日誌

2023年11月の記事一覧

11月27日(月) 思春期講座(3年生)

令和5年11月27日(月)7限目に、3年生を対象とした思春期講座を行いました。講師として、DVホットラインのと事務局長の弘﨑弘美先生をお招きしました。「デートDVってなに?~あなたの心と体を守るために~」という題材を通して、自分や他者を尊重することの大切さを教えていただき、デートDV等の性に関する問題を自身と関係あることとして捉える貴重な機会となりました。生徒は皆、真剣に聞き入っており、講座後の感想からも、「一方的にではなく、相手の意見を尊重し、お互いに嫌な思いをしないような良い関係を築くことが大切だと思った」「将来、もしデートDVにあったら、一人で悩まず大人や相談機関に相談したい」など、今回の講座で得られた学びを今後の生活の中で活かしていこうという思いが伝わってきました。

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11月20日(月) 税の作文の感謝状贈呈

令和5年度 第62回税に関する高校生の作文募集で、本校の11Hの生徒が「税の意義と役割について考えたこと」というテーマのもと、作品を応募しました。それを受けて、令和5年11月20日(月)に、輪島税務署から税の作文の感謝状が贈呈されました。

作文を書いたことは、私たちの暮らしを支える税について考えるきっかけとなり、学校での勉強と日常生活での学びを結びつける良い機会になりました。また、国民として納税の義務を果たそうとすることにもつながっていきます。今後もこのような取り組みを通して、社会について考え、行動できる人材の育成に努めます。

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11月10日(月)  連携型中高一貫教育の交流授業(国語科)「門前版ビブリオもどき(ビブリオバトル)」

令和5年11月10日(金)、連携型中高一貫教育の交流授業(国語科)として「門前版ビブリオもどき」(ビブリオバトル)を実施しました。今回の交流授業は①中学校で身に付けた能力が高校ではどのように生かされるのかを知る②読書の幅を広げるという2点を目的として行いました。

門前高校・門前中学校それぞれから選抜された3名のバトラー(発表者)による「推し本紹介動画」を視聴後、投票してチャンプ本(一番読みたくなった本)を決定しました。高校の部では「54字の物語」がチャンプ本に選ばれました。おめでとうございます!

 

~高校の部 「推し本紹介動画」を視聴後 生徒の感想~

「甲子園に行く」発表者に向けて

•野球を知らない人でも惹きつけられる本だというところにすごく魅力を感じた。野球をしている自分は共感できる部分が多々あった。

•「明日のことはわからない」というのは本当にその通りだと思った。

「54字の物語」発表者に向けて

•話し方がリラックスしていてよかった。本に対する情熱が伝わってきた。

•本の特徴や良いところがわかりやすく伝えられていた。関連した別の本もおすすめしているのがよいと思った。

「アルジャーノンに花束を」発表者に向けて

•IQが上がっても人の心持ちは変わらないのだなと思った。

•頭がよくても様々な苦労をするということ、天才と馬鹿は紙一重だということを再認識した。

 

~中学校の部 「推し本紹介動画」を視聴後 生徒の感想~

「14歳日和」発表者に向けて

•読む年齢によって解釈が変わるということを聞いて、自分ならどのように解釈するか気になった。

•本と出会った理由を話すことで、その本の魅力が伝わってきた。

「1%の努力」発表者に向けて

•自分が面白いと思った部分をわかりやすく説明できていた。

•要約するのが上手だと思った。時間の使い方を自分で考えるのは大切だと思った。

「親愛なるあなたへ」発表者に向けて

•自分なりの解釈ができるというのが面白いと思った。何回も読みたくなるほど魅力がある本だということがわかった。

•ハキハキとした話し方でわかりやすかった。不思議な本だと思った。

 

発表者の皆さん、素晴らしい発表をありがとうございました。

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11月13日(月) 地域産業学(「エモ唐」作り)

 

令和5年11月13日(月)、12Hで「地域産業学」の授業を行いました。今回は、先月掘りおこしたサツマイモの調理実習です。

作った料理は、サツマイモスティックと「エモ唐(令和4年度門前高校卒業生が考案した鶏肉と細切りのサツマイモを一緒に揚げた料理)」。「エモ」は輪島市海士町周辺でイモを「エモ」と呼ぶこと、「感動した」ことを意味する若者言葉「エモい」が由来となっています。

文化祭で唐揚げを調理したクラスなので、唐揚げづくりはおてのもの。サツマイモが衣としてうまく馴染まないことに手こずりながらも、基本の部分は慣れた手つきで進めていました。また、調理実習を数回行うなかで自分の得意な調理行程もわかってきたのか、切る係、揚げる係、混ぜる係、洗い物係?写真係?等思い思いの役について責任を果たしてくれました。
  

 
 

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11月1日(水) 進路講演会「自分の将来を設計する」  

令和5年11月1日(水)、教育ウィーク関連行事の一つとして、本校1・2年生を対象に進路講演会「自分の将来を設計する」を行いました。本講演会は、1・2年時より様々な職種と触れ合う機会を設け、それらへの理解を深めるとともに、職業意識への高揚を図り、具体的な進路選択への一助とすることを目的として開催しました。

開会式では、中澤校長が吉田松陰の名言を紹介しました

~夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、

実行なき者に成功なし、故に、夢なき者に成功なし~

中澤校長は、この名言について「『将来やりたいことが見つかったら、アクションを起こしなさい』と伝えているのではないか」と話し、「本講演会を通して進路意識を高めることで、行動に繋げるきっかけにしてほしい」と述べました。

本講演会は第1部と第2部に分かれており、第1部では各業種(建設・公務(自衛隊)・看護医療・福祉(保育)・飲食サービス・宿泊サービス)についての講話、第2部では各ブースに分かれて詳細な説明や質疑応答が行われました。

 

第1部の様子


建設

「世の中に残るものが造れる」「自分が造った建造物が、世のため人のためになり、役に立つ」「造った後、感謝されるのが嬉しい」という建設業の魅力をお聴きすることができました。



公務(自衛隊)

「自衛隊は『国を守る』という人に誇れる仕事」「たくさんの仲間がいるので、きついことも楽しいことも共有できる」「自衛隊の中にも多くの職種があり、自分に合った職種が見つかるだろう」等、自衛隊という仕事の新たな一面を知ることができました。

 

 


看護医療

大学で看護関係の仕事を目指すことの強みや研究の面白さ、入学前に学んでおいてほしいこと等、これからの進路学習に直結することを教えていただきました。

 

 福祉(保育)

必要な資格や具体的な仕事内容を、写真や表を用いてわかりやすく説明していただきました。

 
飲食サービス

工場、バイヤー、店舗開発、マーケティング等、普段目にすることのない外食産業の裏側を知ることができました。

 


宿泊サービス

旅館のMission「明日への活力注入業」、モットー「笑顔で気働き」という会社方針に対する情熱が伝わってくるお話でした。

働いている方々の熱い想いや普段見られない企業の裏側を教えていただきました。私たちが享受しているものは氷山の一角にすぎず、様々な方面での企業努力があってサービスが成り立っているということに気づきました。知っている職種が少なければ、必然的に職業選択の幅が狭まります。6つの業種説明を聴き、生徒たちの職業選択の幅は広がったのではないでしょうか。

 

第2部

 

 


気になる業種を自身で選択してお話を聴いているため、興味津々。お話のメモをとったり、資料を読んだり、実際に体験してみたり……、活発な質疑応答も行われ、とても充実した時間を過ごしていました。

 

~講演後 生徒のアンケート結果~

①     今回の進路講演会「自分の将来を設計する」は今後の進路を考える上で役に立ちましたか(自分と照らし合わせてとらえられたかどうか)。

 
②     今回の進路講演会「自分の将来を設計する」を通して、高校卒業後の自分の姿を思い描くことができましたか(=自分はやはり〇〇に興味があるから高校卒業後はこうしたいなど、自分と照らし合わせてとらえられたかどうか。

 ~講演後 生徒感想~

 

・自分はまだ明確な将来を思い描けていないが、今回の講演会は自分の選択肢を広げられるいい機会になった。職業に関する詳細な情報も話してくれたので自分の将来をかなり鮮明にイメージできた。もう少しすると、自分の進路をはっきりと決めなければならない時が来るので、しっかりと考えていきたい。

 

・この講演会を聴く前は、自分の将来はいずれ決まっていくだろうと思っていたが、そんなに甘くはないとわかった。講演をしっかり聴き、何をしたいか少し決めることができてよかった。

 

・仕事をされている方々が普段どんなことを思って仕事をしているのか、その仕事のやりがいを聴くことができたのは、とてもためになったし何より楽しかった。自分も仕事を決めるときに自分のしたいこと以外にもどれだけ自分の力が必要とされているか、どれだけの人の役に立てるかを考えて仕事を選びたい。

 

・今回の講演会を聞いて今描いている夢と同じ種類の職業も調べてみて、もっと将来の視野を広げてより自分に向いている職業を見つけたいと思った。そのために、勉強を怠らずに全分野に手の届くようにしていきたい。今まではどこかに勤めるという考えだけだったけど、飲食サービスの話を聞いて自営するという考えもあると知ったのでそれについても考えたい。

 

・普段は聞くことができないような細かいところまで聞くことができたのがよかった。言葉遣いや身だしなみは将来社会に出たときにとても大切になるということも聞けた。学校や部活で繰り返し言われることは、自分にとってプラスになることばかりだと気づくことができた。進路選択の参考にもなったし、社会に出るための準備についても聞くことができたので、これからの自分に活かしたい。

 

本講演会を開催するにあたり、以下の企業の皆様に多大なるご尽力を賜りました。心より感謝申し上げます。

・建設 鳳輪建設業協会 青年委員会 様

・公務(自衛隊) 自衛隊石川地方協力本部 所長 荒木 洋貴 様

・看護医療・福祉(保育) 金城大学・金城大学短期大学部 入試広報部 部長 北島 正英 様

・飲食サービス 株式会社ハチバン ブランド戦略室 法人営業マネージャー 杉村 文孝 様

・宿泊サービス 株式会社加賀屋 経営管理本部 総務人事部 人事課 盛田 理子 様 新井 初音 様

 

 

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