学校だより

学校行事

入学式

 入学式が行われ、6名の新入生を迎えました。式は、ご来賓、保護者の皆様にご臨席いただき、職員、在校生も参加して行われました。担任の先生による呼名の後、校長先生より入学が許可されました。
 校長先生の式辞では、「夜間定時制の七尾城北高校があったおかげで自分は高校に進学でき、良い人生を歩むことができた。感謝している。」という現在86歳の第1期卒業生の方の話を紹介され、新入生にとっても充実した高校生活になるよう期待を述べられました。
 教育振興会会長の山口様の祝辞では、新、転入学生に対するあたたかい励ましと力強い応援のメッセージをいただきました。
 代表の生徒からは、勉学や就労に励んでいきたいという宣誓が行われました。
また、祝電によるあたたかなメッセージをお寄せいただた皆様方に感謝いたします。

新任式・始業式

 平成31年度(令和元年度)が始まりました。新任式では、教頭先生を始めとして4名の方が新任のあいさつをされました。その他に着任された6名の方々については校長先生より紹介がありました。始業式では、校長先生から、今年度は元号が変わる節目の年であり新元号「令和」が”beautiful harmony”と英訳されるということ、この1年を自らのペースを大切にして充実させて欲しいというお話がありました。

「トップが語る石川の産業の魅力」講演会

 天池合繊株式会社から代表取締役社長の天池源受様をお招きしてご講演いただきました。テーマは「世界一の技術を能登から世界に発信」で、講演と同時に同社が誇る「天女の羽衣」の実物展示もありました。パリコレなどのファッションショーに果敢に出展し、有名ブランドやデザイナーとのコラボを実現し、ブランディングに成功しました。研究、開発、製造、販売までを一貫して手がけ、顧客の要望に全社あげて対応することで世界一の製品を生み出したことがわかりました。実際に手で触れた「天女の羽衣」は繊細で軽く、生徒たちも思わず驚きの声をあげていました。
 なお、この講演会は、ジョブカフェ石川が開催する事業の一環として行われました。

校内球技大会

 球技大会の種目は、「スポレック」という競技で、短いラケットと軽いスポンジでできたボールを使用するテニスに似たスポーツです。今年度は、事前の練習から盛り上がり、本番も白熱した試合が連続しました。人数の関係で男女混合でシングルス戦を行い、女子にはハンディが付きました。今回はエキシビジョンマッチでダブルスを行い、教員も参加しました。全員で盛り上がる球技大会になりました。

第67回卒業証書授与式

 多くのご来賓、保護者、旧教職員の方々のご出席をいただき、第67回卒業証書授与式が七尾美術館にて行われました。式では、校長先生より卒業生一人一人に卒業証書が手渡され、会場からは温かな拍手が送られました。校長先生からの式辞、ご来賓の方からの祝辞、各種表彰の後、在校生からの送辞・卒業生からの答辞がありました。送辞では、卒業生に対する、敬意や感謝の気持ちが伝えられました。答辞は、多くの方々への感謝、七尾城北高校での思い出の数々が、情感豊かに語られ、将来に向けて強い決意を述べて結ばれました。参加された方々の思いのこもった素晴らしい卒業式になりました。

送別ボウリング大会

  恒例の送別ボウリング大会がクアトロブーム鹿島で行われました。今年度は始球式で学校長が見事にストライクを決め、華々しい幕開けとなりました。ゲームは男女混合で行い、女子生徒にはハンディキャップでゲーム毎に20点が加算されました。結果は、7連続でスペアをとった女子生徒が本命の男子生徒に勝利し、連覇を阻みました。送別ボウリング大会は、卒業予定者にとって最後の生徒会行事となり、おおいに盛り上がりました。

租税教室

 税理士の所司安輝郎さんによる租税教室がありました。クイズやビデオ視聴によって税金に対する理解を深めました。ビデオは、もし税金が無かったら道路などのインフラ整備、ごみの収集、教育や警察、消防などの行政サービスも全て有料となり、誰もが公平にサービスを受けることができなくなるという内容でショッキングなものでした。しっかりとした納税意識を持つことが大切であることがよくわかりました。また、今年の10月には消費税10%への値上げが予定されており税金の使い途について考えるよい機会となりました。

歯科健康指導

 3,4年生を対象に、歯科医の木元美貴先生による「歯科健康指導」を行いました。高校を卒業後は歯の定期検査がなくなり、健康管理の心構えとして口腔を清潔に保つことの重要性をお話ししていただきました。わかりやすい内容と歯切れの良い語り口で歯を健康に保つことがいかに大切かが生徒によく伝わりました。生徒は活発に質問を行い、理解をさらに深めていました。

食育教室・石川企業人インタビューDVD

 管理栄養士の神戸智美さんによる食育教室が行われました。神戸さんは本校の給食の栄養管理をされています。講義では、食品の栄養分類や自己管理の目安などをわかりやすくお話下さいました。良い生活習慣のキーワードとして「一無、二少、三多」(たばこは吸わない、腹八分、アルコールは少なく、体を動かす、ストレス解消、多くの人、事、物に接する)を最後にあげ、日常生活の改善につながるきっかけとなる行事になりました。
 また、この日は石川の企業人インタビューDVDを視聴しました。事前事後のアンケートを行い地元の企業の先進的な取り組みについて理解を深めることができました。

百人一首かるた大会

 恒例の百人一首かるた大会が行われました。生徒5チーム、先生1チームの計6チームで予選リーグ戦と順位決定戦を行いました。今年は上の句だけで札を取る生徒が多く、白熱した試合が連続しました。優勝決定戦は、1年生と2年生の対決となり激しい札の取り合いの末、1年生チームがみごとに優勝しました。日本の古典に触れる良い行事となりました。

校内球技大会

 冬休み前の最終日に校内球技大会(バレーボール)を行いました。学年を横断して全校を4チームに分けて、先生方も各チームに分かれて入り、総当りで試合を行いました。全員が一生懸命にプレーし、各チーム実力伯仲で、なかなか勝負が決まらず、白熱した試合が続きました。生徒達は、寒さを吹き飛ばすほど熱気に溢れていました。

石川県高等学校定時制通信制冬季体育大会

 今年度の冬季体育大会は卓球競技、バドミントン競技に参加しました。卓球競技は、金沢市鳴和市民体育館で行われ、男子団体は決勝で金沢中央(昼)と対戦し、惜しくも敗れましたが第2位となりました。男子個人には4名の生徒が出場し、2年生の生徒が第3位に入賞しました。
 バドミントン競技は金沢中央高校体育館で行われ、女子シングルスに2名の生徒が出場し、1年生の生徒がベスト4に入りました。また、女子ダブルスでは、決勝戦で敗れましたが見事第2位に入賞しました。
 なお、ソフトテニス競技は参加者が少なかったため練習会となり、本校からは1ペアが参加しました。

第2回学校保健委員会

  第2回学校保健委員会は、スクールソーシャルワーカーの木谷昌平さんにご講演をしていただきました。テーマは「メンタルヘルスについて考える」で、ストレス反応や行動に働きかける対処法、アサーティブコミュニケーション、信頼できる大人や相談機関を見つけることなど、専門的な立場からのアドバイスをわかりやすくお話くださいました。

人権教室

 12月4日から始まる人権週間に合わせて、考査最終日の2限目に人権教室を行いました。法務省から出されている人権に関する文を読み上げた後、「日常の人権Ⅱ~気づきから行動へ~」というタイトルの人権啓発ビデオを視聴しました。ビデオは、外国人の人権、障害者の人権、部落差別、インターネットでの人権についてドキュメンタリー仕立てで構成されていました。それぞれ生徒に人権について考えさせる内容で、ビデオの中での「まずは知ること。無関心が差別を助長する。」という言葉が心に響きました。

進路講話

 進路講話は、「介護の仕事~現場職員から伝えたいこと~」と題して社会福祉法人徳充会の介護福祉士である嶋田紀依さんにお話を伺いました。介護現場の実際の仕事内容や、魅力ややりがい、大変なことなど率直に語っていただきました。介護の仕事を通して、ご自身のコミュニケーション能力が向上したこと、日頃大切にしている「利用者主体」、「できることを奪わない」、「笑顔と感謝」など、介護職についてよく知ることができました。
 なお、この講話は、石川県の「介護・福祉の仕事の魅力伝道師派遣事業」として取り組まれました。

城北祭(2日目)

 城北祭の2日目は毎年恒例のバーベキューです。全員で協力して準備をして、玄関前でバーベキューを行いました。男子がバーベキュー用の火起こしなどの準備をしている間に、女子は調理室で野菜のカットを行いました。おいしいお肉に舌鼓を打ち、自然と会話も弾み交流を深めることができました。振興会、同窓会、PTAの役員、卒業生も参加していただき大いに盛り上がりました。

城北祭(1日目)

 城北祭(学校祭)の1日目が行われました。今年度の城北祭のテーマは「Smile Festivalー笑顔の花を咲かせようー」です。1部は、生徒会執行部が中心となって準備をしてきたクイズでした。イントロクイズや先生方出題のクイズなど、盛り上がりました。2部は、体育館でゲームを行いました。フリスビーを用いたPK戦等、チーム対抗で行い歓声が飛び交いました。卒業生や退職された先生も参加していただき、笑顔があふれる学校祭になりました。

まなびの広場ー伝承 折り紙ー

 今年度2回目の「まなびの広場」が開講されました。講師を「石川県生涯学習インストラクターの会能登支部」の方が務め、昨年に引き続き「伝承 折り紙」を行いました。今回は秋の紅葉を彩る「もみじ」をつくりました。はじめは普通の折り紙で作り方を覚え、その後で小さな和紙を用いて6枚のもみじを折りました。参加者の誰もが折り紙に没頭し、楽しいひとときを過ごすことができました。

防災訓練

 前期期末考査の最終日に考査後の時間を利用して、地震を想定した防災訓練を実施しました。地震発生と同時に停電したという想定で、まず机の下に潜り、しばらくしてから屋外へ避難しました。実際に校舎全体を消灯し、各教室に備え付けの懐中電灯のみで避難をしました。足下を照らしながら、慌てず落ち着いて避難しました。全体の講評では、最近相次ぐ台風や地震、水害など、災害はいつでも自分たちにふりかかってくるものであり、具体的な備えが大事であることが確認されました。

企業見学

 本校では、地元企業(七尾市・鹿島郡・羽咋郡市)への理解を深め、就業意識の形成を図るため企業見学を行っています。夜間定時制の本校は、時間的な制約から学期中に企業見学を企画することが難しく、夏休みに実施しています。今年は、羽咋市の創和テキスタイル、北陸モンベルの2社に企業見学を引き受けていただきました。会社の概要や業務内容について説明を受け、実際の業務や作業、設備などを見学しました。生徒は活発に質問を行うなど、将来につながる貴重な体験ができました。