◯馬に乗っている時

今で言うと運転中ということでしょうか

◯寝ているとき

まさに今回の研究ですね

◯トイレで用をたしているとき

確かにそんな気が

 

車の中 枕元 トイレに

メモを置いておいて

思いついたことを記録する

習慣をつけると

きっといいなと思います

 

明日は全校球技大会が行われます

グラウンドや体育館が使えないので

場所を

かほく市総合体育館

とり野菜みそ BLUECATS ARENA

に移して行います

内灘高校で学習している生徒も参加

はじめて全員揃うクラスがほとんどです

 

先日サプライズで

「ゆず」さんが歌ってくださった様子が

NHK「SONGS」に再編集されて放送されます

放送は18日(木)22:00からです

どうぞご覧になってください

Psychological First Aid

189日目

 

わじまティーンラボで行われた

サイコロジカル ファーストエイド研修に

参加させていただきました

 

岡山大学から原田奈穂子先生

香田将英先生にお越しいただき

災害時における子どもへの

接し方について教えていただきました

 

 

 

 

 

 

苗字は違うけどおふたりはご夫婦で

めおと漫才を聞くように

ゆったりとした雰囲気で

学ぶことができました

 

奈穂子先生からまず

「ダメな人理論」を学びました

「中途半端にダメな人には

 中途半端な支援者しか集まらない

 徹底的にダメな人にこそ

 優秀な支援者が集まる」

どうりで輪島高校校長には

素晴らしい支援者が集まってくる訳です

妙に納得のいく理論でした

 

0歳〜3歳のお子さんをお持ちの方

遊びに飽きっぽかったり

逆に同じ遊びばかり繰り返すように

なっていませんか?

 

4歳〜6歳のお子さんをお持ちの方

大人にくっついて離れなくなったり

指を噛むなど幼い行動に戻っていませんか?

 

7歳〜12歳のお子さんをお持ちの方

睡眠障害や食欲不振になっていませんか?

自分を責める罪悪感を持っていませんか?

 

13歳〜18歳のお子さんをお持ちの方

自滅的 攻撃的な行動が増えていませんか?

将来に対して望みを持たなくなっていませんか?

 

これらは全て自然な反応で

みんなに見られる

ごくごく当たり前の反応です

ご心配はいりません

 

我々はこのことを

Post Traumatic Grouth

大きな心の傷をバネに

大きく成長していくために

精一杯寄り添ってまいります

 

今日は公費解体の始まった

河井町の火災地区を訪ねてみました

 

 

 

 

 

 

映画のセットのような無機質感

 

 

 

 

 

 

ずっと遠くまで見通せるように

焦げた車が痛々しいほどに

 

 

 

 

 

 

小学校の運動場には

仮設の校舎が完成間近です