学校だより

学校行事

租税教室

 税理士の大宮隆氏による租税教室がありました。国の歳入と歳出、国債残高の推移、財政の硬直化などを説明していただきました。IMFが2030年に消費税を15%に引き上げるべきと提言していることなどがわかり、税の使い途について考えることができました。生徒の感想では「教育の公費負担が一人あたり12年間で1000万円以上と知り、税金を身近に感じることができた。」「2050年には一人のお年寄りを1.2人で支えることになるのは不安」などがありました。

石川県定通冬季体育大会

 第13回 石川県定通冬季体育大会が卓球競技は金沢市鳴和台市民体育館、バドミントン競技は金沢中央高校体育館で行われました。本校からは、それぞれの競技に1名ずつ参加しました。どちらの会場でも、冬の寒さを吹き飛ばす熱戦が繰り広げられました。卓球競技では、トーナメントを2回勝ち抜き、3位入賞を果たしました。おめでとうございます。

人権教育講話

 富山県の小中学校でスクールカウンセラーをつとめられている公認心理師の橋本順子さんによる講話がありました。演題は「多様性を認め合いながら、自分らしく生きる」で、里山でのヒトや動物、自然が支え合う生活を通して互いに認め合うことの大切さを語っていただきました。「自分の中にある差別・偏見・決めつけに気づくことができた」など、講演の後の生徒の感想がありました。多くの子どもに関わる中での体験談や、「自分自身への暴力をやめて」というメッセージは深く心に残りました。

第2回学校保健委員会

 第2回学校保健委員会(歯科保健講演会・歯磨き指導)は、歯科医の木元美貴先生を講師にお招きして行いました。生徒・職員に加え、学校医の三林先生、学校薬剤師の橋本先生にもご出席いただきました。講義では、歯垢が歯周病菌の排泄物であることなどが写真や動画を用いてリアルに語られ、参加者はすぐに歯医者に行こうと決意した様子でした。歯みがきの実演指導では、「染め出し」を用いて十分に磨かれていない箇所を確認した後に、ブラシの持ち方や歯へのあてかたなど、細かく指導していただきました。 

進路講話

 「介護・福祉の仕事の魅力講演会」は社会福祉法人徳充会の介護福祉士である嶋田紀依さんのお話でした。今年度は、施設で働く看護師、調理師など他の職種の方々の仕事を紹介され、福祉施設が「ONE TEAM」で運営され、重度の障害のある方々に日々奮闘されていることが分かりました。仕事をしていて、やりがいが「名前をよんでもらったとき」「ありがとうといわれたとき」との話も聞かせていただきました。生徒も、福祉の仕事の魅力を感じていたようです。なお、この講話は、石川県の「介護・福祉の仕事の魅力伝道師派遣事業」の一環として取り組みました。

城北祭第2日

 2日目は恒例のバーベキューでした。おいしいお肉を頬張りながら会話も弾み、参加者同士、より親睦を深めることができました。卒業生からはフルーツの差し入れがあり、おなかも心もいっぱいに満たされた1日となりました。

城北祭第1日

 今年のテーマは「Halloween Festival 2019 in 城北」~1人1人輝く星になろう~で、1日目は生徒会執行部が準備したクイズやゲームなどの企画が行われました。卒業生も参加して大いに盛り上がり、生徒の笑顔が見られる文化祭になりました。

第2回まなびの広場

 「伝承折り紙」というテーマで第2回まなびの広場が行われました。今回も石川生涯学習インストラクターの会の5名の方々に講師をつとめていただきました。先生もあらかじめ講習を受けて参加し、生徒と一緒に秋の味覚「柿」、「栗」を折りました。最後に、作品を色紙に貼り付けて仕上げました。

避難訓練

 前期期末考査の最終日に考査後の時間を利用して、地震を想定した防災訓練を実施しました。地震発生と同時に停電したという想定で、まず机の下に潜り、しばらくしてから屋外へ避難しました。実際に校舎全体を消灯し、各教室に備え付けの懐中電灯のみで避難をしました。足下を照らしながら、慌てず落ち着いて避難しました。全体の講評では、最近相次ぐ台風や地震、水害など、災害はいつでも自分たちにふりかかってくるものであり、具体的な備えが大事であることが確認されました。

企業見学会

 本校では、地元企業(七尾市・鹿島郡・羽咋郡市)への理解を深め、就業意識を高めるため企業見学を行っています。今年は、地域の中核スーパー、株式会社どんたくと世界的ブランド「天女の羽衣」を製造する天池合繊株式会社の2社に企業見学を引き受けていただきました。どんたくアスティ店では、バックヤードで運用する設備をつぶさに見学させていただき、仕事内容を深く理解できました。また天池合繊では有名デザイナーとのコラボ製品を手にとって見せていただき技術力の高さを知ることができました。2社の見学終了後、本校の図書室で株式会社どんたくの人事教育担当の小室さんが株式会社どんたくの企業理念や望まれる社会人像について分かりやすく話して下さいました。

学校公開

 1限目は全校生徒対象に、管理栄養士の神戸智美さんを講師にお迎えし「食育教室」の講演会がありました。夏の食事の注意点や、規則正しい食生活を送ることが大切だということを、わかりやすく話していただきました。食育に関するクイズも行われ、生徒も興味深そうに聞き入っていました。続く2、3限目は授業公開が行われました。生徒は暑さに負けず集中して授業に取り組んでいました。
 学校公開に参加された学校評議員、学校関係者評価委員、保護者の皆様方、誠にありがとうございました。

防災避難訓練

 今年度も、防災避難訓練が行われました。食堂から出火という想定でしたが、落ち着いて迅速に避難行動をとることができました。暗闇での避難が起こりえることなので懐中電灯を使用しました。避難後は消防署の方による丁寧な指導のもと消火器による消火訓練も行われました。
 連日のように報道される災害関連のニュース。災害は、どこか他の誰かに起こることではなく自分自身にふりかかる現実ととらえ、災害に対する十分な備えを行うことが大切です。今回の防災避難訓練は「備える」ことを実践する良い機会となりました。

第1回まなびの広場

 地域交流の一環として、石川県生涯学習インストラクターの会から佐竹麗子さんと出雲久子さんをお迎えして、今年度1回目となるまなびの広場が行われました。能登昔話「熊淵の長者」などの読み聞かせや新聞紙話など、お二人のジェスチャーをまじえた優しい語りに、聞き手の私たちの心も優しくなりました。ありがとうございました。

第68回県定通総合体育大会

 「第68回石川県高等学校定時制通信制総合体育大会」が開催され、本校からはバドミントン競技、卓球競技、ソフトテニス競技に参加しました。競技に参加した生徒は練習の成果を発揮し全力でプレーをしていました。また競技に参加しない生徒も一生懸命に応援をしていました。大会成績は、バドミントン競技女子個人優勝、準優勝、卓球競技男子個人で準優勝、ソフトテニス競技男子個人優勝という見事な結果でした。各競技の入賞者は、8月に開催される全国定通大会(東京都他)、10月に本県で開催される北信越定通大会に出場する予定です。







長谷川等伯展

 毎年行われている「ふるさと学習」。今年も全校生徒で七尾美術館を訪れ、七尾出身の等伯の作品に直に触れてきました。今年の展示で目を引いたのは「牧場図屏風」でした。大きな画面の中にたくさんの馬と馬を追いかける武士が描かれていて、馬の模様が実際には存在しないような柄で面白い絵でした。また学芸員の方の丁寧な解説のおかげで、等伯の描く馬のたてがみがきっちりと真ん中で分けられているということがわかりました。作品を長い間熱心に見つめる生徒もいて、やはり本物の持つ力は絶大でした。このような機会を設けていただいた七尾美術館に深く感謝いたします。

対面式・部活動紹介

 新年度2日目はまず対面式を行い、新入生と在校生が顔合わせをしました。在校生代表からは暖かい歓迎の言葉が、新入生代表からは「七尾城北高校で頑張っていきます」という決意が述べられました。
 続いて部活動紹介が行われました。担当の先生から、本校での部活動の様子や、今年度の活動についての説明がありました。

入学式

 入学式が行われ、6名の新入生を迎えました。式は、ご来賓、保護者の皆様にご臨席いただき、職員、在校生も参加して行われました。担任の先生による呼名の後、校長先生より入学が許可されました。
 校長先生の式辞では、「夜間定時制の七尾城北高校があったおかげで自分は高校に進学でき、良い人生を歩むことができた。感謝している。」という現在86歳の第1期卒業生の方の話を紹介され、新入生にとっても充実した高校生活になるよう期待を述べられました。
 教育振興会会長の山口様の祝辞では、新、転入学生に対するあたたかい励ましと力強い応援のメッセージをいただきました。
 代表の生徒からは、勉学や就労に励んでいきたいという宣誓が行われました。
また、祝電によるあたたかなメッセージをお寄せいただた皆様方に感謝いたします。

新任式・始業式

 平成31年度(令和元年度)が始まりました。新任式では、教頭先生を始めとして4名の方が新任のあいさつをされました。その他に着任された6名の方々については校長先生より紹介がありました。始業式では、校長先生から、今年度は元号が変わる節目の年であり新元号「令和」が”beautiful harmony”と英訳されるということ、この1年を自らのペースを大切にして充実させて欲しいというお話がありました。

「トップが語る石川の産業の魅力」講演会

 天池合繊株式会社から代表取締役社長の天池源受様をお招きしてご講演いただきました。テーマは「世界一の技術を能登から世界に発信」で、講演と同時に同社が誇る「天女の羽衣」の実物展示もありました。パリコレなどのファッションショーに果敢に出展し、有名ブランドやデザイナーとのコラボを実現し、ブランディングに成功しました。研究、開発、製造、販売までを一貫して手がけ、顧客の要望に全社あげて対応することで世界一の製品を生み出したことがわかりました。実際に手で触れた「天女の羽衣」は繊細で軽く、生徒たちも思わず驚きの声をあげていました。
 なお、この講演会は、ジョブカフェ石川が開催する事業の一環として行われました。

校内球技大会

 球技大会の種目は、「スポレック」という競技で、短いラケットと軽いスポンジでできたボールを使用するテニスに似たスポーツです。今年度は、事前の練習から盛り上がり、本番も白熱した試合が連続しました。人数の関係で男女混合でシングルス戦を行い、女子にはハンディが付きました。今回はエキシビジョンマッチでダブルスを行い、教員も参加しました。全員で盛り上がる球技大会になりました。