2019年2月の記事一覧

【華道部】お花を生けました その15


 今日は2年生がみんなで卒業式の演台を飾るお花を生けました。花材はレンギョウ、小手毬、黄色いオンシジューム、赤とピンクの薔薇です。薔薇は生けるときに怪我をしないように一本ずつ丁寧に棘をとってから生けます。まずレンギョウの枝をなるべく花器と垂直になるように入れ、次にその周りを縁取るように小手毬を入れ、さらにその周りに黄色のオンスジュームをあふれるように入れます。最後に全体のバランスを見ながらピンクと赤の薔薇をアクセントになるように入れていきます。花を生けることに慣れた2年生が、花器を囲んで一斉に挿していくので思ったよりも手早く完成しました。さすが2年生です。校歌の練習をしているピアノの音をBGMに体育館の舞台の上で花を生けていると、いよいよ明日が卒業式だという実感が沸いてきます。



【華道部】お花を生けました その14

   今日のお花は、黄色のスイートピーと鮮やかなピンク色のストックと雪柳です。雪柳の枝を「真(しん)」と「副(そえ)」にし、ストックを「控(ひかえ)」にして生けます。雪柳の枝はよく見ると向きがあるので、裏向きにならないように気をつけて生けます。ストックは奥から手前に倒すようにして剣山に刺します。スイートピーは長くなりすぎないように、ストックと同じくらいの長さに切って剣山に刺します。雪柳の枝振りを見て、余計な小枝は取り全体にふんわりと春らしい感じになるように、空間を意識して生けます。 
 放課後の明るい日差しの中で春らしい色の花がよく映えました。