学校目標

1 教育目標 
  児童生徒の障害の状況及び特性に基づいた教育を行い、将来の自立をめざして一人一人 の生きる力を伸ばし、自分らしく心豊かに生きていこうとする人間を育てる。
 
2 教育方針
(1) 児童生徒一人一人の障害特性とニーズに基づいた教育を実践する。 
(2) 個別の教育支援計画及び個別の指導計画を踏まえたきめ細かな指導を図る。 
(3) 医療・福祉機関等と連携し、安全・安心な学校づくりをめざす。 
(4) 地域の企業、労働・福祉機関等と連携した進路実現に努める。  
(5) 地域の特別支援教育の拠点校として、センター的機能の充実に努める。


3 中・長期的目標
(1)学校の現状  
① 肢体不自由、知的障害に対応する特別支援学校として、優れた施設設備を効果的に活用し、児童生徒一人一人に応じたきめ細かな指導・支援を実践している。  
② 児童生徒の将来の生活に必要な資質・能力を育成するため、個別の教育支援計画の具現化を図り、授業改善と授業実践力の向上に努めている。  
③ 児童生徒一人一人の障害特性に配慮し、保護者及び医療・福祉等の関係機関と連携して安全・安心な学校づくりに取り組んでいる。    
④ 児童生徒の発達段階を踏まえたキャリア教育を推進し、進路指導体制の充実と職業教育の実践に取り組み、生徒や保護者のニーズに応じた進路実現をめざしている。
⑤ 肢体不自由、知的障害、発達障害等の指導・支援に関する専門性の向上及び地域の特別支援教育における相談支援機能の充実に努めている。  

(2)児童生徒に関する中・長期的目標  
① 健康・体力の保持増進に努め、生き生きと生活する児童生徒   
② 将来への夢と希望を抱き、目標に向かって挑戦する児童生徒    
③ 基礎・基本の力を身につけ、それぞれの能力を最大限に発揮し、学び続ける児童生徒     
④ 自らの意思を表明し、主体的に社会参加する意欲を身につけた児童生徒

(3)教職員、学校組織の望ましい在り方  
① 児童生徒一人一人の夢を育み、その可能性に挑戦する学校組織
② 特別支援教育の使命と責任を自覚し、専門性と指導力の向上に取り組む教職員  
③  社会情勢の変化と学校の現状を把握し、危機管理体制を確立する学校組織     
④ 課題意識と向上心を持ち、自らが考え行動する教職員 
⑤ 校務分掌等の業務内容と課題を把握し、他者と協働して改善・工夫に努める教職員

4 今年度の重点目標

(1)各教科における授業実践力の向上 →児童生徒自らが「わかった」と実感する授業づくり 
(2)小学部から高等部までのつながりのある教育活動の実現 →部門・学部を超えた交流及び共同学習、連携、社会へのつなぎ
(3)インクルーシブ教育の推進 →児童生徒・教職員・保護者・地域が互いに理解し合い、支え合う社会を目指した取り組み
(4)働き方改革の推進 →慣例や前年度踏襲の見直し、業務内容のデジタル化、スリム化、情報の一元化による働き方改革